悲しみの城からの脱出

親からの呪縛から自分を解放するためのブログ

毒親育ちが考える戦争がよくない理由

2024-12-20 18:30:00 | 日記

あまり、毒親育ちという言葉を

使わないようにしているが、

今回は、わかりやすいように

この言葉を使うことにした。

 

 

よく【戦争反対・核反対】と

いう意見を耳にするたびに、

思うことがある。

彼らの戦争反対者の意見は

 

人を殺すのはよくない

 

悲惨な経験をさせたくない

(戦争経験者の言葉)

 

などが多いように思う。

だが、毒親育ちの私の意見は違う。

 

 

戦争は深刻なPTSDを抱える

原因になるから良くない

 

なぜなら、深刻な

機能不全家庭を増やす

原因にしかならないから

 

 

これが、碧音の戦争反対の理由。

そもそも、PTSDというのは、

ベトナム戦争に参戦した兵士が、

帰国後、さまざまな症状に悩み、

社会復帰ができない現象が

起こったことが理由で研究

されて分かった症状である。

 

 

以前、単回性トラウマと複雑性

PTSDの違いを説明したが、

(読んでない方は、こちら

戦争体験による単回性トラウマで

鬱などの症状が出ているという

ことである。

もし、参戦したのが半年以上で、

悲惨な体験を日常的に経験した

のであれば、複雑性PTSDを

抱える結果になることもある

だろう。

 

 

 

これは、トラウマ反応やストレス

反応によって、暴力をふるったり、

攻撃的な言葉を投げつけるなどの

DV行動が家庭内で増加しやすい

ということだ。

つまり、深刻な機能不全家庭が、

爆発的に増える可能性がある

いうことである。

 

 

 

機能不全家庭が増えると

どうなるのか?

 

パートナーや配偶者、子供

へのDV、モラハラ。

アルコール依存や共依存などで

自分のことで精一杯になり、

子供の育児放棄や情緒的ネグレクト。

その他、ありとあらゆる虐待が

行われることになるということ。

 

 

 

その結果、親に全く気遣われずに

育つ子供たちが増加し、彼らが、

大人になってから問題行動を

起こし、社会問題が増加する

結果を招いてしまう。

だから、戦争は良くないと

碧音は考えている。

 

 

恐らく、これは、毒親育ちの

碧音だから、このような意見に

なるのだと思う。

日本人の戦争反対論者の意見を

見ていると、何だか、ふわっと

しすぎていて、いまいち、

現実味のない意見にしか

思えないことが多々ある。

 

 

 

ハッキリ言って、進んで、

戦争したい人なんていない。

一番考えるべきは、戦争後の

心の傷を負った人たちへの

ケアがとても大変で、一生、

その心の傷の痛みと向き合い

続けて、生きていかなねば

ならない人がたくさん増えて

しまうということだ。

 

 

 

そして、PTSDを抱えたまま、

治療せずに親になった時、

心の傷の痛みを思い出しながら、

子育てをすることになる。

当然、親に余裕がないから、

思い通りにならない子供に

苛立ち、怒りを感じて、

その感情を子供へ叩きつける。

 

 

これを何度も繰り返し、

何世代にも渡って繰り返すのが、

【虐待の連鎖】だ。

この連鎖を断ち切るのは難しい。

だから、毒親育ちは苦しいのだ。

 

 

 


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