サクルカ、最初の一歩がなかなか出ず、まだ一人歩きはできませんが、こんなところには難なく上がってしまうようになり、ますます目が離せなくなってきました。
サクルカが寝ている間が私の自由時間なわけですが、それを何にあてるかが毎日悩むところです。最近はミシンに向かって過ごしていました。今日はミシンはちょっと休憩し、久しぶりにブログの更新をしようと思います。
先日近くに住む友人にすごい勢いで雪が解けていますね!とメールしたばかりなのですが、スロバキアの春がそうあっさりとやってくるわけはありません、昨日、一昨日と粉雪が舞っていました。それでももう雪は積もることはなく、降っては解けての繰り返しでだんだんともうすぐみんなが待ち焦がれる春を迎えるのでしょう。ポプラドは風の強い地域です。雪が解けると今まで雪や濡れた地面に落ち着いていた埃が風とともに舞い始め、コンタクトレンズ着用(それもハード)の私には辛い季節となってきました。すっかり忘れていましたが、昨日一日目に入ったゴミに涙を流しながら町を歩き、そうそう、スロバキアの春はこれだったと思い出しました。
さて、先日我が家にちょっとした盲腸騒動がありました。盲腸になったかと焦ったのは健康だけが取り柄の私です。日曜日の夕方、右わき腹に強い痛みがあり、2時間ほど様子を見ても落ち着かない、マルツェルが盲腸じゃないかと心配すると私までそんな気がしてきてしまいます。夜中になってからでは大変だからと義父に電話し子供たちを見に来てもらい、私はマルツェルの付き添いで病院に行くことにしました。
けれども義父が到着するころには痛みがだんだん治まり始め、その内ほとんどなくなってしまったので結局義父には申し訳ないけれど少し子供と遊んでもらった以外何の役目もないまま帰ってもらいました。
この日、午後タトラ山脈へ子供たちを連れて散歩に行ったのですが、もう雪も深くないからと私は少し軽めのブーツで行きました。それでも中には羊の毛の付いている日本で履いていたブーツに比べれば暖かいものなのですが、風はあるしで寒くて寒くて家に帰るころには身体の心まで冷え切ってしまいました。どうやらこれが原因で卵巣が痛くなってしまったようなのです。母、義母とも同じ経験があるようできっと冷えたのよと同じ意見だったので冷えからくる卵巣の痛み、これに違いないでしょう。それにしても冷えについて話すようになるなんて、私も若くないというか、スロバキア人化してきたというか。
義母もお母さんから教えてもらったという、こんなときのスロバキアの民間療法をまた教えてもらったので記録しておこうと思います。
用意するものは食塩1キロ。
1.バスタブに湯をはり、食塩1キロを入れる。
2.湯に20分ほどつかり、その後ブランケットで腰を巻き暖めベッドに横になる。
マルツェルのおばあさんは針葉樹(どの木だか私には区別が付かないのですが)の葉(針)を同じく湯にたっぷり入れ、その中につかっていたそうです。おばあさんが卵巣が痛むと言うとおじいさんが山へこの木を切りに行っていたそうです。昔はこれでも良かったかもしれませんが、今では木を勝手に切るのは違法です。塩でも同じ効果が得られるそうなので今度こんなことがあったら試してみようと思います。
とにかく盲腸で入院なんてことにならず、そしてこんなときに義父母を頼ってまた振り回してしまいましたが文句ひとつ言わず、何事もなくて良かったと言ってくれる家族に感謝です。健康第一、みなさんも冷えには注意してくださいね。
今週は三寒四温ではなく、四寒三温のスロバキアですね。一昨日は強風で、寒くて私も頭痛が復活。
鼻から冷たい空気が入るのがだめで、湯たんぽを枕替わりにして、首にタオルを巻いて眠るくらいです。
ここ1,2年でセーターを着た湯たんぽが売っています。
お勧めです。
塩の1キロは湯たんぽを買うより確かに安い。
そういえば、日本だとみかんの皮とか、浮かべてお風呂入ったものです。
杉の木かなぁ?ヒノキ?野天風呂を思い出しました。
ポンセさん、寒さに敏感なんですね!
どうぞお体にきをつけて。
コメントありがとうございました!