Charudon bijoux

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創業61年になりました。

秋 2弾!

2012年10月04日 | 雑誌
台風も過ぎて天気も回復し気持ちの良い日になりましたね。

今年の秋は去年からのトラディショナルな雰囲気がとても気になりますね。トラッド、プレッピー、などはもちろん、カントリーなども。
原点回帰になってきているというより、ただの50s60s70s80sの焼き直しに感じます。若い人は始めてでしょうけど、ある程度の年の人は昔こなした物ですから、お家に数枚、数個は当時の物が残っていれば、それからイメージを派生させていけばいいでしょうけど、ただシルエットが微妙に違うのでただ出して着るとただのお年寄りになるので気をつけてください。しかし上手く使えばわざわざ買う事もないのではないでしょうか。お店やさんがこんな事言ってはダメですね。

お客様の中で組み合わせで昔の物を上手くかっこ良く着てくるお客さんもいて、いつも教えてもらっています。やはり上質で良い仕上げのものはいつになっても色あせませんね。みなさんももう一度クローゼットを引っ掻き回してみましょう。バブル時の物が今流行の流れに戻って来ています。

しかし質が問題ですね。今の物と違ってかなり質がいい物を持っている場合に限るんですね。ですから今買うものも安いのは良い事ですが、質をきをつけないといけません。

自分はバブルの時ですら金のない貧乏学生でしたから一流の物に手は届きませんでしたが、代わりに古着で安く手に入れた上質の物が今役に立っています。例えば今年なら60年代のハリスツイードのウールジャケットなんてもう一度出して着ようと思っていますね。良い物を大事長く使うというのもエコなうえファッショナブルでもあると自分は思っています。

さてなんでそんな話しをしたかと言うと、今年も作家さんに作ってもらいました。



去年も完売したイギリスの古い軍用ウール毛布をカスタマイズしたバックです。毛布にレザーでパッチワークしてアンティークな感じなのにキュート、裏地もアンティークで完全にハンドメイド、それも作家さん自身によっているので、うちに入って来る数はシーズン中に4個も無いと思います。



これは一生ものですね。決して値段は安くないですが、全行程を一人で作られている1点物ですから、正直安いです。

お時間を是非作っていただいて、ご来店をお待ち申し上げております。