はりえんじゅの道

立ち止まっても歩いても・・何時までたっても見付からない・・・・

葵?花向日傾?

2008-03-15 | Weblog


克堂(若槻禮次郎

我が家にこんな掛け軸があって、これが読めない。

家人の友人の父上の家を、克堂氏が訪問された折に揮毫して貰ったもので、
友人が父上から、家人が友人から譲られた。のだそうだ。
(県庁前の胸像が克堂氏だと云うことに今日まで気がつかないで居た。
 なんだか申し訳ないような気がする)。

落款のない書は価値がない。という。

家人はまるきり関心がないようで、私もオオアリというわけでもないけど
読めないのが気になる。

私の友人に長く書をやっている人がいて、「読めない部分を読んで」と
頼んだが、「読めないので師匠に読んで頂くよう頼んであげる」という。
それから・・・大分月日が経ったが、彼女も忘れてしまったらしい。

彼女のグループの書展を毎年見に行くが、読めるものより読めないものの
方がずーっと多い。

書は読まなくても良い、見るものなのだ。と誰方かが言っていたが、
やはり読めないと気になる。 字は読める方が良い。と思う。



面白いような そうでもないようなニュース

2008-03-14 | Weblog

東京ガールズコレクション  

 

ファッション好き・ガールズブランド好きなあなたに必見のお知らせ★ 史上最大級のファッションフェスタ、TOKYO GIRLS COLLECTION(東京ガールズコレクション;以下TGC)を運営する東京ガールズコレクションがこの度、2008年3月15日(土)に第6回TGCを国立代々木競技場第一体育館にて開催することが決定した。「日本のリアルクローズを世界へ」をテーマに2005年夏から年2回開催しているTGCは、女の子のための一大ファッションフェスタ。

 

 私の先生のお話。(いわしの続編)

今若い女性の間で大流行のガールズコレクション。

ファッションフェスタで人気モデルが着けているクローズ&アクセサリー

&靴を、即 携帯から注文するのだそうだ。

何故そんなことが大流行するのか良く分からないが、

とにかく大変な売れ行きらしい。 フェスタのモデルさんたち。

 

 

 

気分は本の虫

 

20080312-00000000-jijp-int-view-000気分は本の虫

 この写真12日のYahoo! JAPAN のトップページに載っていた、時事通信社配信の画像。

特大の本。この本を舞台にして詩の朗読などをする。

など色々説明書きがあったが、うっかりしているうちに日が

変わって記事が消えてしまっていた。

大き過ぎて本を読むのも一苦労でしょう。

 

探したらありました、ありました。 巨大本その他。ワァー 


イワシのおはなし

2008-03-13 | Weblog

いわし

 

 

特徴:  海水魚であること、全長は数cm-数十cmほどであること、遊泳能力が高いこと、群れで行動すること、鱗が剥がれ易いことなどが挙げられる。個の生存年数は?書いてない。

月2回レッスンをして頂く先生。専門については勿論エキスパートだが、、話題もとても豊富な方で、先日は水族館のイワシのお話。

いわしの群生する水槽に鮫を入れるんだそうだ。

鰯が鮫に食べられて絶滅するのかと思うでしょう。

ところが鰯の寿命が1,5倍に延びるんだそうです。鮫は沢山餌を貰っているので鰯を食べませんが、いわしは鮫を怖がって強いストレスを感じるのだそうです。常時ある程度のストレスを与えるのが長生きさせる秘訣なんだそうです。

(人間もいわしと同じだそうです

 

さめといわし?など

 

そのうち、鰯は鮫になれてしまって、ストレスを感じなくなるので次は烏賊をいれる。すると又、イカに反応して活発になり、長生きすると云う訳なんですって。

 

 いか

 

これはたぶんイカです。

 

くらげ

 

 

このくらげあんまりきれいなので、くらげと一緒だとイワシはまた別のストレスを感じてもっと長生きするかもしれません。 でも、私思うのですが、イワシはそんなに長生きしたいかどうか?のんきに仲間同士で泳いでいる方が幸せなんじゃないか?と。


横書き縦読み

2008-03-12 | Weblog

ご承知と思うが、電子図書館 青空文庫に古今の名作が蒐められている。下のような文章も皆横書きだ。読みにくいので時々縦にセットして読んで見たりしている。こんな文章を横に読むと、すっかり雰囲気が違ってしまうと思うのは私だけだろうか?  

 

 "見れば渠らの間には、被布着たる一個(いっこ)七、八歳の娘を擁しつ、見送るほどに見えずなれり。これのみならず玄関より外科室、外科室より二階なる病室に通うあいだの長き廊下には、フロックコート着たる紳士、制服着けたる武官、あるいは羽織袴(はかま)の扮装(いでたち)の人物、その他、貴婦人令嬢等いずれもただならず気高きが、あなたに行き違い、こなたに落ち合い、あるいは歩し、あるいは停し、往復あたかも織るがごとし。予は今門前において見たる数台(すだい)の馬車に思い合わせて、ひそかに心に頷(うなず)けり。"

 

"未(ま)だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠(さしこ)めて、真直(ますぐ)に長く東より西に横(よこた)はれる大道(だいどう)は掃きたるやうに物の影を留(とど)めず、いと寂(さびし)くも往来(ゆきき)の絶えたるに、例ならず繁(しげ)き車輪(くるま)の輾(きしり)は、或(あるひ)は忙(せはし)かりし、或(あるひ)は飲過ぎし年賀の帰来(かへり)なるべく、疎(まばら)に寄する獅子太鼓(ししだいこ)の遠響(とほひびき)は、はや今日に尽きぬる三箇日(さんがにち)を惜むが如く、その哀切(あはれさ)に小(ちひさ)き膓(はらわた)は断(たた)れぬべし。"

 

 近年日常生活でも、横書きが増えて大分慣れてきたとはいうものの、横書きはやはり読みにくく、書きにくい。

若い甥っ子に聞いてみると、縦書きなんて特殊な場合にしかしないという。

多くの作家さんたちが、"原稿は横に書いて、校正は縦に読む" と聞いたのは大分前のことだ。作家は原稿用紙に万年筆で書く。という固定観念を持っていた私だが、それはなんとなくナットクした。(内緒のヒトリゴト。ジノヘタナヒトモオオインダカラネ)

考えてみれば、作家も普通の人なのである。知り合いのお嬢さんが芥川賞を貰った。というのは大ニュースだが、そのお嬢さんは、やっぱりそのお嬢さんであって、別に作家というものに変身した訳ではない。(ナニヲクダラナイコトヲカイテイルノダ)

 

が、今私は、出版物がすべて横書きになるんじゃないかというちょっとした危機感に襲われている。

だって中国を見てごらんなさい。漢字の本場がゼーンブ横書きだと云うではありませんか。

新中国の誕生と同時にそうなっていたんですね。(非常識なことに、ほんの10年ばかり前までその重大な事実を知らず、若い中国の学生さんから聞いたときには、天地がひっくりかえるほど驚きましたよ!)

しかしー。 漢字とか仮名は目線を横に動かして読むより、縦に動かして読むほうがずーっと楽だとは思いませんか? 味わい深いし・・・・。

 

文部科学省(かな?)の決定で、来年度から新聞・週刊誌・国語教科書・その他 出版物がすべて横書きに!! というようなことが起こりませんように       

                 

                                                

 


バスの窓から

2008-03-11 | Weblog
やっと春らしく暖かになった。
黄砂が来ているのか、遠くの山が霞んで見える。



今日は忙しく落ち着かない日だった。
バスを乗ったり降りたり、乗ったり降りたり。
待ち時間の長いことと言ったら!!
たまりかねてタクシーにも乗った。
それでも用は半分しか片付かなかった。

疲れて寝てしまって、目が覚めたらこんな時間になっていた。
こんなつまらないことを書いても仕方がないのだが
毎日ブログを書くことに決めたので書いている。
急がないと明日になってしまう。



シクラメンの蕾が少し伸びてきた。



侘助も蕾をつけた。



本たち

2008-03-10 | Weblog
近年本屋に行った時デキゴコロで買った何冊かの本。





時々訪れる別居家族に、
「これあげようか?もう読んだから。ベストセラーらしいよ」 
と云うと、
「いいよ。要らんよ。ねえ、もう少しましな本を買ったら?」
などと云う。
作者に対して失礼だ。読まないで面白いか面白くないか
どうして分かるの?
読んでみてから言いなさい。ッツウノ。

2008-03-09 | Weblog

地唄 雪

 

           

花も雪も  払へば清き袂かな ・・・・

 

地唄 鐘ヶ岬

 

           

初夜の鐘を撞く時は 諸行無常と響くなり   

       後夜の鐘を撞く時は 是生滅法と響くなり・・・・

 

 楊貴妃

 

    

尋ね行く幻もがな伝にても 幻もがな伝にても

     魂のありかを求めんと・・・・・

 

人生とは現の無常と夢の儚さの狭間を行き来して過ぎて

行くもの。だからこそ時には、めまぐるしく行き過ぎる時間とは

別の時間を生きてみたい・・・・。

玉三郎の舞台は、そんな願望を叶えてくれる。

真山 仁

 

「グラントヮ」での公演で玉三郎の舞台を見てから、もう1年余になる。

その前は、ル テアトル銀座で、殆ど同じ演目を見た。

そうそう、「羽衣」もあった。七之助が伯龍を演じて、こんな綺麗な漁師さん

居るわけないなど、ぶつぶつ呟きながら、うっとりみとれていた。

劇場を出てからも当分ぼーっとしていた。

自分だけの時間に融けていたのだろう。

    地唄「雪」


豊穣の時

2008-03-09 | Weblog

鷺娘 

     

                    

 

                     

 

 

 坂東玉三郎(五代目) 1950年4月25日生まれ。歌舞伎役者。屋号:大和屋。定紋:花かつみ。本名:守田親市。1956年、十四世守田勘弥の部屋子となる。翌年、坂東喜の字で東横ホール『寺子屋』小太郎で初舞台、1964年6月、歌舞伎座『八代目市川團十郎』娘おみよ『心中刃は氷の朔日』おたまで五代目坂東玉三郎を襲名。

 

 

玉三郎は舞台の上で時間を操る魔力を持っている。

彼が繰り広げる舞台があまりにも美しく、時間を忘れさせて

しまうという意味もある。だが、近年の彼の舞台にはもう一つ、

舞台の上だけで生まれる不思議な時の流れを感じる。

豊かな時間は風のようにそよぎ、それを感じた人だけを

現実から解き放ってくれる。

真山仁


 http://www.tamasaburo.co.jp/


Lafcadio Hearn

2008-03-06 | Weblog


怪談『雪女』『耳なし芳一』でなじみの深い、明治の文豪・小泉八雲(アイルランド名 ラフカディオ・ハーン)。
英語教師として松江に赴任した八雲は、セツ夫人と結婚した後、かねてからの念願であった「武家屋敷」を求めて借りて暮らしました。
当時のこの屋敷は旧松江藩士根岸家の持ち家で、あるじ干夫は簸川郡(現在の出雲市)の郡長に任命され、任地におり、たまたま空き家であったのです。
部屋をぐるりと取り囲む庭は、干夫の先代根岸小石の手によるもの。
自然の山水を絡めたこの庭は、八雲の名著『知られざる日本の面影』のなかでも、あますことなく、その魅力が描かれています。

八雲が大好きだった城山稲荷神社


小泉八雲は好んで当社に参拝散策しましたが、当時数千もあった石狐の中で特にこれをほめていたといいます。(説明板より)


耳なし芳一の像(島根県松江市・千鳥南公園)


ふるさとの民話
ハーンの怪談が音声入りで・画像も・・・

小泉八雲 熊本文学散歩
資料豊富
《THE FUTURE OF THE FAR EAST》( 原文)
『極東の将来』の中国語訳 「遠東的未来」

今、アイルランド読書会で HEARN の YUKI-ONNA を読んでいます。 

春が来たのか 来ないのか

2008-03-05 | Weblog
今朝はやや温かく日差しもあった。。
近接した隣家の(空家)ひさしにもうしわけほどの雪が消え残っている。




寒さで傷んだ早咲きの八重椿のむこうに青空と雲が見えて・・・



枯死寸前の鉢植えに水をやった



シクラメンがけなげにもいくつか蕾をつけているのを見つけた。



水仙は先日の雪の重みで折れてしまった。


明日からから又雪の予報。降るなら降るでもっと綺麗な雪らしい雪が積もれば
いいのに・・・そしていっせいに花が咲く春が来れば良いのに。
この頃は季節がずれてしまっているような気がする。

気候変動