満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

感想です(付けたしました!)

2019年06月16日 21時20分00秒 | A.B.C-Z
兵庫県の西宮阪急中ホールで「BACKBEAT」を観て来ました。
行く前はラブシーンが沢山ある?みたいなツイートを読んでしまい撃沈。
観る前から恋人がいる役とはわかっていましたが、
どこまで踏み込むのかな…と考えていたし、
全て自分で観るまでは何も書けないなぁ、と思っていました。
 
で。
 
観てきましたので。
 
感想です。
 
感想を読む前に、注意書きです。
 
まず、ネタバレの範疇、わかってません。
 
そして、これ一番重要なことなんですけど、
私は、リア恋(ガチ恋?)寄りの人間ですので、
ラブシーン、観る前からキツかった派です。
 
そういうのキモっ!
 
って思う方は、読んだらキモいと思いますので、
読まない方が良いです。
 
以下、感想です。
 
 
 まず、付けたします。
 
この舞台ってなんか、
 
スチュが〜!
才能と才能が〜!
アストリッドとの運命的出会い〜!
 
とか感想書いちゃったりしたんだけど、
私が地味にキツかったのはピートが解雇された所でした。
あんなバンドに捧げたのに、
いざビートルズが起動にのるかも?!という所で、
残酷にも不要と言われてしまう。
気付いていなかったけど、
本当はみんなから相応しくないと思われていたという。。。
冷酷なまでに淡々と切られるピートのシーンが、
なんか一番怖かったです。これが現実なのかなぁ、と。
 
付け足し終わり。
 
 
アストリッド(戸塚くん演じるスチュの恋人)への気持ち。
それを全身で表すシーンがあるんです。
そこがすごい好きでした。
 
つか作品に出演してきた戸塚くんだなぁと思いました。
感情がまさに爆発する感じ。
こう書いてしまうのは、つか作品から抜けられないの?
とか、下手すれば成長がないのかと誤解されかねない書き方なのだけど、
そういう意味で書きたいのではなく。
私は、戸塚くんの見せてくれるお芝居が好きなのです。
やっぱ、好きだ。
すごくシンプルな気持ちです。
そういうのが、そのシーンに詰まってたから。
好きなんだなぁって伝わってきたから。
すんごい素直に、ただただ
 
アストリッドが好きだ!
 
って思うシーンが、私は好き。
 
物語としては、ビートルズがビートルズと改名する前から始まります。
ジャニーズJr.のユニットが段々と頭角を現し、
デビュー前に脱退やグループカラーと合わないからとメンバーが変わり、
そしてデビューにあたってキャラが少し変更される、
みたいな、ね。すごいジャニーズっぽく書くとそんな感じです。
ジュニアの一人一人に物語があるように、
ビートルズがビートルズになるまでには色々あったよね。
というのが、ものすんごい噛み砕いたBACKBEAT。
 
私が今回思ったのは、
ビートルズというグループとして5人が見せる青春物語
スチュが人としてどう生きたいか
スチュとジョンの2人の関係性
という3つを観てました。
主軸はどうしたってビートルズの話です。
ビートルズが若い頃どう過ごしてきたか見るのは楽しいです。
わちゃわちゃと一つの大きな夢に向かっていく様は、
大きな夢である分パワーもあるし、
音楽にのせてビートルズが夢を叶えていくのは、観ている私も楽しかったです。
ただ、戸塚くんが演じるのはスチュです。
同じ夢に向かってきていたはずの彼は、
舞台の中で、ある日アストリッドと出会って変わります。
自分はどうありたいか、自覚してしまうのです。
多分、音楽的な才能に引け目も感じていたのかもしれないですけど。
で、彼は最終的にビートルズを辞める。
 
アストリッドへのキスとか、
行きずりの女の人役とのラブシーンとか。
 
最初の女の人役とのアレコレ。
当初恥ずかしい話なんですけど、見てるうちにブワーッて目の前涙。。。
スッと引いてったけど、「えっ、これキツ」
ってなった。最初。双眼鏡無いからよくわからないし。
でもエロ描写なのはセリフ諸々含めわかるし(笑)。
見た目は100パー戸塚くんなので、
スチュと思ってても、キツいもんはキツかったの!
演じてるってわかってたけど、いざ見たらびっくりしたんだよ…
2回目は、結構全編見通せて掴めたのもあって、
劇として切り離して観られまして。
双眼鏡、持ってきまして。
 
こ、こ、こんな表情してたんかー!!!
 
じっくり見てやりました。
双眼鏡、忘れたのホテルにだから。
ちゃんと最終的に双眼鏡使って観たから。
 
感想は胸に秘めときます。
 
演じてる戸塚くんの表情見るの大好き派。
戸塚くんのコロコロ変わる表情が好きだっ!
だから、どうしても双眼鏡で結構な時間観てたいのです。
忘れない限り全体を心置きなく見れることなんてないな、
って思ったから、昨日はね。双眼鏡無しで観ました。
っていうか、忘れたから強制的に双眼鏡無しなんですけど。
 
初日はアストリッドへの優しい仕草とかがとにかく見ててキツかった。
キスもそうだけど、
髪を撫でたり、見つめたり、そういう恋人への仕草が一番。
 
ラブミーテンダーもそういう点でキツかったんだけど、
何より「これは双眼鏡で見ないと始まらない大事さだろ〜!!!」
って思って観てました。
そういうオタ心でも揺れる。
リア恋とオタ心でめっちゃ揺れる。
 
オタ目線としては、
5人が映画館の裏?で共同生活を送って、
貧しく大変な日々ながらも夢に向かって生きてるシーンは見てて楽しいです。
 
何より生演奏!
 
良いですよね。
個人的に手拍子入れるの決まってるのに抵抗したくなる派なんですけど。
行ったら、いきなり、仕込み?って位、
曲始まった瞬間に指示もないのに手拍子開始するの。
パラパラと始まっていく手拍子…とかじゃないの。
曲始まった瞬間、両隣示し合わせたかのように手拍子揃ってんの。
なんか、抵抗したくなんの。
演者が手拍子して!ってやってたシーンはするけど。
他はリピーターから強制されてるみたいで苦手。
でもこれABC座でもそうだし、舞台のお約束なのかなぁ?
 
あと、スチュとジョンです。
 
そもそも芸術家になりたいスチュがなぜビートルズ?
って話なんですけど、ジョンの勧誘の結果です。
 
で、ジョンはスチュが本当にすごい才能の持ち主だと思っているわけです。
 
まー、詳しくは舞台を。って話なんですけど、
ラストシーンが。勝手な解釈なんですけど、
2人って天国で再会したんだなぁって。
今度こそ2人の才能を分かち合うことが出来ればいいのにね。
今なら色々コラボってあるし。
お互いが才能の持ち主だから、そういうことも可能だろうし。
 
なんか、そういうの考えたら、
ラストシーンにグッときちゃいました。
 
そんな感想です。
 
演奏楽しかった〜!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする