「掘ったら菓子!!」

こんにちは!ちづです!
ちょいホッタラカシ気味に(w)日々の日記などを綴っています。

738「解説ツアー」

2017年12月18日 11時47分16秒 | アメフラシ研究・他 海洋生物・仕事関係
私は解説の仕事が好きです。
たくさんの人の前で話すので、そういうのが苦手な人が多いの思いますが、話が面白いかどうかで、お客様の反応がその日の解説員によって全く違います。
無料なので、面白くなければお客様は立ち去って行ってしまいます。

話始めたとたんに、お客様がどんどん増えていくときの快感(w)
話に引き込まれている子供たちのキラキラした目。
どっと笑いが起き、終わった後も質問が出る、そういう15分です。

自分の勉強が必要なのは当たり前ですが、そこがまた面白い。
お客様の「へぇ~~!!」というこえが、お給料よりも重いんです。
「お話を聞いてくださって、ありがとうございます」そういうと、いつも最後に拍手が。
そうなるまでの努力と失敗は、今では笑い話です。





アカウミガメ

まだ子供です。

たくさんの方にお話をしますが、カメの赤ちゃんのお話をよくします。


日本の浜にやってきてタマゴを産むのはアカウミガメです。

ウミガメは、6月~9月くらいに浜にやってきて60センチほどの深さの穴を掘り、100~150コの卵を産みます。

卵は約2か月、砂の中で過ごしますが、この時の中期の砂の温度が29度以上だと女の子、29度以下だと男の子になります。

湘南海岸は、砂の温度が29度以上になることはほとんどないので、この場所で生まれる赤ちゃんはすべて男の子になる確率が高いわけです。
と、言うことは、湘南の浜にやってくるメスのウミガメは、別の場所で生まれたウミガメ、ということになります。

自分の生まれた海のにおいをたどって、生まれたところに戻ってくるのでは?と考えられています。
本当はもっと暖かい鹿児島や沖縄で産卵したかったはずです。海の激しい流れに翻弄されて、やっとたどり着いたのが湘南の浜辺だったのでしょう。

ウミガメは普通、大人になるまで30年くらいかかります。太平洋の黒潮の流れに乗って、カリフォルニアのほうまで旅に出ます。

海の中の厳しい戦いを勝ち抜いて、やっと戻ってきて卵を産むのです。浜でウミガメを見かけることが、もしあったら、そっと遠くから見るだけにして、心の中でねぎらいの言葉をかけてやってください。

赤ちゃんが生まれるときは、それはそれは感動的です。
生まれた直後の赤ちゃんは・・・うふふ。

その先が聞きたい人は、お近くの水族館へGO!思い切って色々質問してみよう!


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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Unknown (イチゴ)
2017-12-19 11:53:38
才能が発揮できるっていいですね~ 本当に何でもこなすあなたがうらやましいです
努力もしているとは思いますが、もともと持っているのでしょうね!
私の誇れるものは体のみです 他には何もない
家族なんてそれこそ私は筋肉バカと思ってるだけです(´;ω;`)
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Unknown (ちづ)
2017-12-19 18:52:00
ちょっぴりがんこで、何にでものめり込み、興味があり、上を目指そうとおもう、今の私を作ったのは、20年くらい前のイチゴ様との出会いだと思っています。
Yで、何もできない自分と出会って、コテンパンになっていました。
自分と全く違う思考回路を持っているイチゴ&レモンのフルーツコンビに、いろんなことを教えてもらいました。
この出会いは、ガツン!と、すごくでかかった!
特にイチゴ様との南の国の3人旅は、私にとって驚きの連続で、今でも奇跡と思っています。そういうパワーがあるのですよ、見えないパワーを出しているのですよ。
イチゴビーム!!
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Unknown (イチゴ)
2017-12-19 23:41:46
おおげさです
あなたはきっちり派
私は適当派 といったとこでしょうか?!
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