更年期は自律神経が乱れやすい。
昨年、そのことを身をもって体験して、「整える」ことの重要性を認識した。
昨年、そのことを身をもって体験して、「整える」ことの重要性を認識した。
あのつらい状況にはもう二度と陥りたくないし、ごくたまにではあるけれど、またおかしくなってしまったらどうしようと、不安が頭をよぎることがまだある。
症状が一番ひどいときに先ずやったのが、家のなかの片付け。
移住でもするの?っていうくらい大掃除と断捨離を、文字通り寝食忘れて行った。
寝食忘れるくらいの勢いもまた、異常の現れでもあったのだけれど···
だいぶ片付けがすんで、部屋の中の気の流れが整い始めたところで、次に心がけたのが、夜よく眠ることと、朝日を浴びること。
ちょうど寒い季節であったけれど、世の中が動き出す前の清んだ冷たい空気のなか、ベランダで朝日を浴びながら深呼吸したりストレッチしたりしてから、一日を開始するようにした。
世間と自分自身が外出できない時期がちょうど重なって、ベランダが唯一、外の空気を吸う場所になった。
それで、もっとベランダを居心地のいい場所にしたくなって、溜まった泥やゴミをきれいに掃除し、少しづつグリーンを増やしてきた。
今では、朝起きるとまずベランダに出て、落ちた葉っぱをホウキで掃いて、グリーンの手入れと水やりをするのが習慣になった。
時間にするとほんの数分くらいのプチ掃除なのであるけれど、実はこの「ちょこっとお片付け」が、自律神経を整えるのに役立っているのだそうだ。
毎日のことだから、労力を使わず、のんびりやっても、すぐにキレイになるから達成感がある。
かといって時間に少しだけ余裕がないとできないことだし、相手は生きものだという思いがあるので、ちょっと早起きするようになる。
もちろん、朝日を浴びながらやるわけである。
こうして考えてみると、自律神経を整えるには、すごく効果的なことをやっているのだ。
ベランダと玄関にはそれぞれ専用の(昔ながらの)ホウキを置いてある。
埃と邪気とを一緒に掃き出すことも、心を整えてくれていると感じる気持ちのよいちょこっとお片付けのひとつであるから、掃除機の時代になっても、ホウキは「整える道具」として1本くらい良いものを持っていてもよいのでは、と同世代の方々におすすめしたい。
ベランダに花ものは基本的に置いていない。
なので、華やかさに欠けるかもしれないが、かわりに香りのするものが増えた。
ハトや虫除けが目的でミントやゼラニウムを最初に置くようになったのがきっかけ。
最近仲間入りしたのは、ユーカリとローズマリー。
香りにも癒されている。
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