2年連続日本に帰ることができなかった今年の夏。平和で便利になったこんな時代にまさか帰ろうと思っても簡単には日本に帰れない日が来るとは思いもしませんでした。コロナ禍で家族から遠く離れて暮らす人の多くがそう感じたのではないでしょうか。
先日、日本×スロバキア家族の一品持ち寄りホームパーティーを我が家でしました。昨年は自粛したのでこうして集まるのも本当に久しぶりのことです。こんな時期なので開催すること自体悩みましたが、各家族にワクチン接種、もしくは抗原検査をお願いして開催しました。スロバキアに点在する日本人とスロバキア人ミックスの家族が、一番遠方は300キロ以上離れた地から来てくれました。持ち寄ってくれた料理はどれも美味しく、日本語でする会話はやっぱり弾み、子供たちにとってはスロバキアに住むハーフの子供たちは従姉弟や親戚の子のような存在、指折り数えたこの日を存分に楽しんでいました。国際結婚の大人たちにとっても、ハーフの子供たちにとっても大切なつながり、大切な時間だと毎回感じます。
日本で生活していたらきっと縁のなかったであろう人たちと出会えることも私にとってはとてもありがたいことです。
日本でなら学生時代の友人、会社の同期、同僚、なんとなくやはり自分と似た環境の人と出会うことが多かったように思いますが、こちらに来てからは様々な年齢、職業、出身の人に会い、どの出会いもとても面白いです。今回だって、共通点は「日本」、それ以外は住んでいる場所も、出身地も、年齢も、みんな違います。ホテル経営をする人もいれば、旅行会社を営む人も、サッカー選手も、出会う度にそれぞれの頑張りに刺激を受けます。
でも考えてみればこちらにきて出会う人って日本人に限らず、幅広い出会いがありますね。ここには日本にいたら絶対に出会わなかったであろう友人たちがいます。
スロバキアに来て一番最初にできた友達はヒッピーでした。自由で寛大な人たちだから、スロバキアのこんな田舎町に来た風変りな日本人の私を仲間に入れてくれたんでしょうね。こちらに来て間もなく日本から母と妹が会いに来てくれたとき、スリに遭い、母のスーツケースのカギがなくなってしまいました。スーツケースが開けられず困り果て、そのヒッピーの友達に電話すると、彼はもう一人ヒッピー友達を連れ、斧を持ってすぐに来てくれました。工具でなく、斧!とびっくりしましたが器用にカギ部分だけ壊して開けてくれました。
結婚してすっかり会う機会はなくなりましたが、何度か町の広場でバグパイプを演奏している彼を見かけました。スラっと背が高く、金髪の長い髪、「ママのお友達なんだよ」と言って、子供たちにお金を渡し、帽子に入れるよう言うと「ママ、この人知ってるの?」子供たちはとてもびっくりしていました。彼が私の友達だなんて、そりゃびっくりするでしょうね。でもたった一人でスロバキアに来てまだ間もないころの私を仲間に入れてくれたこの彼に出会っていなければ今の私の生活もなかったかもしれません。
先日、日本×スロバキア家族の一品持ち寄りホームパーティーを我が家でしました。昨年は自粛したのでこうして集まるのも本当に久しぶりのことです。こんな時期なので開催すること自体悩みましたが、各家族にワクチン接種、もしくは抗原検査をお願いして開催しました。スロバキアに点在する日本人とスロバキア人ミックスの家族が、一番遠方は300キロ以上離れた地から来てくれました。持ち寄ってくれた料理はどれも美味しく、日本語でする会話はやっぱり弾み、子供たちにとってはスロバキアに住むハーフの子供たちは従姉弟や親戚の子のような存在、指折り数えたこの日を存分に楽しんでいました。国際結婚の大人たちにとっても、ハーフの子供たちにとっても大切なつながり、大切な時間だと毎回感じます。
日本で生活していたらきっと縁のなかったであろう人たちと出会えることも私にとってはとてもありがたいことです。
日本でなら学生時代の友人、会社の同期、同僚、なんとなくやはり自分と似た環境の人と出会うことが多かったように思いますが、こちらに来てからは様々な年齢、職業、出身の人に会い、どの出会いもとても面白いです。今回だって、共通点は「日本」、それ以外は住んでいる場所も、出身地も、年齢も、みんな違います。ホテル経営をする人もいれば、旅行会社を営む人も、サッカー選手も、出会う度にそれぞれの頑張りに刺激を受けます。
でも考えてみればこちらにきて出会う人って日本人に限らず、幅広い出会いがありますね。ここには日本にいたら絶対に出会わなかったであろう友人たちがいます。
スロバキアに来て一番最初にできた友達はヒッピーでした。自由で寛大な人たちだから、スロバキアのこんな田舎町に来た風変りな日本人の私を仲間に入れてくれたんでしょうね。こちらに来て間もなく日本から母と妹が会いに来てくれたとき、スリに遭い、母のスーツケースのカギがなくなってしまいました。スーツケースが開けられず困り果て、そのヒッピーの友達に電話すると、彼はもう一人ヒッピー友達を連れ、斧を持ってすぐに来てくれました。工具でなく、斧!とびっくりしましたが器用にカギ部分だけ壊して開けてくれました。
結婚してすっかり会う機会はなくなりましたが、何度か町の広場でバグパイプを演奏している彼を見かけました。スラっと背が高く、金髪の長い髪、「ママのお友達なんだよ」と言って、子供たちにお金を渡し、帽子に入れるよう言うと「ママ、この人知ってるの?」子供たちはとてもびっくりしていました。彼が私の友達だなんて、そりゃびっくりするでしょうね。でもたった一人でスロバキアに来てまだ間もないころの私を仲間に入れてくれたこの彼に出会っていなければ今の私の生活もなかったかもしれません。
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