癖のあるお客様からまた要望が``r(^^;)
「前はこの犬白かったやろ?!元に戻しとってや!」
(・-・)・・・ん? 白かった?
ヨークーシャー・テリアなのに????
よくよく話を聞くと(電話予約)
どうも飼い主さんは「毛布の色がついた」と思われている
手足など部分的な茶色。
「あぁ・・・それはですね、皮膚が悪くなったため変色・・・」
とこっちが説明しているのに
「あのねー!だからね!!!毛布の色がついてるやろ?!!!」って
負けませんよ
この“変色”というのは一般的に見る
マルチーズなどの白い毛の子の“涙やけ”や“涎やけ”
湿っているところに細菌が繁殖しやすくなり
変色するのです。歯石が付いてても菌により口周りが茶色く。
また手足をペロペロなめる子も、手足が変色したりします。
で、その電話主さんのヨーキー君はというと・・・・
原因はアレルギー。主にノミアレルギー
毎年毎年言っているのに・・・ノミ予防が大雑把ε-(ーдー)ハァ
ノミアレルギーにより背中や手足が茶色く変色。
一度変色すると取れません。
(昔は漂白剤使ってたところもあるらしい。今はない・・・・と思う。
というか、皮膚が弱いのにそんなの使うの問題外!)
対策としては一度変色した毛をカットし
その後変色しないように努力するしかありません。
(涙やけ除去剤などは菌を繁殖させないための塗布剤で
決して脱色とかするわけではありません)
耳が悪くて変色したならば、耳の治療が先。
口周りが変色したなら、歯石除去が先です。
もちろんノミアレルギーなどはノミをつけない!
アトピーの(皮膚の弱い)子も変色する子が多いです。
ランちゃんは茶色がなくなりましたよ♪
てんかん発作の涎や失禁があるのに
ちょっと毛が長かったので短めにして
飼い主さんがそのつどお手入れをしやすいようにした結果です(^^)
飼い主さんの努力にかかっています~。
結局、電話主さんには
「シャンプーでできるだけ落としますがそれ以上は無理ですよ」と
説得するしか方法がない・・・(苦笑)