かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

オーストリア人たちに味噌汁を提供するの巻

2025年03月06日 | ドイツ生活
義実家にきょうだい家族が集って、みんなでランチを食べることになった。
もちろん料理は、ママが腕を振るう。

前回、クリスマス休暇の際に、義弟Gの家に招かれてご馳走になったとき、義妹Kに「今度は日本の料理を食べましょう」みたいなことを言われたのを思い出した。

それで、日本から何の準備もしてこなかったが、つい、その場の思いつきと勢いで、「私も何か作る」と言ってしまった。

Eの意見もききながら、ママの手料理の邪魔をしないもの、と考えて、スープを作ることにした。

近所にスーパーがあるけれど、Eが気をつかって、隣街のKremsにある大きなスーパーマーケットまで材料を買いに出かけた。

最初はブイヨンを使った野菜スープに使用と思ったが、なんと味噌と豆腐が売られているのを見つけたので、味噌汁を作ってみることに。



ダシのもとやコンブはなかったので、干しシイタケで出汁をとった。


具はチンゲン菜と豆腐。

豆腐は固めで、味も良くない。

Eいわく、「みんな本場の味は知らないんだから(美味しくできなくても)大丈夫!」と励ましてくれたけど、そういう問題じゃないでしょー(怒)


味噌は白と赤の2種類があって、今回は白をつかった。
白味噌といっても、京都の白味噌のようなマイルドさはない。
合わせ味噌くらいの味。

塩分多めの食生活の彼らにあわせて、かなり多めに味噌を使ったけれど、それでも味は物足りなさを感じたみたい。
赤のほうがよかったかな。

彼らは味の濃い中華料理は知っていても、日本のそれは未知の世界。

塩気がたりないなとパパたちは言っていたそうだけれど、Eが「こういうものなんだよ」と説明したら、「そうか、美味しいな」と言って、お椀一杯全部食べてくれたし、残った分をパパとママは翌朝も飲んでくれていた。


ピンクのプラスチック製のカップが並んだ食卓は、いつもの食堂の風景とは違っていて、ちょっとドキドキだったけれど、初めての和食披露は、とりあえず成功かな。



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