みんなの力で 救えるといいな・・
救わなきゃいけない気がする・・
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<秋田クマ牧場2人死亡>クマ引き取り先、めどなく 経営者は牧場閉鎖意向:毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000000-maiall-soci
◇県「愛護の観点から対応」
鹿角市の秋田八幡平クマ牧場で女性従業員がクマに襲われて死亡した事故から27日で1週間。牧場経営者は牧場を「閉鎖する」と話しているが、脱走して射殺されたクマ6頭を除く27頭は、今も牧場内で飼育されている。残飯を餌として提供している病院は5月末で提供を打ち切る意向だが、クマの引き取り先などはめどが立っていない。
【秋田クマ襲撃】飼育頭数も把握せず…27日で1週間
県によると、同牧場のクマの餌は残飯を中心にリンゴやキャベツなどを2日に1回、1頭当たり10キロ。事故後は経営者らが餌を与えているという。
餌を提供している施設の一つ、大館市立総合病院は02年から入院患者の食事の残飯などをクマの餌として無償提供。週3回、バケツ6個に約50キロずつ渡していた。同病院は事故を受け、牧場の安全管理に問題があった可能性もあるとして餌の提供中止を決定。しかし経営者に「すぐやめられたら困る」と言われたため、5月末までは続けるという。
県には事故後、県外を中心に餌や資金の支援の申し出が寄せられているという。県は連絡先を聞き、必要があれば正式に支援を求めるとしている。
閉鎖後のクマの引き取り先を探すのも難題だ。札幌市の定山渓クマ牧場は04年に閉鎖したが、札幌市動物管理センターによると、営業停止した現在も10頭のクマが飼われているという。同センターは「引き取り手を探したが見つからなかったと聞いている。飼育者が引き続き飼っている」と話す。
昨年、この元牧場を訪れた日本熊森協会(兵庫県西宮市)の森山まり子会長は「残されたクマの様子を見せてほしいと頼んだが『責任者がいない』と断られた。クマがどのような状況に置かれているのか公開してほしい。劣悪な環境なのでは」と懸念。「経営不振は仕方ないが、一回飼ったのなら最後まで責任を持ち、残されたクマを大事にしてほしい」と訴える。
事故後、経営者から「閉鎖したい」という相談を受けたNPO法人「地球生物会議ALIVE」(東京都)は、県に経営者の意向を伝えた。5月1日にはメンバーが県を訪れ、話し合うという。県は「経営者や関係団体と協議しながら、残されたクマの対応を動物愛護の観点からやっていきたい」と話す。【小林洋子】
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この件で ALIVEさんが見解を表明しています。-以下、ALIVE-newsより-
その後、クマ牧場の所有者は牧場を閉園するとしており、今後、
残されるクマをどうするかが大きな課題となっています。
ALIVEとしては来月早々にスタッフが現地へ出向き、牧場の状態の視察を
するとともに、牧場経営者並びに秋田県庁の担当者と話し合いを行います。
また、本日付けでこれらに関しての会の見解をホームページに掲載
しましたので、どうぞご覧下さい。
http://www.alive-net.net/zoocheck/kumabokujou/kuma-hachimantai4.htm
今回の事故は、経営者は元より、飼育許可を出している県にも責任が
ありますが、このような劣悪な施設で不自然な飼育をされ、物乞いをする
クマの姿を問題視しない一般市民にも責任があると言えるでしょう。
この機会に、皆様もぜひ周りの方々に広く伝え、問題提起をして
いただきたく存じます。
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