5日目
九寨溝空港8時30分発、約1時間で成都空港に着きました。
そこからバスで、成都市内観光に行きました。
はじめの観光場所は「黄龍渓古鎮」という所で、成都市から40kmのところにあり、1700年以上の歴史を持つ、明清時代の建物がたくさんあり、古い街並みが保存されていました。
メインストリートの両側にある建物はほとんど、お土産物を売るお店でした。
中国の古い街並み
何度も延ばしながら中国の飴を作っている所
次に、三国志ゆかりの「武候祠(ぶこうし)」です。
武候祠は成都市の南にあり、劉備に仕えた諸葛孔明を祀ってある所で、明代になってから劉備の墓などがある「昭烈廟」を一緒にしたそうで、入り口の大門には「漢昭烈廟(かんしょうれつびょう)」と書いてありました。
その中には、劉備と兄弟の契りをかわした関羽、張飛なども祀られていました。
武候祠入り口の「漢昭烈廟」の額
中に入ると「武候祠」の門がありました
劉備の像(残念ながら、孔明の像は上手く映りませんでした)
次に訪れたのは「杜甫草堂(とほそうどう)」です。
杜甫は、中国盛唐の詩人で48歳から51歳まで約4年間を成都で暮らし、その間に240首余りの詩を作り、過ごした場所だそうです。
中に入ると、蓮池や綺麗な庭園などもあり、草堂書屋には古今の杜甫詩集なども展示してありました。
杜甫草堂
杜甫像
ホテルに帰ってから、夕食後にオプショナルツアーで「四川川劇(変面劇)」を観に行きました。
中国の楽器演奏や三国志の劇、胡弓演奏、変面劇(人の顔が一瞬の内に次々に変わる)などでした。
三国志の劇
変面劇
6日目
帰国の日です。
成都空港発8時で、北京着10時30分予定でしたが、やっぱり遅れて11時30分ぐらいでした。
北京空港発13時25分で、成田着18時で帰って来ました。
かなり歩き疲れましたが、日本では見られない、神秘的で素晴らしい景色を見ることが出来て、とても良い旅でした。
参考までに
もし、黄龍に行かれる方は、高山病にならないように、前日から水分をたくさん摂って、お風呂は湯船に浸からず、シャワーで済ませて、当日も水分をこまめに摂って、走ったりせずゆっくり歩き、少しでも頭が痛いとか気分がすぐれない時は、早めに酸素を吸うと良いそうです。
携帯用酸素ボンベも売っていますし、遊歩道の途中にも酸素を供給する小屋(有料)が何ヵ所かありました。
またトイレは紙が無く、綺麗ではありませんが、日本の尾瀬沼などよりは、数的には沢山あったように思います。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
4日目
黄龍と並んで、1992年に世界遺産に登録された九寨溝(きゅうさいこう)の観光です。
ホテルからバスで約1時間で最初の観光スポットに到着です。
午前中は3本の溝の内、樹正溝(じゅせいこう)、則査娃溝(そくさあいこう)を見ることになりました。
沢山の見どころがあるので、バスを降りて歩きながら見学、またバスで移動し、見学という形で見て回りました。
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屈折により花火が散ったように見える「火花海」(ガイドさんは花火海と言っていました)
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臥龍海(水中に龍が横たわっているかのような黄色の模様が見える)
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チベット族の村
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諾日朗瀑布(九寨溝を代表する滝、幅300m、落差25m、虹が見えました)
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長海(海抜3103m、則査娃溝の最上部、九寨溝で最大湖)
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五彩池(小さな池でも色合いが美しい)
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日本語が上手な、チベット族の村長さん
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鏡海(風や波が無い時は鏡のように景色が映る)
午後は日則溝(にっそくこう)の方の見学で、パンダが水を飲みに来るので名付けられたと言う「熊猫海(ぱんだかい)」、パンダが近くの笹を食べにくると言う「箭竹海」、九寨溝の精華と言われる「五花海(ごかかい)」や「珍珠灘瀑布(しんじゅたんばくふ)」という滝などを見ました。
1つの湖に、淡黄、エメラルドグリーン、マリンブルー、淡緑など、さまざまな色が集まって、日光の差し込む角度などによって微妙に変化し神秘的な風景でした。
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五花海を上から見て(別名、孔雀海と言い、細い部分が首のように見える)
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熊猫海
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箭竹海
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五花海を近くで見る(池の底には倒木などもあり、見る方向により微妙に色が変化)
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珍珠灘瀑布(幅180m落差30m、青色の湖面に流れ込む滝に白色が対照的)
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犀牛海(樹正溝の中で最大の湖)
最後の五花海から珍珠灘瀑布まで歩いた時、ふくらはぎが痛く、さらに膝痛まで出て、もう足の限界でした。
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ホテルに戻って、少し休んでから「
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華麗なショー
現地ガイドさんが、前もってストーリーを説明してくれたので、言葉が分からないなりに楽しめました。
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明日は、成都に戻り、市内観光です。
次回に続きま~す。
*****コメントは後日にお願い致します。*****
3日目
今日は、待ちに待った、黄龍(こうりゅう)観光の日です。
1992年世界遺産に登録された、黄龍の名前の由来は、石灰分が溶け込んだ水が流れ続け、それが葉や枯れ枝に付いて石灰華となって水をせき止めて、大小3000を超す湖沼が出来、その風景が「龍のうろこ」のように見えるところから付けられたそうです。
ホテルからバスで約2時間、途中4000mの峠を越えたり、頂上が万年雪に覆われた、5558mの「雪宝頂」と言う山を見ながら黄龍へ向かいました。
現地ガイドさんに「雪宝頂」が晴れて良く見えるのは10回に1回ぐらいの割合なので、「皆さんはですよ!」と言われる程、はるか遠くまで見える晴天でした。
道路工事中の側壁にチベット民族の絵
雪宝頂
チベット族の飼っている、やくに乗って、はいポーズ!
黄龍の駐車場(3100m)に着き、バスを降りる時に高山病予防にと携帯酸素ボンベ1本とミネラルウォーター1本をそれぞれ渡されました。
ちょっとでも頭が痛くなったり、気分が悪くなりそうな時に、酸素を吸って、水分もこまめに取るようにとアドバイスがありました。
酸素ボンベなんて、見るのも使うのも初めての経験で、本当に空気が入っているのかしらと思うほど軽るかったんです。(酸素だから当たり前かしら)
駐車場からはシャトルバスで、2006年に出来たというロープウェイの乗り場まで行き、そこから乗車し、一気に3470mの地点まで行きました。
ロープウェイを降りて、30分ぐらい歩くと木々の間から遥か下の方にも、綺麗な青い池が見えました。
木々の間から見える青い彩池
そこからさらに約1時間程あるくと「黄龍古寺」というお寺があり、そのお寺を起点に、1周30分の道のりを、黄龍で一番の見どころ、「五彩池(3560m)」をみる為に酸素を吸いながら歩きました。
10分ぐらい歩くと「おお~!綺麗、綺麗!」今まで写真で見ていたものが、目の前に現れて感動でした。
黄龍古寺
近くから見た五彩池、肉眼でみた様な色には、上手く写真には出ませんでした
遠くから見た五彩池
途中、木道の脇にいろいろな草花が
歩きながら見る水の色は角度によって、ブルー、薄いグリーン、エメラルドグリーン、黄色などに変化して、ずっと見ていても飽きない風景です。
そこから約2時間30分、いろいろ綺麗な「彩池」や「飛曝(滝)」を見ながら、バスの駐車場まで歩いて下りました。
黄龍中寺
争艶彩池
重い荷物を運び、途中で休む現地の人
蓮台飛瀑
飛瀑流輝
迎賓彩池
私の場合、筋肉痛は次の日に出るのが普通なのですが、今回は下山途中からふくらはぎが痛くなりました。
週3回、卓球をやって足は使っているはずなのですが、まったく違う筋肉を使ったような気がしました。
明日は九寨溝観光で3000mぐらいなので、高山病の心配はないというガイドさんの話があったので、ホテルに帰ってから、シャワーではなく、ゆっくり湯船に浸かって疲れを癒しました。
また、ホテル内に足つぼマッサージがあったので、1時間やってもらいましたが、値段は235元(日本円では約3300円)日本並みの値段でした。
山奥でも九寨溝シェラトンホテルだから、しかたがないのかもと思いました。
次回につづきます!
*****コメントは後日お願い致します。*****
1日目
成田空港が13時15分集合なので、車で家を8時に出発、空港近くの駐車場に12時に到着、マイクロバスで空港へ送ってもらい、12時30分に着きました。
旅行の度に、
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成田15時15分発で北京へ(3時間)、北京21時発で成都へ(2時間45分)23時45分到着の予定が、成田発も北京発も遅れ、結局ホテルに着いたのは夜中の1時でした。
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2日目
世界遺産・楽山大仏の観光です。
成都から150km離れた、凌雲山の西岩壁に彫られた大仏は、世界最大の石刻大仏で、高さ71mで足の部分には100人の人が乗れる大きさだそうで、岷江(みんこう)という川の氾濫を鎮めるために唐代から90年の歳月をかけ作られたとの事です。
近くからでは、大仏の全体が見えないという事で、はじめは遊覧船に乗って、川の方から見ました。
大仏を左崖の道を降りて来て見ている観光客
次に、船を降りて地上から見る為に人力三輪車に乗って、近くまで行きました。
人力三輪車
私達は時間の都合で、下まで降りて見る事が出来ませんので、頭の部分だけを見ました。
目の長さが3mもあるとの事で、それだけでもこの大仏の大きさにはびっくり
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裏側にいる人が米粒みたい!
隣接する凌雲寺を見学するために中に入ると、お参りしている人の手にはお線香が、でもその大きさといったら、日本のお線香の何百倍もありそうで、直径4cm、長さ50cmぐらいのものを持っていました。
大仏も大きい、お線香もビックでした。
昼食は近くの豆腐料理店での食事でした。
豆腐を使った料理が何品も出てきましたが、中でも麻婆豆腐はさすが四川料理という感じの辛さに舌がヒリヒリしました。
その後、成都に戻り、成都空港発18時45分で九寨溝空港に向かう予定が2時間遅れの、20時45分でした。
中国国内の飛行機は時間通りに飛ぶ事の方がめずらしいらしい。
九寨溝空港は海抜3500mの所にあるので、空気が薄く感じられました。
また宿泊するホテルも川主寺(せんしゅじ)という街にあり、約3000mの所にあったので、ちょっとだけ体調に不安をおぼえました。
明日はいよいよ黄龍観光なので、シャワーだけ浴びて(標高の高い所では高山病予防に湯船に浸からないようにとガイドさんからのアドバイスでした)早めの就寝でした。
次回に続きま~す!
***コメントは後日、お願い致します。***
7月22日(木)に顔にプチと1ヶ所、湿疹が出来てしまいました。
始めは何かの虫に刺されたのかと思い、市販薬を塗っていました。
24日(土)には30秒間隔で頭がキリモミで刺されるような痛みが出て、頭痛薬を飲みましたが、なかなか治まりませんでした。
何か頭の病気かしら???
明日までに痛みが取れないようなら、脳神経外科に行かなくてはと思っていましたが、25日(日)朝には頭痛は無くなりました。
その日は、栃木市でラージ卓球の試合があって、私が欠席すると、他のメンバーも参加出来なくなってしまうので、ちょっと無理して出かけました。
日が経つにつれ、炎症が大きく広がり、腫れて来たので、26日(月)に病院に行きました。
診断の結果は「帯状疱疹」でした。
抗生剤や沈痛薬、塗り薬を3日分、貰って来て飲みましたが、他に小さい疱疹が出て来たので、再度病院に行き、追加で4日分の薬を貰って飲みました。
「帯状疱疹」は幼い時に「水ぼうそう」をやって、その菌が身体の中に潜伏していて、大人になってストレスや疲れが溜まって抵抗力が無くなった時に出てくるそうです。
疱疹が出来る場所は人によって違うそうで、腹部、腕、腿など、神経にそって帯状に出るとの事でした。
首から上に出来た人は、頭が痛くなる事があるそうです。
ある人は、「頭を割って持って行って!」と叫びたくなる程の頭痛だったと聞きました。
傷が深かったり、重症になると、疱疹が治って、数年経っても、その部分が神経痛で悩まされるそうです。
私の場合は大きな疱疹が顎の下に1ヶ所、その近くに小さなものが3ヶ所、耳に1ヶ所出来ましたが、軽い方なのかも知れません。
顎の下の疱疹は未だ治らず、カットバンを貼っています。
映画の「アバター」なら、良いけれど「アバタ(痘痕)」になってしまったら、困るわ~!
*****コメントは、またの機会にお願いします*****