悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

自己否定は心のリスカ

2024-12-27 18:30:00 | 過去のこと・気付き(家族)

虐待されて育った碧音。

今は、だいぶ、マシになって

きたものの、昔は、自己否定の

嵐だった。

ひどいときは、周囲に不幸に

なる人がいると…

 

 

自分は周りを不幸にする

疫病神なんだ

 

 

と考えていた。

でも、普通に考えても、碧音が

原因で不幸になったのではない。

その人自身に問題があるから、

不幸になったのだ。

直接、碧音が関わったわけでもない。

なのに、全て碧音が悪いと考えた。

 

 

今では、だいぶ、その考えをしない

ようになってきたように思う。

今年は、複雑性PTSDについて、

色々学んできた1年だった。

学ぶことで、自分の考えが、どう

歪んでいるのかを理解するように

なってきた。

母親の口癖は…

 

 

お前のせいで不幸だ

お前が幸せになるのは

絶対許さない

 

 

自分の不幸な理由を全て碧音の

せいにし続けてきた。

親として成長しようとしない母。

不幸の原因は、母親自身の

間違った選択の結果である。

決して、子供のせいではない。

 

 

 

でも、子供は親の言葉の裏の

意味まで理解できない。

全て肯定的に受け取ってしまう。

先程の母親の言葉を碧音は、

そのままの意味として受け取った。

だから…

 

 

自分は不幸でなければならない

周りの不幸は、全て自分のせいだ

 

 

何十年も、そう思い込んでいた。

そして、毎日、毎日、自責を繰り返す。

ただでさえ、心が傷ついて血だらけだ。

そこに自責という心のリスカも加わる。

自分で傷ついた心に刃を向けているのだ。

 

 

こんなことして、自分を大事に

できるわけがない。

大事にすべき自分が傷つけてるのだから。

自分が軽く扱ってるのだから、他人に

軽く扱われても当然と考える。

 

 

自分を大事にしたいなら、

この自責をやめないといけない。

軽く扱う相手に優しくしなくていい。

相手の失敗を自分のせいにしない。

自分と相手の境界線を引く。

こんな小さなことから始めよう。

 

 

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