平成26年度、ここ田舎茨城では
5251頭(犬2606,猫2645)の犬猫が
茨城県動物指導センターへ収容され、
その多くが、ボランティアの尽力及ばずガス室へ消えていきました。
犬猫共に飼い主不明での収容が多数を占め、
これは捨てられた犬猫の多さを表しています。
犬の捕獲頭数が最も多かったのは
神栖市 206頭 次いで鉾田市 147頭 でした。
住民や役所に保護され、
のちに動物指導センターへ送られた飼い主不明猫の頭数が
最も多かったのは
水戸市 185頭 次いで(またしても)神栖市の179頭、
これらの殆どが子猫です。
水戸市は以前から猫の飼養放棄も
他市町村と比べると多い傾向にありました。
また、交通事故等により路上で行政によって回収された
遺体の総数は7715体(犬576,猫7139)。
轢死体回収が最も多いのは、
古河市の698頭 次いで つくば市534頭。
どちらも多くが猫でした。
市の面積や道路事情の差はあると思いますが
古河市の轢死体回収数は毎年ダントツトップで
屋外生活を送る猫が多いことが想像できます。
茨城県は毎年1,000万円以上の税金を
轢死体回収にかかわる費用として市町村へ落としています。
ちなみに おばちゃんたちの住むまちからは
昨年度13頭の犬と19頭の猫たちが
おばちゃんたちの知らないうちに
指導センターへ行ってしまい、
202頭の亡き骸が公道で回収されています。
できることに限りはあるけど
来年もっと違った数字になるといいな、と
保護っ子たちの寝顔を見ながら思う
おばちゃんたちであります。