わたなべ 緑の猫、猫、わたし

マドモアゼル・ジェジェの作者わたなべ 緑の7匹の猫達との生活、富士山の様子!海外での旅行記ブログです。

クローディと私の仕事!

2011-09-15 | わたなべ緑の人形たち
今日は色々の皆さんの質問に出来るだけ、答えていきます。書き込みの所では、限界がありますからね!まず、クローディの肌色の事ですが、当然、ソフトビニールは肌色です。
▲クローディのカタログ、クリックです!


陶器の小物達も肌色です。磁器の一番大きいクローディ(木箱に入ってます。)もごく薄い肌色が付いてます。そして、下の写真の少し背の高い、オルゴールの入ってないクローディも、薄い肌色です。


それはなぜかと云うと、肌色の方が、当たり前のドレスが似合うからです。白い顔だと、高貴な感じが出過ぎて、別珍とかのドレスしか似合いません。チェルパパの人形は、白雲の顔で、柔らかい感じが出ているので、濃いプリントとかも、似合います。


そして、みぃさんの手作り陶器は、はじめは土の中に空気が入っていて、パンクしたのですね!二度目のは重たい中が空洞でない、所を見ると、磁器ではありません。私の人形ははじめは粘土型を作り、これもkazuさんと協同作業です。


上の写真はフランスの私の手芸の本、フエルト小物です。可愛いでしょ?そして、原型を石膏型で抜き、この時kazuさんが、型が綺麗に抜ける様に力を発揮します!この石膏型で、今度は中に固い石膏原型を作ります。


山の家の猫の絵です。気に入ってます。丸池さんの奥さんの絵です。そして、この固い原型に又、外になる石膏の型を幾つも作り、その内側に何ミリかの磁器を流し込みます。水分を石膏が吸ってくれたら、取り出して焼きます。原型で磨き、製品で磨いて、こんなにきれいな顔が出来ます。


さて、パパとママと子供達、何匹いるでしょうか?陶器の話は、今日はざっくりですが、何度も部分の事話しますから、流してよんでくださいね!  


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6 コメント

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お仕事ですよ! (tamiさんへ!)
2011-09-16 11:31:21
富士山が見えたって?ここら辺りは、まったく、雲の中でした。でも昨日富士の5合目まで行った人は、やはり、東京方面は綺麗に見えたそうです。で、そんな訳で、カタログとか何にも無しなんです。今まで前ばかり見て、仕事に励んで来たので?何にも残ってなくても、気にしませんでしたから、バチがあたったかな!
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クローディの目! (みぃさんへ!)
2011-09-16 11:24:41
目については、基本的に一人が仕上げてました。クローディの目の下塗りは、3人くらいが描いていましたが、目を入れるのは、一人しかいません。だから、台風の時、その人が屋根から落ちたとき等、大騒ぎでした。それを、20年続けてたのです。kazuさんの工場で・・足りない足りないと云う時に、他の工場がやらせてくれと云ってきますが、何処も駄目でした。地肌のいろ、目の描き方、まず、原型も大違いでした。それから、大きいジェジェのねじは金色でしたね!特別な金型を作る事は出来ませんでした。
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難しい話ですね! (チェルパパさんへ!)
2011-09-16 11:13:44
私の古い物の写真は、カタログも、人形もありません。全部写真をスキャンした物です。その写真もあまりありません。昔はデジカメも持っていなくて、サンプルを作った、工場の事務所で写した写真を貰った物だとかなので、良い写真がありません。サンプルも全部3体ずつは、頂けるのですが、20年も作り続けていると、サンプル貸し出しとかで、出て行ったきり戻って来てません。今になると、残念なのですが・・・
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またもや・・・ (tami)
2011-09-16 09:44:53
先生、おはようございます。

昨日は帰宅途中雲の上から富士山が見えていました!!
少しだけですが綺麗でした・・。

そして、クローディのお肌のお色の話、ありがとうございます。
うちのクローディちゃんは本当にホワイトでグレーな感じなので肌色?と思っちゃいました。
ピンク色のほっぺがかわいくって、かわいくって。
35cmの大きさも丁度いい大きさですね。

カタログ欲しいなぁ~
みんなすごくかわいくって、お色違いのドレスもかわいいし、赤いドレスもかわいいですね!
カタログ画像何度も見ています。

またもや仕事中にもかかわらず上の空です・・・。

私もクローディ初心者なのでもっともっとクローディの事を知りたいです!
これからもよろしくお願いします

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有難うございます! (みぃ)
2011-09-15 21:48:24
先生、こんばんは。
今日のお話はクローディが主役ですね!
とっても嬉しいです!!!クローディは、色々な大きさやタイプがあり、手書き部分も多いのに、どの子も完璧に「クローディ」なんですよね。上手く言えないのですが、よっぽど原型がしっかりと完成された形になっている物なんだと思っていました。
先日のお話で、私が作ったのは、土から作る普通の陶芸です。そこの教室は色々な土を使い焼き物をやるみたいですが、白磁はやっていません。
ビスクドールなど作ってるのなら、きっと工程が解るんだと思います。でも、私は初めて聞くお話で、最初は???でしたが、何度も読み返して何となく理解出来た気がします。最終的には石膏の型なんですね。何だか外すの難しそうです。でも、もし窯があれば、やってみたいなぁ(笑)。それにしても、情熱と手間をかけて作り出したクローディなんですね。一番大きなクローディには、スペシャルなデザインのネジが付いているでしょう?家の子は手元に来た時にはすでにネジを無くしていて、残念なのです。クローディの透き通るような白さはちょっとサクラビスクを思いおこさせ、ノスタルジックな感じでもあります。
カタログや画像を拝見しても、奥深いクローディちゃんです。いゃぁ~~まだまだですね~。私はもっともっとクローディを勉強です(笑)。
また、機会あれば教えて下さいね。
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お呼びでしょうか? (チェルパパ)
2011-09-15 20:39:24
わたなべ 緑 先生 こんばんは。
毎日イケイケのプログ更新、夏バテ知らずですね。

今日のカタログは、年格好の近い姉妹たちで、店頭に並んでいた姿を懐かしく思い出しました。
焼き物の顔は何よりのプライドです。最新技術をもってしても同じ顔は再生産しがたい訳ですから。

顔色のグレートーンはデリケートで、ストロボ照射で撮影すると、青みがかってしまいます。
デジカメモニターではホワイトバランス補正されて見えますが、サーバーにアップされてプログで見ると、やっぱりわかります。
窓越し自然光で、肌色を付けてあげるのが良いようです。
あまり夜型生活じゃいけませんね。
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