スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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誕生日ラッシュ

2018-02-02 | スロバキア2018
我が家の家族は全員冬生まれ、11月のネルカを筆頭に、12月は私、1月はマルツェルとサクルカの誕生日と続きます。義母の焼いてくれるケーキは毎回記録に残すためブログに公開しているのですが、今年はあまりに忙しすぎてネルカの誕生日ケーキも紹介しないまま、今週末はマルツェルとサクルカの誕生日パーティーです。

ネルカからのリクエストはウェディングケーキみたいに段のあるケーキ
義母はそれに応えてこんな2段のケーキにしてくれました。


マフィンのケーキです。

作ったときはもっと高さがあったのだそうですが、重みでマフィンのカップが低くなってしまったと。。。
下のピンクのカップはマジパン、上は生クリームでのデコレーションです。

ネルカ、7歳になりました。今年は小学1年生。一昨日、1月31日に初めての成績表をもらってきました。オール1(5段階評価で1が一番良い)1年生の1学期なのでまだまだ先生も甘いのでしょう。本人は達成感に満ちていますが、私とマルツェルはちょっぴり複雑な気持ちです。

スロバキアの学校では毎日宿題が出ます。基本的には音読とか、筆記体の練習とか単語の暗記とか20~30分もあれば済むものです。それが、ネルカの性格では毎日3時間くらいかかってしまいます。小さい頃から感じていたことなのですが論理的思考力に著しく劣り、そそっかしく、コツコツ努力が苦手、頑固で人の(特に家族からの)アドバイスを聞き入れられない、きわめつけが楽観的。「誰に似たんだろうね?」とマルツェルに言ってはみるものの、まるでこの言葉全部私自身のことかのようです。。。
そんな性格が災いして宿題は毎日のように涙、涙。

更にこちらの学校では成績表のノートがあり、各授業の態度、宿題、小テスト等々、毎日のように成績がつけられます。こちらも先生は大分あまく見てくれているはずなのに、成績が思わしくありません。担任の先生から授業やテストの様子を直接耳にすることもあるようですし、同じ学校勤務の義母は可愛い孫が落ちこぼれているなんて恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だったのではないでしょうか。私とマルツェルもこの半年間ネルカの学校のことを原因に毎日のように夫婦喧嘩しましたから。

まぁそうは言っても、ネルカ本人は学校が大好きです。
小学1年生の授業ですでに落ちこぼれるなんてこの先どうするの?とは思いつつ、楽観的な私はまずは学校に喜んで通っているのがいちばんと思っています。

あまりにネルカの出来がひど過ぎてネルカも苦労していますが、それ以上にこちらが滅入ってしまうことも多々ありました。でも絶対に子供が「私には出来ない」と自分の可能性を潰してしまうようなことはしたくない、ネルカが小学校にあがって私も親として学ぶことの多い年でした。

赤ちゃんの頃は寝てくれない、食べてくれない、幼稚園では先生と友人関係に悩み、学校に行ったらあぁ、これで日々の悩みから解放された!と思ったけれど授業で落ちこぼれ。一難去ってまた一難。でもこれが人生ですよね。

7歳も健康で、明るく過ごせますように。


そうそう、12月で私は40歳になりました。40歳記念の誕生日ケーキはマルツェルのアイデアで幼少時代から現在にいたるまでの私のスナップ写真のケーキでした。(食べられる紙、たぶんこれもマジパンだと思うのですが…ケーキのデコレーション用の絵や写真をプリントしてくれるところがあるんですよね。そこに頼んでプリントしてもらったようです)私の写真がどど~んと乗ったケーキだったので、今回は私のケーキの公開は控えたいと思います。。。

サクルカとマルツェルの誕生日ケーキはどんなものになるのかな。楽しみです。

2 Comments

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仁仁母さん (chihirko)
2018-02-04 03:53:58
今日はサクルカとマルツェルの誕生日を祝いました。
ケーキの飾りだけで4時間かかったと。
毎回そんなアイデアと手の込んだケーキを焼いてくれる義母には感謝の気持ちでいっぱいです。

中学生はきっと難しい年頃ですよね。でもその時期を楽しく過ごせているなんてとても素晴らしいことだと思います。
年齢が上がるほど、悩みも複雑になっていくのでしょうけど、頑張って子供と乗り越えていきたいですね。

コメントありがとうございます!
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誕生日ケーキ (仁仁母)
2018-02-03 15:07:10
こんにちは!
誕生日ケーキ、すごくかわいくておいしそうなケーキですね。
リクエストに応じてこんなかわいいケーキが作れるなんてすごいですね。
ネルカちゃん学校が楽しいんですね。いろいろあっても、それが一番ですね。
うちは、中学生でいろいろ親としては悩まされることもありますが、本人は毎日が本当に楽しいみたいなので、まぁいいかぁとなんとか乗り切ってます。
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