一条ゆかり先生のマンガ『プライド』を読みました!!
以下、ネタバレバレです!!!
オペラ歌手を志す麻見史緒は音大卒業を控えたある日、ハウスクリーニングのバイトで家に来た、同じくオペラ歌手を志す苦学生の緑川萌と知り合う。直後、史緒は父の経営する会社が倒産し、イタリア留学してプロを目指すという予定が不可能になってしまう。2人は優勝者に留学と帰国後のCDデビューの権利が与えられるコンクールで再会。史緒の尊大な態度に傷つき嫉妬していた萌は、決勝で史緒の出番直前に「あなたのお母さんはあなたを庇って死んだのよ」という衝撃的な事実を言い放ち、その言葉に動揺した史緒を舞台で失敗させて優勝をもぎ取る。
ひっさびさに一条ゆかり作品を読みましたが、いやー、さすが!!!面白い!!
史緒と萌、神野と蘭丸4人のドロドロさ加減がタマラないっすねぇ~★
13時半~のお昼のドラマ化してほしい
そんでもって、一条先生、やっぱり画力がスゴイ
絵がキレイなんだよねー。
史緒の気高さと美貌、萌の貪欲さ・腹黒さがセリフだけじゃなく、画面からあふれ出てくる!
かの有名な「有閑倶楽部」もそうだけど、セレブでゴージャス
な世界を描くのがとても上手だよね、一条先生。
全12巻、ぐーーーっと引きこまれて一気に読みましたが、ラストはちょっともやもや~な終わり方?
「萌、死にオチ」って・・・
レビューを読むと、酷評されてる方が多いようですね。
chihiは断然「史緒派」だったので、一件落着やれやれ。って思っちゃいましたが
先日読んだいくえみ綾先生しかり、何十年も第一線で活躍されているのに全く衰えを見せない。
一条ゆかりパワー恐るべし!を再確認。
でもって、この『プライド』
映画化されていたようですよー!!
さっそくDVDを観てみました~。
声楽家を志す萌は、ハウスクリーニングのバイトで同じく声楽科の史緒と知り合う。1枚5万円のオペラのチケットをゴミ箱に捨てるお嬢様の史緒。驚く萌を、史緒はその夜の公演に誘う。しかし、会場で音楽界の人々を見て、格差を思い知らされた萌は、史緒に激しい憎しみを感じる。貧しい家庭で育った萌は、実はしたたかな野心家だったのだ。父親の会社が倒産し、史緒が一文無しになったことを知ると、同じ境遇の萌は反撃を始める。
出演 ステファニー(麻見史緒)満島ひかり(緑川萌)渡辺大(池之端蘭丸)及川光博 (神野隆)
まず、一言・・・・
ステファニー・・・・ゴッツイよ、ゴツすぎるよ・・・(;´Д`) ナエ
この方、歌手なんですね。キャッチコピー「5オクターブの歌姫」。日本とアメリカのハーフなんやって。
ま、確かにストーリー的に歌が上手くないと史緒は務まらないわけですが・・・
右側の髪の長いのが史緒、黒髪が萌。
イラストポスターを見て分かるとーり、史緒は華奢な美人なわけですよ。
なのに実写のステファニーさん・・・なんか
胴体とかみっちりしてるし
「そんなに強がって・・・力になってあげたい、支えてあげたい!!」って気持ちが全く起こらなかったなぁ~
それにくらべて満島ひかりはよかった!!
超ハマリ役!!ハマリすぎて、めっちゃにくたらしいぞ、満島ひかり
歌も上手いんやねーと思ったら、この子「元Folder5」やねんて!!
マンガは史緒が主人公やけど、映画は完全に萌が主人公になっちゃってますね。
映画のあらすじも「萌目線」で書かれてるし。
ハマリ役といえば、及川ミッチーの神野も原作まんま(笑)
いいなぁ~、ミッチー!
蘭ちゃん役は渡辺謙さんの息子さん。蘭ちゃんとは全然雰囲気違うかったけど、女装は案外煮合ってたかも
映画は、原作のほんの序盤のみのストーリーとなってましたが、セリフひとつとっても原作に忠実に作られてたと思います。
ま、最後のライブシーンの歌はなんか安っぽかったけどw
途中萌が沖縄の曲歌う時、突然沖縄の風景を合成して
「すごい表現力・・・!」とみんなが拍手喝采してたのもめっさめさ変で激安やったけどww
「有閑倶楽部」のドラマ化しかり、一条ゆかり先生の世界を映像化するのは難しいかもなー。
どうしても安っぽくなっちゃうし、かといってやたらとゴージャスにしたらコントみたいになっちゃいそう
「天使のツラノカワ」とか「正しい恋愛のススメ」あたりは、もちょっと軽いタッチなのでドラマ化すれば面白いかもwww
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