朝から超～機嫌悪っっ。
元々は理不尽に振られた仕事。
だけど滞らせたのは自分。
雑務に追われりゃ～滞る仕事も出てくるってぇもんだ。
しかしこれは言い訳。
『こんなことでグズグズ言われるな。
とっとと片付けてしまえ。』と部長のお言葉。
えぇ。えぇ。充分 分かっておりますよ。
こんなこともできないほど雑務に追われて忙しかった。
月末処理の自分の仕事も滞るほど忙しかった。
なんでもかんでもあたしにクレームやら雑用を
言いつけるのは勘弁して欲しい。と思っていた。
誰もが忙しいと分かっているさ。
忙しいのは自分だけではない。というのも
充分承知のうえさ。
だけど雑務がけっこう大変なことを分かって欲しい。
分かってもらえぬ もどかしさと
こんなことを言われ砕かれた自分のプライドに
イライラしながらブーツを脱いだら
ファスナーに爪をひっかけ
ぱっくりと割れた右手親指が痛い。
短気は損気どすなぁ。
どこにも当たり散らせないイライラと落ち込みの
宙ぶらりんな気持ち。
そして完璧に怒らせたこの一件。
意地の強さと
プライドの高さは誰にも負けませぬ。
もう絶対にグズグズと言わせない。
言わせるものか。
と、心に固く決めた月末の日である。
