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スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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ファッシング(謝肉祭)/fasching

2013-02-12 | オーストリア/Rakúsko
タイトルをファッシングにしておきながら、実は行かなかった。

今日はグラーツではファッシングがあった。
また例によって詳しいことはわからないのだけれど、とりあえず一番有名なのはあのリオのカーニバル。カトリック圏では明日からイースター(復活祭)まで断食をし、お祭りごとは避けるという習わしがあり、その前日の今日お祭りをする。と理解している。
高校の頃、1年間アメリカ南部に留学していたことがあるのだが、そこではマルディグラがあった。今思えばあれもこのことだったのだと思う。

グラーツでは旧市街を仮装行列が練り歩き、パレードや学校、職場など色々なところでクラプフェン(Krapfen)が配られたりする。
去年はこのパレードには行ったものの、クラプフェンはもらい損ね、なんとしてもリベンジに行きたかったのだが朝起きたら雪。ネラをベビーカーに乗せて出かける気にはならず断念した。


このクラプフェン、スロバキア(東部)にはないが、チェコにはコブリハ(Kobliha)という名前である。
ドーナツの中にカスタードが入っていたり、チョコレート(Nutellaのようなもの)が入っていたり、色々味はあるようだけれど、アプリコットのジャムが入ったものが最もオーソドックス。
去年はグラーツに来て初めてのファッシングということもあり、そしてやっぱり美味しいので、私たち家族、とにかく食べまくった。
今年はマルツェルが「(ダイエットのため)買わないでくれ」というのでまだ食べていない。でも一年に一度のことだものね、仕事の帰りに買って来てもらおうかな。(もう今日私は家から一歩も出る気はなし)

マルツェルがスロバキアに帰っていた4日間で太ったと言っている原因はこれ

マルツェルの誕生日ケーキ
今回もまた義母のナイスアイデアケーキに驚かされた。
甘さは控えめなのだけれど、美味しいのでついつい食べ過ぎてしまうのよね。

マルツェルは33歳になった。キリストの年と言われているのだそう。キリストが十字架に張りつけにされたのが33歳。キリストってそんなに若くに亡くなったのね。そしてそんなに若くして今もこれだけの信者を残す教えを説いたのね。そう思うとすごい。


さて、今日は私が外出が面倒だったこともあり、ネラはベランダで雪遊びをした。
この冬初めてベランダで雪遊びをさせたのだけど、広さといい、雪の量といい、ちょうど良かった。



あれ?雪だるまって玉3つじゃなかった?
ネラは4つめも乗せようとしている。


4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
クオリティ高い! (yuko.tamura)
2013-02-14 00:27:15
お母さんのケーキすごいですね!ネラちゃんの雪だるまはおばあちゃん譲りかな?
自分の背と同じ高さの雪だるま作るなんてすごい!かわいい(*^^*)
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yuko.tamuraさん (chihirko)
2013-02-14 07:47:47
コメントありがとう!

義母の作るケーキは本当にすごいの。
私の誕生日のケーキはなんと日の丸でした。
そのままホッケーの応援に持って行けるくらい立派なケーキだったわ。
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šišika pampuhy (kuniko)
2013-02-26 22:39:25
こんにちは!

この揚げパンって、ブラチスラヴァ辺りは「シシカ」(松ぼっくり)って名前で売っているし、中部だと「パンプーヒ」っていいます。

東部ではあまり食べないのかな?

ママのケーキの車、かわいいね!勿体無くて食べられませんxxxでしょう?
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kunikoさん (chihirko)
2013-02-27 17:21:07
そちらはあるんですね!
はっきり「ない」と断言したのはダメでしたね・・・

東部にもシシカはあります。
でも、ジャムは中に入っておらず、揚げパンの上に乗っているんです。義母曰く生地も若干違うとか(素人の私には同じに思えますが)。
でも広い意味で揚げパンと言えば同じですね!
パラチンキもパラチンケン、ブフティもブフテンとスロバキアとオーストリア、やはり同じお菓子が同じ名称で多く存在しますね。

ママの車は手に持って遊んでいたネラから取り上げ、大切にとってありますよ~!
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