チョコちょこダックスのチョコちょこ生活

上目遣いのチョコタンスムースダックス・アポロの日常

アポロが虹の橋へ旅立ちました

2015年12月16日 19時40分
ミニチュアダックスフンド チョコタンスムースのアポロが、
虹の橋へ旅立ちました。
アポロはたくさんの皆様に愛されて幸せでした。
飼い主より心からの感謝を申し上げます。 ~アポロパパ~
アポロが虹の橋へ旅立ちました


アポロが虹の橋へ旅立ってからのご報告記事を、
アポロ・メモリアル」というカテゴリーにまとめました。
最新記事はこちらでも読むことが出来ます。

生まれて初めての110番通報

2015年12月16日 02時53分38秒 | 散歩日2015
実はウチの近所に、
前々からその奇行が目についてた30代後半女性がいたんですが、
さきほど、その女性に絡まれて怖い思いをしました。

今日は普通に記事を書くネタを用意してたんですが、
ちょっとそれを書く気分にもなれないほど精神的に今気持ちが乱れてるので、

今日はその内容を綴ったTwitterを転記して、
早めにもう寝ちゃおうかと思います…。

かなり動揺して誤字がありますが、
そのまま転記したいと思います。

おやすみなさい。




































追記:2015年12月27日

いまさらですが、気持ちも落ち着いたので、
改めて詳細を記録しておきたいと思います。


この日、アポロとお昼の散歩を終えて家に帰ってきたあと、
私は遅い昼食の準備を開始。

アポロにも前日に作っておいたムースを食べさせてあげて、
同時に私もだいぶ遅い昼食を取りました。

それが夕方6時半頃の話です。

その後アポロはすぐに、
ほどよい散歩の疲れと、少し多めに食べたムースで満足気にお腹を膨らませ、
私の足元でスヤスヤと夕寝開始…。

アポロがすごくよく眠ってくれてたので、
私は「今のうちに…」とばかりに、その間仕事に集中。

気が付くと時間は夜の11時半。
アポロが寝始めてから5時間が経っていました。

アポロはまだまだ寝ていてくれそうだったのですが、
私自身のお腹が空いてきたので、一度仕事を中断して夕食をとることにしました。

と、その前に、明日はプラゴミの回収日だったので、
プラゴミをまとめて近所のゴミステーションへ捨てに行くことにしました。

いつもゴミステーションへプラゴミを捨てに行く時は、
大体2~3分で帰ってこられるので、この日も、
私は部屋着のスウェット姿のまま、
アポロにはブランケットを1枚かぶせて抱っこしたまま家を出ました。

アポロを歩かせることはしませんでしたが、
せっかく外に出たので、少し外の空気を吸わせてあげようと思い、
アポロを抱いたまま、ゴミステーションを経由しつつ、
近所をぐるっとゆっくりひと回りしました。
これがアポロと夜中にプラゴミを捨てに行く時のパターンになってました。

暗くて静かないつもの道…。

家まであと20秒ほどの距離まで近づいてきた時、
道路沿いにある、とあるアパートの1階の部屋の窓から、
懐中電灯の灯りのようなものがこちらに向けられました。
その部屋の住人が私に向けて光を照らしているのです。

ちょっと気になりましたが、
そのまま普通に歩き続けていると
その光が私の動きに合わせて追っていることに気が付きました。

思わず立ち止まって光の方へ顔を向けると、
住人はそれをやめることもなく、私をずっと照らすのです。

まぶしさに目を細める私。

もう夜も遅かったのですが、私は思わず強く怒鳴りつけました。

「なに照らしてんだ!」

…と。

普段ならこんなふうに人に対して怒鳴りつけるようなことはまずない私なんですが、
実はこの部屋の住人に対しては、たびたびその奇行や迷惑行為が目についていたこともあり、
一度ガツンと言ってやろうという気持ちも働いたのです。

怒鳴りつけた私に対して、その住人は光を照らすことをやめることもなく、
なにかを言うわけでもなく…。

少し気味が悪くなったので、その場を立ち去ることにして歩き出した私。

10メートルほど歩くと、背後から、
勢いよくドアが開く音と、その住人が家から飛び出してくる音が聞こえました。

振り返ると、懐中電灯を持った住人が仁王立ちしてこちらを照らしています。
何を言うわけでもなく、無言で仁王立ち…。

とりあえずアポロを抱いたまま、その人の元へ戻ってみることにしました。

するとその人は、私の目の前に立ちはだかるようにして、
私の左目の5センチくらいの距離に懐中電灯を当ててきました。

私は眩しくて目の前が何も見えません…。

左手で懐中電灯の光を遮ると、その人の姿をようやく確認することが出来ました。

その住人は30代後半くらいの女性。
いつもその奇行が目についてましたが、こうしてちゃんと顔を見るのは初めてです。

ところがその形相がものすごかったのです。

まるでなにかを恨んでるかのような恐ろしい形相で私のことを睨んでいるのです。

私は人のオーラというものはもちろん見えませんが、
その女性から出ている負に満ちたオーラを、そんな私でさえ感じ取る事ができました。

いうなれば、負の世界の人間、
恨み、呪い、怨念などの中で生きている人間のような雰囲気を直感で感じ取りました。

「(ああっ、いけない。これは関わっちゃいけない人だった…)」

もちろん私はこの人に恨まれるような筋合いはないので、

「なんなんですか…」

と言ってみたんですが、女性はなにも答えず、
ひたすら無言で私の目に懐中電灯の光を当てるだけ…。

「(眩しいなぁもう、何も見えないじゃないか…)」

しょうがないのでその懐中電灯を手で払いのけると、
今度はその途端、まるでそれを待っていたかのように、

「手を出したな!手を出したなお前!!」

そう言ってさらに懐中電灯の光を私の左目に押し当ててくる女性。

「照らしてて何が悪いんだよ!他にも照らしてるウチあるだろ!あそことかあそことか!」

付近の一軒家に設置してある外灯を指して怒鳴ってくる女性。

「照らしててなにが悪いんだよ!おい!!何が悪いんだよ!!」

顔を背けようが背中を向けようが、
そう怒鳴りながら懐中電灯で私の顔に懐中電灯の光を押し当てるんです。

こういう人間は下手に立ち向かうと、かえって何をするかわかりません。
さっきの「手を出したな!」と言った件も考えると、
こういうトラブルにも慣れてそうですし…。

私は身長178センチで、そこそこ体は大きい方なんです。
それが、わずか160センチほどの女性が、そんな男に対して挑みかかってくるんです。

なんか怖くなってきました。

このままアポロを抱いて家に逃げようかとも思ったんですが、家はすぐそこ。
逃げた場合、逆に家の場所を知られる方が危ないと思い、逃げることも出来ませんでした。

「ああいう外灯とは違ってあなたは僕に向かって照らしてたでしょ!」

そんなことを言ってみましたが、何を言っても話は通じず、
なにかわけのわからないことを言い出す女性…。

たとえばこれが男相手やチンピラ相手だった方がまだマシだった気がします。
でも今回のこの相手に対しては、びっくりしてもう何も考えられなくなっていました。

もう仕方がないので警察を呼ぶことに…。

プルルルル…。プルルルル…。



生まれて初めての110番通報です。

「事故ですか?事件ですか?」

電話の向こうで警察の方が冷静に対応を始めます。

「ちょっと事件性のあるものなんですが…」

その間も私の目を照らし続けて何か怒鳴っている女性。

「トラブルですね。住所はどこですか?」

その問いかけに対して、ここの住所を伝えたくても、
目の前に懐中電灯を照らされた私は眩しくて何も見えず、
住居表示を探すことも出来ません。

仕方がないので自分の住所をいうことにしました。

「僕の家が近所なんですが、そこは■■■○-○-○です。その近くです」

「○○さんの家が近くにありますか?」

「いえ、わかりません」

「じゃあ○○○という建物の前ですか?」

「いえ、わかりません」

警察の人にそう聞かれても、それすらも眩しくて確認できなかったのです。

そんなこと聞いてないで早く来てください…、とにかく怖い…!
そう思いながら警察に情報を伝える私。

「わかりました。それでは身の安全を確保してお待ち下さい」
「はい、とにかく怖いので早く来てください」

電話を切ったあとも女性は私に対しての姿勢を崩しません。

「お前が先に手を出してきたんだろう!なんだよお前は!!」

ひたすら懐中電灯を押し当て、睨みながら怒鳴りつけてきます。

そして、

「お前、■■■○-○-○の誰だよ!誰なんだよ!!」

と、私の住所を口にする女性。

さっき警察に伝えた住所を聞かれていて、しっかり記憶していたようでした。

「(しまった…。住所を覚えられてしまった…)」

もう私はその女性を相手にしないようにして、
警察が来るまで背を向けてることしか出来ませんでした。

こんな夜中にこんな恐ろしい形相…。
この人にはなにか変なものでも憑いてるんじゃないか…、

そんなことさえ考えてさらに怖くなる私。

しばらくすると、
いきなり女性が何も言わず家の中へスタスタと入っていってしまいました。

その隙に逃げることも出来たのですが、
この危ない女性の存在を警察に伝えなくてはいけないと思い、
その場で警察の到着を待つことにしました。

「アポロごめんね。なんか変なことになっちゃったよ…」

ブランケットを巻いてきたとはいえ、12月の冬空の下。
時間はもう夜中の0時を回っていました。

アポロに寒い思いをさせてしまっている…。

そう思ってアポロの様子を伺ってみましたが、
幸いにもこの時はさほど気温も低くなく、
アポロも特に震えるようなこともなくて、
私の腕におとなしく抱かれていました。

女性の家のドアが開いて、また女性が出てきました。
そして懐中電灯とともに今度は他のものもこちらに向けてます。

ハンディビデオカメラでした。

そして私とアポロの姿を無言で撮影し始めたのでした。

最初の「手を出したな」という発言や、住所の記憶、
そしてこのビデオカメラ…、
この女性は過去になにかの被害を受けて裁判でも起こした経験があるのではないか…?
そのことでやや被害妄想的になっていて、
極度に証拠集めをする精神疾患のような気があるのではないか…?

そんなことを考えました。

私の顔の目の前まで近づけて撮影している女性、
そして全身、アポロの顔…、舐めるように撮影されましたが、
とにかく私はただじっと立って無視です。

警察はまだ来てくれません…。

しばらくすると、また家の中に戻っていく女性。

そして再びドアが開いたかと思うと、小さなかばんを手に持って出てきて、
アパートの前の駐車場に停めてある自分の車に乗り込みました。

そしておもむろにエンジンを掛け、ものすごい勢いで駐車場から車を出す女性。

轢かれてはたまらないと思い、他の車の間に逃げこむ私。
そしてそのまま私の前を過ぎていく車…。

「(警察が来るから逃げるのかな…?)」

ちょっとホッとしながら車の後ろ姿を見ていると、
すぐに車は止まり、今度はバックしてきました。

ブゥゥゥゥーーーーン!

バックライトの灯りさえなんだか不気味に感じます。

そして私の目の前で止まると、
運転席の窓が開き、女性がまた私の姿をビデオで撮り始めました。

もう私は背中を向けました。

背後で女性が怒鳴ります。

「お前!人の家の前で何やってんだよ!」

そんなことを叫びながら私の姿をビデオで撮っています。

やれやれ…、と思い、
私はそのアパートから隣の一軒家の車の陰に移動することにしました。

すると今度は車から降りてきて私の背後に立ち、再びビデオ撮影する女性。

もう背中を向けて無視したかったのですが、
もし刃物でも持ってたら怖いので、背中も向けられません。

ちらちらと横目で女性の動きを警戒しつつ、ただ黙って撮られ続ける私。

私だけを撮られるならまだよかったのですが、
アポロの姿を撮られるのが嫌でした。

「(あとでアポロに呪いでもかけないだろうなこの人…)」

なんて半分真面目に心配しながら…。

女性はやがてまた車に乗り込むと、
今度は本当に走りだし、どこかへ行ってしまいました。

110番通報してから10分くらいは経っていたように思います。
警察はまだ来てくれません。

一応隣の家の車の陰に隠れてはいましたが、
心細くて怖くて仕方がありません。

するとしばらくして、この女性の部屋の上に住んでいる主婦らしき人が、
ドアを開けて外を覗き込んでいることに気が付きました。

私はまたアパートの前に戻り、その主婦の方に声をかけました。

「すみません。1階の人とトラブルを起こしてしまいまして。今、警察を呼びましたのでちょっとご迷惑かけますが…」

と言うと、

「もうあの人、どっか行っちゃいましたよね…」

と辺りを気にしながら喋り出す主婦。

「今ずっと見てて、これじゃ警察も呼べないだろうなって思って私も今警察に電話したところなんです」

と教えてくれました。

それからしばらくしてようやく警察がやってきてくれました。

「ここです!ここです!」

と手を振りながら隠れていた車の陰から顔を出す私。

やってきたのはバイクに乗った警官ひとりでした。

私はてっきり警官二人がパトカーに乗って駆けつけてくれるものとばかり思ってたので、
正直ちょっとがっかりでした。
とにかく今の状況では、いつ女性が戻ってくるかわからなかったので、
すぐにでもパトカーの中にかくまってもらいたい気持ちでいっぱいだったのです。

来てくださった警官は30歳前後の若い人でした。
管轄の警官が全員他の通報で出払ってしまったので、隣の管轄から駆けつけたとのこと。

まずは事情を聞かれたので説明する私。

さきほど話をした上階の主婦も出てきてくれて話を聞くことも出来ました。

するとこの女性、やはりアブナイ人間のようで、
今までも何度か警察を呼ぶ騒ぎになったことがあるということでした。

この主婦が「アブナイな」と気づいたのは、
その女性が車を停めている駐車場の前にあるマンホールを、
その女性が覗きこむようにしたり、
何度も足でガンガンと蹴飛ばしてるのを目撃してからということです。

なんでしょうね…、
マンホールの中から誰かが自分のことを見ているとでも思ったのでしょうか…。

やはりなにか被害妄想的な疾患の持ち主なのでしょうか…。

実は私がアブナイなと感じたのも似たようなことからでした。

私、去年の今頃はよく、
アポロを夜の11時くらいに散歩させていたんです。

そしてこの女性のアパートの前もよく通ってたんですが、
その時にこの女性をよく見かけてたんです。

この女性、何をしてたかって言うと、
駐車場に停めてある自分の車を懐中電灯で照らしながら、
いつまでもいつまでも屋根の上とかボンネットの上とかを調べてるんです。

それで何度も何度もリモコンキーで鍵をガチャガチャとロックして、
ドアを手で開けては何度もバタンバタンと閉め直し…。

アポロとぐるっと散歩して帰ってきても、まだやってるという。

夜の11時くらいにそれをやってるんです。

まあこの女性に限らず、
たとえば近所の猫ちゃんが自分の車の屋根やボンネットに乗っかって、
足跡をつけていくことに神経質になったりする人は少なからずはいると思います。

この女性に対してなにか異様めいたものは感じましたが、
この行動に関しては、おそらくそんな神経質な人なんだろうな…くらいに思ってました。

ただ、車の運転が荒いことも気になっていました。

この女性のアパートの前の道路は、ウチの前の道路でもあるんですが、
ここをアポロと散歩してる時、ものすごいスピードで走り抜けていくんですよ、この女性の車が。

時速こそ50kmくらいだとは思うんですが、
狭い道なので、それくらいのスピードでも横を通り過ぎられる時は、とても怖いんです。

「ああ、またあの車だ…。危ないなぁ…」

日産の白い小型乗用車。
しばらくすると私もすっかり車種とナンバーを覚えてしまいました。

そんなこともあったので、この日最初に懐中電灯で私の姿を照らされた時、
ついカチンと来てしまい、一度ガツンと言ってやろうという気持ちになってしまったわけです。

でも関わっちゃいけない人だったんですね…。
深く後悔しました。

警察の方に事情を話していると今度は、
このアパートの前に最近建ったばかりの一戸建てに住む主婦の方が顔を出してくれました。
私たちの話し声が家の中にも聞こえたのでしょう。

この主婦の方にお話を伺ったところ、
実はこの日の昼間にも警察を呼ぶ騒ぎがあったとのこと。

お話によると、
この主婦の方が買い物に出ようと駐車場から車を出そうとしたところ、
このアパートの女性が車の前に立ちはだかり、無言でビデオ撮影を始めたとのこと。

場所はちょうどさきほど話にも出たマンホールの上の辺りです。

このお互いの車は道を挟んで、
ちょうど向かい合うように停まっているのです。

主婦の方は「何をしてるんですか?」「やめてください」と言っても、
ただ無言で立ちはだかりカメラを向けられ、
そして何を言っても話は通じず、わけのわからないことを言い始めるので、
仕方なく警察を呼んだとのことでした。

そしていろいろと話を聞くうちに、
この女性は近所の猫ちゃんに漂白剤をかけたこともあるという話まで出てきました。

そんな危険な人物がこんな近所に住んでたなんて…。

私はただただびっくりです。

そういえばウチの斜め前の一軒家に猫ちゃんがたくさん住んでるんです。

そこの家の猫ちゃんは、外にも自由に出してもらってて、
たしかに、私が外で干してた座椅子にちゃっかり乗っかって休んでたり
ウチの庭の枯れ草の中やプランターの土の上、
掃出窓の下のタタキ(コンクリ)部分にウ○チをするなど、
おちゃめなこともよくしてるんです。

で、その猫ちゃんが住む家に、
実は1年くらい前から頻繁に警察が訪ねてくるのを私は見ていたのです。

どんな理由で警察を呼んでいたかはわかりませんでしたが、
それこそしょっちゅう警官が訪ねて来てたのを私は見てましたし、
夜中にはパトカーが巡回しに来て、この家の前で30秒くらい停車して立ち去っていく、
というのを何度も見ていたのです。
(私、夜中に仕事してることが多いので外で赤色灯を点けたパトカーが通るとすぐにわかるんです)

そんなことと今回のことが私の頭の中で繋がって、
もしかすると、それは猫ちゃんの被害で警察を呼んでたのかな、とも考えてしまいました。

そんな情報を警察の人に聞いてもらいながら、

「あの~僕、その人に住所を知られてしまったので、それが怖いんです…」

と打ち明けると、

「とにかく戸締まりはしっかりしてください。そして何かあったらすぐに警察に連絡してください」
「それから、可能であれば防犯カメラを取り付けて身の安全を図ってください」

そうアドバイスされました。

防犯カメラまでとは…(苦笑)。

「とにかく、どこにもそういう人は少なからずいるのは事実ですので、そういう人には絶対こちらから関わらないで、なにか仕掛けられても無視するようにしてください」

警察が現時点で出来るのは、
悲しいですがこういうアドバイスまでなんでしょうねぇ…。

ストーカー被害に遭って怯えて暮らしている人の気持ちが、
この時は痛いほどよくわかりました。

そんなことを話している最中、そこへ女性の車が戻って来ました。

「帰ってきたっ!」

主婦の一人が叫びます。

「離れてっ!!」

瞬間的に若い警官も緊張感のある大きな声で叫びます。

蜘蛛の子を散らすように、一斉に家へ逃げ込む主婦の方々(笑)。

私は隣の一軒家の車の陰に隠れます。

女性はさっき私たちがいた場所にライトを点けたまま車を停めると、車から降り、
そのまま警官に向かってものすごい形相で歩み寄っていきました。

そしてその先に私の姿を確認すると、今度は私の方へ向かってくるのでした。

「待ってください。止まってください!」

そう言いながら若い警官が女性と私の間に立ちはだかってくれました。

この時のこのおまわりさんの対応は心強かったたですね~!
こちらに向かってくる女性から、私のことを必死で守ってくれたのでした。

「なんであたしが犯人扱いされなくちゃいけないんだよ!」

そう何度も怒鳴りながらまだこちらに向かってこようとする女性。

「誰も犯人扱いなんかしてないですから。とにかく話を聞きましょう。車を駐車場に入れてください!」

警官が何度言っても聞く耳を持たない女性。

「車が入ってきたら通れませんから、駐車場に入れてください!」

警官が何度か強めに言っているうちに、その女性もそれを聞き入れ車に向かってくれました。

その隙に私は警官に駆け寄り、

「あの…、僕もまだ一緒にいないとダメですか…?」

と訊くと、

「あ、もういいです。すぐに家に戻ってください!戸締まりはきちんとして!」

と言われたので、そ~っと女性の目を盗んでその場から立ち去ることにしました。

ただし、そのまま家に向かうと家の場所がバレてしまいそうだったので、
あえて家と逆の方向へ向かいました。

女性と警官たちから少し離れて角を曲がったところで、背後から、

「やめてください!」

という警官の叫ぶ声が聞こえましたが、もう構わずにアポロを抱いて走り出しました。

「(おまわりさんごめんなさい!あとはよろしくお願いします!)」

警官と女性がそれからどんなやり取りをしたのか…。
それが気掛かりでしたが、とにかくその時の私はその女性から逃げることで頭が精一杯でした。

ぐるっと遠回りして玄関にたどり着き、逃げこむようにして家の中に入る私とアポロ。

時間は夜中の0時40分。

ゴミを捨てに出ただけのつもりが、1時間近くも外で時間を潰してしまいました。

「アポロごめんね…。寒かっただろう?ご飯もまだだもんね、今から用意するから」

アポロには夕方にムースをお腹いっぱい食べさせたので、
もうこの日は食べさせなくても良かったのですが、
一応いつものフードを半分の量だけ食べさせました。

私の夕食はというと、
アポロにフードを食べさせてる間に即席ラーメンを作ってささっと済ませました。

私が食器を洗ってると、
アポロはブランケットの上で丸くなって寝てしまいました。

疲れさせちゃったねアポロ…。

そして私は少し気持ちを落ち着かせて、さっきまでの様子をTweet。

途中、コップに麦茶を注ごうとしたのですが、
コップがカタカタと音を立てるんですよ…。

私、怖くてまだ手が震えてたんです。

戸締まりもすぐにしました。

実は私、離婚してアポロと二人暮らしになってから、
わざと窓の鍵を開けっ放しにしてたんです。
家にいる時も、出かける時も。

アポロと暮らしてて、もし私が突然倒れたら…、
アポロを留守番させたまま、私が外で突然倒れたり、
何かの理由で家に帰ってこられなくなったら…、

そういう場合を想定して、
予備の鍵とメモ書きは出かける時に常に携帯していましたが、それでも、
誰でもすぐに家の中へ入ってきてアポロを救い出してもらえるようにと、
あえて出窓の鍵だけは開けっ放しにしておいたんです。
ウチは1階に住んでるので…。

でももうこの瞬間からそれをやめました。

それだけの身の危険をこの時に感じたのです。

ということで、今はウチ、ちゃんと戸締まりしてるので、
世の中の泥棒さん、このブログを読んでウチに来ても無駄ですからね(笑)。

そして今、
外出するときにはいつも、マスクをして出かけるようにしています。

なにしろ顔をビデオで撮られてしまいましたし、
この女性の住むアパートとウチとは、徒歩で20秒しか離れてない距離です。
とにかく用心して暮らしています。

とはいっても、今になって冷静に分析してみると、
途中でも書いたように、この女性は被害妄想型の精神疾患のようにも思えるので、
こちらが近づかないかぎり、
向こうから何かを仕掛けてくることはそうないかもしれないと思ってます。

あ、それから、

ウチの斜め向かいの猫ちゃんを飼ってるお宅にも、
この翌日、朝の10時半頃に話をお伺いしに行きました。

(まさかこの時アポロが誤嚥性肺炎になってるとは思ってなかったので、アポロを抱いて一緒に連れて行ったのです。結果、午前中の診療にも間に合わなくなってしまったのを今でも悔やみます)

この猫ちゃんのお宅には高齢のおばあさんが住んでいます。
お姿は何度も拝見してますが、面と向かってお話をするのは初めてです。

私は昨夜の事情を話し、心当たりがないかお話を伺ってみました。
が…、

「いえ、ウチは警察なんか呼んだことないですよ。猫ちゃんも大丈夫です」

と否定されたので、
もしかしたらあまり聞かれたくないことなのかなと思い、
それ以上は聞くことをやめました。

あとちょっと失礼ですが、話をしてみて思ったのは、
もしかすると認知症もあるのかな、という感じも受けたので、
早々に話を切り上げて帰ってきました。

ただ話の最後に、

「いや実はウチ、閉めたはずのシャッター(雨戸)がいつのまにか開けられてることがあったので、それでこのあいだ警察呼んだんですよ」

とおっしゃってました…。

なにはともあれ、物騒な世の中ですね。

今回のこの女性、
そのうち何か事件を起こすのではないかと心配しています。

この女性への心配ではなく、
被害に遭ってしまう人への心配です。

私のような被害が他の人へも出ないよう、
ご近所の人数人には、この時の情報を伝えています。

こういう時、
自治会やご近所とのつながり、情報の共有は大切だなと痛感します。

今となっては遅いですが、
私もあの女性がそんな人だとわかっていたら、
怒鳴りつけたりしてませんでしたし…。

こんなことを考えると、
今はどこか遠くへ引っ越したい気持ちでいっぱいになります。

ただ私の場合は賃貸に住んでるので簡単に引っ越せますが、
目の前に住んでる一軒家の住人さんは毎日怯えてなくちゃいけませんもんね…。
いやいやいや大変だと思います。

以上、まとめでした。

追記:2015年12月31日

ウチの隣の新築一戸建てに、2年前に引っ越してきたお若い夫婦がいるんですが、
今日、そのご主人と顔を合わせる機会があったので、
このアブナイ女性についての情報を教えておこうと思い、少しお話をしました。
(最近赤ちゃんもお生まれになったので、なにかあったら大変ですし)

するとそのご主人、

「ああ、あの白い車に乗ってる女の人ですよね。僕はここに引っ越してきてからすぐに気がつきました」

とのこと。

「なんか車のキーを何度もガチャガチャやったり、マンホール蹴飛ばしたりとかするんですよね」
「そうです!そうです!」

「車もすごいスピードで走ってくんですよね」
「そうです!そうです!」

ということで、
私やご近所の人が目撃してきたその女性の奇行を、
このご主人も同じように何度か見たことがあって、気をつけているとのこと。

その女性には小さなお嬢さんが2人いるらしいことはわかってるが、
旦那さんの姿は見たことないので、おそらくシングルマザーなのではないか、
とも言ってました。

すでに2年前からその女性がアブナイということをご存知でしたとは…。

そこまでわかってらっしゃるようなら、
今さら注意を促す必要もないと思いましたが、
とりあえず、

「警察の方曰く、『決してこちらからは関わらないようにしてください』とのことですので」

とだけ言ってお別れしました。


追記:2016年3月3日

似たようなご経験のあるこのブログの読者の方からアドバイスをいただきまして、
今回の件を保健所に通報しました。

こういった件は、警察よりも保健所へ通報する方が適切だそうです。

実際、話をしに行った保健所では、職員の方が真剣に話を聞いてくださり、
「たしかに精神的な疾患が伺えます」とのことで、
後日この女性本人の家へ足を運ぶとのことです。

そして精神科の診察を受けるように地道に説得を続けることになるでしょう、
とのことでした。


追記:2016年4月16日

隣の一軒家のご主人から、
「例の精神疾患らしき女性が引っ越したらしい」との情報をもらいました。

早速アパートの前へ行ってみると、
たしかに駐車場には車はなく、部屋の雨戸(シャッター)も閉められてて、
住んでる様子は感じられませんでした。

隣のご主人の情報によると、
インターネットの賃貸物件サイトを見ても、
たしかにこの部屋が空き部屋になっていて入居者募集中になってるとのこと。

よかったです。どうやら引っ越してくれたようです。

このアパートの目の前に建ってて実際被害を受けた主婦が住む一軒家も、
しばらく1階部分の雨戸を日中も閉めきりにしていたのに、
この時はもう全開にしてました。
この家の方も例の女性が引っ越したことを知ったのかもしれません。

ただ、隣のご主人の情報によると、
この女性の娘さんが、すぐ近くにある有名私立学校(小中高大一貫)に通ってるようなので、
そんな遠くへは引っ越してないだろうとのことでした。

とは言え、とりあえずこの場所から引っ越してもらえたことは正直安心材料です。
良かったです…。

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