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3年前くらいに買ったお気に入りのカーディガン。
ベースは紺色であるが、よく見ると微妙に様々な色がミックスされている。
前後どちらでも着られる。
ベーシックだけれど、着るとちょっと目を惹くお洒落感があり、私は「キャサリン妃のセーター」と呼んでいる(笑)
ウールにヤクの毛が混ざっているからだろうか、毛玉ができやすい。
けれども、私は浅草の老舗の優秀な毛玉ブラシを持っている。
毛玉カッターよりもブラシのほうがダメージが少ないと、老舗の番頭風のおっちゃんは熱弁していた。
ブラシをかけるとスッキリするのも楽しく、私にしてはめずらしく、割とまめにお手入れしている。
とはいっても、やはりブラシをかけるたびにセーターの毛の量が減っているのは否めない。
しかも、ドライクリーニングには出さずに、家で洗っていたりもするので、そのうちフェルト化していくんじゃないだろうか?
でもそれもまた化繊のセーターでは出ない趣があって、良いと思う。
それくらい気に入っているのだ。
愛着あるものには、自分なりの手を加えて、オリジナル度をアップさせるのも楽しい。
今シーズンは思い立って、パリの手芸店で買ってきたカラフルなボタンを襟にぐるりとつけてみた。
テイストが似ていたので、益子の陶芸作家さんのボタンとブローチも組み合わせて・・・
このセーターを買った店は、コロナ禍の打撃を受けて、先月閉店してしまった。
素敵なマダムが経営していたパリの手芸店は、まだあるかな?
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