スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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2018 夏

2018-08-28 | スロバキア2018


残暑見舞い申し上げます。

夏休みに入ってずっとブログから遠ざかっていましたが、みなさんお変わりありませんか。こちらは今週で夏休みも終わりです。夏休みの宿題は学校、先生によって様々で、全く出ていないという子供もいればネルカのようにチョロッと出ている子供もいるようです。いずれにせよ、昨年度のおさらい、新学期に向けての準備、それぞれの家庭で始まっています。私もネルカの新学期から使うノートやペン等買い揃え、宿題はまだ終わっていないのでラストスパート(ネルカの夏休みの宿題は日記と読書)、新学期に向けて準備を進めています。

夏休みは日本から両親が来てくれたり、プールに、友人宅に遊びに行ったり、来てくれたり、子供たちは明日から週末まで義父母と一緒にポーランドとの国境近くの友人の別荘まで泊りがけでお出かけ(羨ましい!)、それは濃い夏を過ごしています。

両親が来てくれた2週間が一番行事が目白押しだったでしょうか、両親の飛行機がウィーン発着だったので、ウィーンへ2回、スウェーデン、コシツェと短い間によく移動しました。毎回、両親が来るときはそれに合わせて近隣諸国へ旅行に出かけるのですが、今回の両親のリクエストはミュンヘンでした。ただ、ここからではアクセスも悪く、予算も高め、どこか別のところはないかと探していたら、マルツェルがスウェーデンへの格安航空券を見つけ、格安の宿も見つけ、ストックホルムへ行くことになりました。4日だけの滞在でしたが、移住したいと思うくらい素敵な国でした。教育レベル、教養の高さ、充実した社会システム、生活の質の高さ、移民と同性愛者への寛容(平等)さ、それを滞在中あちらこちらで目の当りにし、肌で感じるのです。スロバキアや日本よりも10年も20年も先を行く印象を受けるのですが、同時にこれは教育レベルや社会システムだけの問題ではなく、メンタリティーの違いが大きく、このスウェーデンのように進んだ国にはスロバキアも日本も、10年、20年経っても決して(おそらく永遠に追いつかないだろうと思わされる、何とも考えさせられる、興味深い旅行でした。今、私の職場にはデンマークからのインターン生が来ているので彼女の話もじっくり聞いてみたいなぁとマルツェルと話しています。

さて、ページトップの写真、どこのものだかわかりますか?
コシツェの聖アルジュベタ教会です。
屋根の雰囲気がウィーンのシュテファン大聖堂に似ていますよね。
スロバキア最大の教会だそうです。北側の塔の細く、薄暗い螺旋階段を上がりると、街を見下ろせるだけでなく、この屋根の美しい装飾を間近で見ることができます。今回、父と母とともに初めて上まで上ったのですが、なかなか良かったです。



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