春の大掃除と窓

まだ今週は雪が降ったりもしましたが、日差しが暖かくなってき、そして日もだんだん長くなってきたこともあり、外で過ごす時間が増えてきました。だいたい午前中だけサクルカを連れて公園に行っていたのですが、昨日は今年初、幼稚園の帰りにも公園に立ち寄り遊んで帰りました。

幼稚園の帰り道、ネルカが「今日は春の大掃除をしたんだよ」と言っていました。
日本の大掃除と言えば年末ですね。こちらは年に２回あります。一回はクリスマスの前、そしてもう一回はイースターの前です。私もしなきゃしなきゃと思っていたのですがネルカに先を越されました。

年に２度の大掃除でずぼらな私がすることは普段の掃除に加えて二つだけです。窓磨きとソファーを拭いてクリームを塗ること。ソファーはレザーなので時々手入れが必要です。本当はもっとした方が良いのでしょうがついつい面倒がってしないので年に２回だけはするように心がけています。
窓磨きも同じく。きっとこちらの人はきれい好きなのでもっと頻繁にしているのではないでしょうか。義母の家の窓ガラスはいつ見たって指紋ひとつついていません（我が家の子供たちが行くたびに窓にへばりついて外を見ているというのに）。私はこれも年に１～２回。クリスマス前は寒いことを理由にしないことも多いですが、暖かくなってきた春の大掃除の機会を逃したらもうするときはありませんもんね。これを書き終えたらするつもりです。

ヨーロッパにお住まいの方やホテルの窓等で経験済みの方には珍しい話でもなんでもないのでここからはスルーしてくださいね。

こちらの家は何かと掃除しやすくできていると思います。台所のシンクやレンジ周り、そして窓も掃除がしやすいなと感じます。特に窓は日本のように引き戸ではなく、扉のように内側に完全に開きます。だから窓のサッシに座って危なっかしく拭く必要がありません。




ハンドルを真横にして開けます。

こんな開き方もするので便利です。
普段はもっぱらこの使い方です。

ハンドルを上向きにして、窓を縦に少しだけ開けて換気します。

それからこんな風にも

見えますか。ハンドルを斜めにすると更にもっとちょっとだけ開けることもできます。

こんな風に開くので窓を開けるときはカーテンも開けなければなりませんがそれ以外は換気のために窓を開けておいても子供が窓から落ちる心配もないし（開け方がわからない内は…ですが）とても便利だと思います。

でもうっかりハンドルをガシャガシャ回すと窓が窓枠から外れるので気をつけてくださいね。
スロバキアに来たばかりの頃、窓が外れてしまった上、古い窓で建てつけが悪くなかなか元に戻せず、地上階に一人暮らし、とても焦ったことがありました。そういえばその頃もちょうどイースターでした。
ポイントはハンドルを定位置にしてから窓を開けるです。