静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

香港・マカオ旅行(2)

2012年08月04日 | 旅行

観光の2日目

この日はホテルを出て、朝食(朝がゆ)を市内のレストランで食べました。
日本のおかゆとは違って、薄味がついていて、鶏肉などが入っていました。
その他に揚げパン、大根もち、焼きそば(日本のより麺が細い)など、炭水化物が多い食事でした。


朝がゆと手前から大根もち、焼きそば、揚げパン


朝食の後は、香港で最も有名な道教のお寺のひとつ黄大仙寺院に向かいました。
占いでも有名なお寺で、敷地内に占い師街がありました。
おみくじを引いて、それを占い師の処へ持って行き、占い師から運勢などを教えてもらうそうです。
雨の中でしたが、沢山の人たちがお参りに来ていました。


黄大仙寺の広場で、祈りながらおみくじを引く人


黄大仙寺・本院


黄大仙寺の後は、香港歴史博物館に行きました。
新石器時代から、香港返還の時代まで、8つのテーマに分け、展示、説明されていました。
民俗コーナーは、香港と華南に暮らす4つの主要民族の生活習俗が紹介されていて、赤・緑・黄(金)の三色が鮮やかな民族衣装などが展示されていました。

歴史博物館入り口


民族衣装


日本の七五三のような衣装やお供えもの


細かい細工の施された婚礼衣


長洲饅頭祭りで祀る、三体の神様


粤劇(広東オペラ)の様子


饅頭祭りの塔(饅頭がびっしり張り付けてある)


午後は高速船に1時間20分乗って、マカオに行きました。 
マカオ初のラスベガス風のカジノとして2004年にオープンしたサンズマカオで、カジノ体験と言う事で、いろいろなゲームのやり方を現地ガイドさんに説明してもらいました。 


サンズマカオ

夕食は自由食だったので、ガイドブックにも出ている、「DUMBO(ダンボ)」と言う、ポルトガル料理のレストランで蟹や海老、いわしなどの海鮮料理を食べ、宿泊ホテルに行きました。
マカオは夜遅くまで、営業しているカジノやホテルがあるので、タクシーで「ベネティアン・マカオリゾートホテル」を見に行きました。
このホテルはカジノやショッピング、ショーが楽しめ、ブランドショップ街が併設されている大型リゾートなので、宿泊客以外にも観光客がたくさん来て、カジノや買い物を楽しんでいました。
ショッピングエリアには水路があり、そこに観光客を乗せたゴンドラが浮かび、行ったり来たりしていました。


ロビーからカジノへ続く廊下の素敵な天井


ゴンドラ


観光の3日目

最初はマカオタワーの観光です。
高さ338mの「マカオタワー」、58階地上233mの展望台は、一部ガラス張りの床の展望台で下を覗くと、タワーの柱などが見えた。
60階回転レストラン、61階に屋外展望台があり、ギネス記録にもなっている世界最高位置からのバンジージャンプや展望台の外に出て命綱を付けタワー1周を歩くスカイウォークなどが楽しめる事で有名だそうです。
さすがにバンジージャンプをする人はいませんでしたが、私達のツアーメンバーの中の親子がスカイウォークに挑戦しました。
建物内から下を覗くだけでも怖いのに、外に出て歩くなんて、信じられな~い。
スカイウォークから帰って来たお母さん(70歳代)「とっても面白く、気持ち良かったわ!」との感想でした。
他のメンバーは「すご~い!」「素晴らしい!」「勇気があるわ!」と口々に絶賛しました。


61階からの眺め


スカイウォークをする勇気ある親子(1人$667香港ドル、約7000円でした)


58階からの眺め


次に訪れたのは世界遺産「媽閣廟」という所で、航海の女神「阿媽(アマ)」を祀ったマカオ最古の中国寺院です。
「媽閣廟」は中国語で発音すると「マァコッミュウ」となることから、マカオの地名の起源とも言われているそうです。
このお寺の売店では長さが人の背丈の2倍、太さ20cmぐらいのお線香やぐるぐる巻きで長さが長~いお線香などが売られていました。
それは、参拝する人が他の人より、神様の目に留まり、自分の願いを叶えて貰えるように、普通サイズではなく、大線香や長い線香を供えるそうです。


媽閣廟


太くて大きなお線香


ぐるぐる巻きのお線香

「媽閣廟」を後に、世界遺産マカオ地区観光に向かいました。
聖ポール天主堂跡、ナーチャ廟、旧城跡、聖ドミニコ教会、セナド広場、仁慈堂など、複数の建物や広場など広範囲のエリアが世界遺産に登録されているそうです。
他の国の世界遺産とは、ちょっと違う形での登録という事でした。


聖ポール天主堂跡(3回の大火にあい、ファザードのみを残して焼け落ちた)


聖ドミニコ教会


聖ドミニコ教会内部


セナド広場(周りの建物はヨーロッパ様式)


白い建物が仁慈堂(設立当初は福祉 施設、現在は1階が役場、2階が博物館)


エッグタルトのお店(マカオのお菓子として有名、発祥はポルトガルで~す)


午後に、また、高速船で香港に戻りました。
夕食は北京料理を食べて、100万ドルの夜景を鑑賞する為に、ピークトラム(ケーブルカー)の駅に行きました。
平日にも関わらず、長蛇の列と人の多さにびっくりしました。
幸い私達のツアーは予約券を買ってあったので、優先列から乗る事が出来たので、約30分ぐらい並んで乗る事が出来ました。
ピークトラムに乗って、最大傾斜27度の坂を約10分ぐらいで、ビクトリア・ピークに着きました。


今は、1000万ドルの夜景かな?


夜景パノラマ・ビクトリアピークの獅子亭から

夜景を堪能して、帰りはバスでホテルまで戻りました。
途中、歩道橋を作っている現場を見ると、足場が竹で出来ているのを近くで確認出来ました。

この観光の途中、何度かバスの中から、ビル建築の現場を見ましたが、どんなに高層ビルでも足場は竹を使っているそうです。(ビックリ!)
竹足場は材料が軽く、組立てや解体作業もらくで、竹の特徴である「しなり」によって重さで倒れたりする危険性が低く、湿度が高い香港では、鋼製足場では錆びやすく管理が大変なのに比べて、竹では湿気を含むことでよく締まり丈夫に使えるからなのだそうです。


竹で出来た足場

ホテルに戻ってから、近くを散策すると、店先にテーブルとイスを並べた飲食店があり、たくさんの人達が食事をしていました。
香港はこんな形で外食をする事が多いそうです。
また、朝食もこんな感じで食べている人達もいました。


屋台風の飲食店


最後に香港の雑情報を入れてみました。


これで、3日間の香港観光は終わりで~す。
読んでいただきありがとうございました。

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