大人向けと子供向け？

今年に最初の仕立て帯は、インドネシアのカッコイイ黄金色の織物と紬着物を解いたものを合体させてみる。

新宿の紀伊国屋ビルにあるお店で見つけた織物。
年に２～３度のぞいて、アジアの布を見つけている店。

お店のマダムたちに、「帯にするといいわね」とお墨付きをもらった。

亀が連なってる象牙の帯留が置いてあったなあ。
あんなスゴイ帯留つけても負けないくらいの強い帯を、いつか仕立ててみたいなあ。

紬のほうは、一昨年見つけたもの。
龍の丸紋が目に付いた。
ただし、「染め」としては、あまり良くはない。

着物としては似合わないけれど、帯にならと、買っておいた。


このふたつの織物を、「昼夜帯」に仕立てる予定。

いうなれば、リバーシブル帯ね。
名古屋帯のように、途中から半幅になってない。


最近、授業に締めていくのには、どんな帯がいいだろうかと考えている。

いまのところ、福助どんの帯に勝るデザインのものは見つからないし、思いつかない。

今回の黄金昼夜は、大人向けの雰囲気だよなあ。

でも、子ども相手だからといって、変にポップなものにはしたくないと思ってる。
伝統的、正統的なホンモノで、かつ、子ども達の興味をそそるようなインパクトのある帯・・・。




今日は初雪。

幸い、道路は大丈夫そう。