スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
(当ブログに掲載している文章や画像など、無断転載することはご遠慮ください)

ニューノーマル

2022-01-12 | スロバキア2022


あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
そしてみなさんの1年が健康で笑顔の絶えない1年でありますように。

不思議な世の中になりましたね。1月から新しい会社に勤めていますが、面接、採用試験、契約、研修、家から一歩も出ることなく全てが進んでいます。それでも初めはやはり気を遣うもの、まともな仕事などほとんどしていないのに、何だかせわしなく、落ち着かず、朝から晩までパソコンに向かっていますが、ようやく少し気持ちに余裕が出てきました。

それから気になっていた語学学校の方もそれぞれの校長先生に事情を話し、後任の先生を紹介し、跡を濁すことなく辞めることができそうでこちらもホッとしています。

最近我が家は週末と言えばスキーです。コロナのために制限も何かと多く出かける先もあまりない中、家族でスキーを楽しめるようになり、オンとオフがはっきりつけられるようになったのは私にはとても嬉しい変化です。

こんなに近くに雪山があるのに、私はスロバキアに来て3度目のスキー、夫は25年ぶりのスキーです。
これまで我が家でスキーを持っているのはお隣さんからお下がりをもらったネルカだけで、ネルカだけが春休みに夫の職場で企画される社員の子供向けスキー教室に行っていました。けれどもとうとうそのスキーが小さくなってサクルカにまわり、これを機にサクルカをスキーデビューさせたかったのですが、春まで待たずにもうさせてあげたい。でも私たちが教えるなら私たちもスキーが必要、ということで私と夫、そしてネルカのスキーを買い、冬休み中、そして週末は可能な限りスキーをして過ごしています。

それにしても周りのパパとママたちを見ているとすごいですねー。ストックを体の前で横に(地面と水平に)持ち、子供を自分の横に立たせて一緒にストックを持ち、二人並んで滑ったり、後ろ向きで滑りながら、前かがみになって子供の板を手で固定して一緒に滑ったり、少し上手くなると、一人で滑らせますがコースを外れてリフト(こちらの多くのリフトはベンチに座るタイプではなく、スキーを履いたまま山の上まで引っ張ってもらうタイプです)のスキーヤーに突っ込んで行く子供に追いつき、先回りし、自分の板でスイっと方向転換させたり、どの技にも、どの指導にも、ホーと感心して見ていました。私も夫も自己流で滑ってきたので、教え方などわかりませんが、まぁ、サクルカも数日滑った後には大きなコースに出られるようになりました。

ただ寒いんですが、雪がないんです。これもある意味ニューノーマルですね。以前は1年の半分は雪があって、子供たちの散歩はソリを引っ張ってしていたというのに、ここ10年くらいは冬でも雪は貴重です。こんな寒いところで人工雪で滑るなんて。でもまぁ寒いので人工雪でも滑れます。ただし、景色はこんな感じ。それでもスキーはやっぱり楽しい。今週末も楽しみです。




post a comment