かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

脳内ドーパミン

2010年06月20日 | おんがく
当直明けの朝。
医局でヴィヴァルディをさらっております。

職場で練習するときは、図書室の一角にある視聴覚室などを利用するのですが、週末で人がいないのをいいことに、おおちゃくをして自分のデスクで

天才ヴァイオリニスト、パガニーニも、普段はしっかり練習を重ねていたとか。
ツアー中、彼のおっかけをした何とかさんという人がその様子を記録に残していて、パガニーニは宿泊中のホテルの部屋で、弱音器をつけ、小さな音で、難しいパッセージをかなりゆっくりとしたテンポで何度も繰り返し弾いていたのだとか。

それにならって、ワタシも弱音器をつけ、小さな音で、音程に気をつけながら、ゆっくりとさらってみました。

そんなふうに延々とやっていると、小難しいエチュードをやっている気分になり、左前腕の筋肉に乳酸がたまってくるのと同時に、脳内ドーパミンが分泌され、少々気持ちよくなってきました。

この時間になると、ときどき、医局に人が出入りしてますが、みなさん黙認してくれております。
日曜日も朝から出勤してきて、みんな働くのが好っきやねえ。

さて、アタシはもう少し練習してから、午後の合奏に出かけますぜい。
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