黄泉の国へ

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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-07-16 14:33:00 | 日記
昨日と一昨日の
庭の草木の手入れは
いっこうに進まず

ただただ泥まみれ
汗びっちゃになっただけで

昨日も
さあ、ここまでだ
カバンの中のタオルを


が、

あああ忘れてる


首には一枚巻いていたけど

その一枚はびしゃびしゃだし


もう一枚入れてた気がするも
ないものだから


カッパと靴下を外で脱ぎ
実家のタオルを拝借せねば


家に入り
新品のタオルなど
贈答品がしまってある
古い扉をあけた


上からタオルをひとつとると
見覚えあるキルティングの包みが見えた


母の編み物セットだ
母のものは、もう何もないと思っていたから
驚いた
引き出しの下の段には
毛糸や細糸が沢山入っていた

包みをあけると
母が大切にしていた
編み棒や、かぎ針が丁寧にしまわれてある


この棒や針で
沢山色んなものを作ってもらった思い出が
一瞬にして蘇った





この度、意を決して
天気模様が雨天だろうが構わず実家にきたのには
3日前
母と最後に別れた病院の上に花火があがるのを偶然

(上は花火があがってない日の撮影)
見たとき
行かなくちゃ、と
突然思ったからだ

普段、夜カーテンを閉めているけど
ふとみたら
僅かな時間の間、花火が綺麗にあがっていて


花火が見たいと言っていた母を想うと
いてもたっても
いられなくなった

「いつも、いつも、おさわがせしてゴメンネ」

沢山描かれたキルティングの布包みを見て


疲れも吹き飛んだ


ワタシは
かぎ針刺繍をするのだけど
それも、母の影響だと思う
それを母は知っていて
天国からワタシを呼びつけてくれたんだろうか


と思いたい





このセット
母から
ご褒美にもらって帰った



もう
実家には
誰も長く訪れていない


兄達もだ




あの頃
特に上の兄は
おはぎ事件から
何度か女性と会うも
言葉を交わすことは少なくなり
不快になる応対にうんざりして

里帰りのときに
女性が実家にいれば
ワタシの自宅に泊まるようになっていった





つづく