黄泉の国へ

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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-06-13 16:36:00 | 日記
 もともと体力も気力もある父は
どんどん回復していった

このたびの入院中
オーストラリア留学中の長女と旅行中だった
女性は1度も病院には現れなかった


女性が日本に戻ってくるより
父が早く退院したからだ


退院後、実家に父を見舞ったときに


主治医に渡せなかった例の薬のことを尋ねてみた



父は笑顔で
あれらの薬は
女性からもらったサプリメントだといい
もちろん、日本のものではない
他にも次女や長男からも
父に元気で長生きしてもらえるようにと
サプリメントをもらったとか



女性が旅行から戻ってきたときも
長女からオーストラリアのサメの肝油みたいなボトル入りのサプリメントをもらったといい


照れ笑いか、苦笑いなのか
わからない顔を
今でも覚えている



長生きどころか
命縮まってるんやないか?

って


思いたいし


長女との旅行も
早く切り上げて、入院中の父の元へ駆けつける気はなかったのかと


疑問が沸いた



つづく

詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-06-12 16:19:00 | 日記
 ここらで
最近のことをまた少し


父が大切にしていた家は
ワタシの兄(長男)と
あの女性が折半で相続をしている


女性は姿を消しているわけで


兄が電気代、固定資産税など払い続けている


水は必要ないからと
水道は止めてある


今時期のワタシは
実家の庭の草刈りに時間を作って
通っていて
刈っても刈っても
どんどん生い茂る草
時々やるには
広すぎる庭で


もう参りましたーって段階で諦めると


兄の了解をもらい
業者さんにお任せをする


という感じで



毎年、実家の庭はそんな風だから
父がいた頃とは随分変わり果てた庭になってきた


父や母が夢に出てくる度に
庭が気になり
行かなくちゃ、やらなくちゃと
焦りもする


このブログに記事を書くようになってからは
父と母に夢であう頻度が更に増えた



早く書き上げなきゃと
焦りながらも



庭のように
中途半端にしてしまわぬようにと
使命感をもって続けています




父がワタシに与えてくれた
使命と思えば
溢れんばかりの愛を与えてくれた
母への恩返しと思えば



このブログも意味があるものにせねば


とも思っています


だから
記録や記憶を辿り
できるだけ詳しく記事にします



では1度目の入院のときに
また
戻ります


つづく




















詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-06-11 17:30:00 | 日記
 父の入院の手続き
食事のことなど、いろいろ説明を聞いてから
父の元へ戻ると

点滴をつけたまま
起き上がって
ガサゴソ片付けをしていた 

また少しヒーフーヒーフー息をきらし


何をしているのか聞いたら

入院中に使う道具を片付けていると言う


そんなのワタシがやるよと言えば


もう済んだと言う


持ってきてはいけなかった薬はどうしたのか聞くと


必要ないから
トイレに流して捨てたと言う


トイレになんか
捨ててないと思った


いたずら好きなところは少しあるけど
常識外れなことや、悪い事は
絶対にしないからだ


実家から持っきた新聞にでも包んで
洗濯物と一緒にでも袋に入れてるんぢゃないかと思ったけど


やはり
血圧が上がってはいけないから


それ以上は何も言えなかった


こっそり探して
主治医の先生の所へ
持っていけばよかったけど



つづく












詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-06-10 17:17:00 | 日記
 父は笑顔で
点滴に繋がれた腕をヒョイっとあげた


父らしい仕草だ


早い回復も期待できそうな話を
主治医の先生にも伺えた



実家には下着以外に

医師会に診察に来られる
他の先生方や看護師さん達にも
診てもらうため
処方されて飲んでいる薬なども
持ってくるように言われ



実家の
父の薬が入っている
引き出しボックスも取りに行って
戻っていた


父は何番目かの引き出しかを
ワタシに伝えていたのだけど
いざ引き出しを開けようかとしたら

うっかりワタシは
何番目か忘れてしまった

ちいさなボックスなので
そのままボックスごと持って
父の元へ戻っていた


父は几帳面な方で
きちんと整理整頓もしている


もちろん薬も綺麗にわけられているも
3段目くらいまで薬が綺麗に入っている





そのボックスを持って
スタッフステーションへ向かおうとしたとたん


父は慌てて起き上がり
ワタシを引き止めた


薬ボックスには
医師から処方されたものではないものがあり
別の段には
それが入っているのだと



ワタシは
先生は父が普段から服用する薬は
とにかく全部持ってくるように
言われたと伝えると


ますます慌てて
ダメだと引き止める


少し前まで
ヒーフーヒーフー息を切らす父の
血圧をあげてはいけないし


仕方なく
父の言う通りにして


病院で処方されている薬を
看護師さんに渡した



つづく














詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2024-06-09 12:38:00 | 日記
 父は急性心不全だった

父の携帯からワタシに連絡をくれた
おじ様の話では

一緒にゴルフをしているとき
急に様子がおかしくなり
歩くたびに、ヒーフーヒーフーと
息を切らし
立ち止まれば、すぐさま倒れてしまいそうなほどフラつき


ちょっと
かかりつけの医者へ行く

病院へ行くと


医師から
「肺が真っ白に、即入院だ」
救急車で医師会病院へ

ゴルフを一緒にしていた、おじ様も
先生に説明をするため
医師会病院へ行ってくれており


はーひーふーふーと
息をするのがやっとの
父の代わりに
ワタシに電話をくれたのだ


病室に運ばれてきたときの父の様子は
少し落ちついていて


ワタシは
少しほっとした


家で倒れていたら


そう思うと
ぞっとする


あの女性はパチンコだろうか
それとも?
母国にでも帰っているのだろうか?



父に尋ねると
この日の朝、オーストラリアの娘の所へ向かい
そのまま1週間ほど娘とバリ島旅行へ行くらしい


女性が出かけた後
ゴルフへ行き
父は倒れた
女性は直ぐには帰らない


だなんて……


朝、父は元気だったのだろうか

あの女性は
ゴルフへ行くのを知っていたんだろうか

旅行費用はどうしたのだろうか


色々聞きたかったけど
聞けなかったのは
父もしんどそうだし

ワタシも聞いて自分が傷つきそうだと思って


聞かなかった


父の下着を実家へ取りに行き
入院中に使う洗面用具はコップスリッパを買いに行って

また病室へ戻ったら



つづく