かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

警察本部長殿

2017年07月15日 | KIMONO

今季初の夏キモノ。

母からもらった紬。
気に入っている。

しかし、毎年丸洗いに出してきたが、よく見ると落ちないシミや袖口に薄汚れがある。

帯は昨年、ヤフオクで。

しばらーく眺めていたが、誰も入札する気配がなかったので、頂いた。
締めやすい。


一年のなかで、キモノを着るならどの季節が好きかといえば、夏かも。

夏はきちんとキモノを着るには忍耐がいる季節ではある。
けれど、それだけに気合が入って、鏡のなかの自分の顔が引き締まって見える気がする(笑)

それに、こういうシャリッとした夏紬の軽やかさとか、羅帯のザラザラゴワゴワした肌触りは着ていて楽しい。

暑くないと言えばぜったい嘘になるが、夏キモノは見ている人には涼感を与えるものらしく、オンナっぷりがあがるお得感も否めない。


今日の午前中は、警察本部で、禁煙講話をした。

禁煙希望者が記者会見室に集まった。


驚くべきことに、本部ビル内には、まだ喫煙部屋が設けられていた。

禁煙希望者の妨げになり、廊下にまで毒ガスが漏れ流れているような喫煙部屋は即刻廃止すべきである。


『このビルで一番偉い人に会わせて。直接お願いするから』

警察学校には何年も前から毎年行っているが、本部内に侵入、いや、訪問したのは初めてである。
せっかく来たのだから、ついでに責任者に会っていこうと思った。


『一番偉い人はなんていう役職?』

こいつ、マジメに訊いとんのか?という顔でみんなワタシを見ている。


『ここは警察本部だから、責任者は警察本部長って言うのかな?』

(なにか、タブーを犯してしまっているといった顔で、みな黙って頷くのみ)


帰りがけに、会を企画してくれた顔見知りの厚生課の人に、本部長との面会を頼んだら、アポなしでは会えないという。


『知事より偉いの?』

「いや、そこまでは・・・」

ふーん。


さて、どういう作戦でいこうか。

アタシはホンキですからね。

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