アポロを火葬したあとのお話や、
アポロとの散歩の思い出などを今日は書きたいと思います。
今日もまた長くなっちゃいましたけど、
いろいろなアポロの写真も引っ張り出してきましたので、
よろしかったらアポロへの追悼の意味も込めて、
今日もお付き合いくださると幸いです。

アポロ「アポロのハートメモリアル劇場のはじまりはじまり~♪」
実は、
アポロの火葬が済み、家に戻って来たあと、
アポロのお骨と一緒に散歩に出ました。
もう一度アポロをちゃんと散歩に連れてってあげたかったのです。
時間は午後の1時半。
「アポロォ、お散歩行くぅ?」

アポロ「行く行く~っ♪」
アポロのお骨をいつもの
fundleのバッグに入れ、
アポロと一緒に歩いたいつものご近所コースを歩きました。
アポロはもう体がないわけなので、
たぶんふわふわと私の周りを漂ってるのかもしれませんが、
私のイメージとしては、
とりあえず私の足元をいつものようにチョコちょこと歩いてるという設定でスタート(笑)。
こうして歩いてると、なんだかいつものようにアポロが、
すごく嬉しそうに歩いてる姿が目に浮かんできます…。
ああ、この場所に来るとアポロは必ずオシッコかけてたなぁ…、
「はいはいアポロ、こっちこっち。そんなところでオシッコかけてると置いてっちゃうよ」
なんて声をかけながら、憧れのノーリード散歩です♪
交差点に差し掛かると、一応アポロに声をかけます。
「はい、マテ。フセ!そうそう♪いい子いい子♪」
こうして交差点で信号待ちしてる時、
アポロはいつもいい子で
フセをして待ってたよねぇ。
そんな姿を意外といろんな人に見られていて、
散歩しててもふと、
「この子、いつも信号のところでいい子でフセして待ってる子ですよねぇ」
なんて見知らぬ人から声をかけられることも多くて、
そんな時はパパさん、ちょっと鼻高々だったよ…。
そのまま散歩を続けてると、子猫ちゃんに遭遇。
気のせいか、猫ちゃんの視線が私の足元に集中…?
もしかしてアポロが歩いてるのが見えてるのかな…?
いや、見えててほしい。
っていうか、見えてることにしたい(笑)。
散歩は続き、昔住んでたマンションの前も通ってみました。
ここは最初にアポロがやってきたおウチだよ。覚えてるよね?

我が家にやってきてまだ4日目、生後3ヶ月のアポロ。
引っ越してからも何度かこのマンションの前を通ったことがあるけど、
やっぱりアポロ、マンションの中へまた普通に帰ろうとしてたっけ…。
当時散歩してたご近所コースももう一度通ってみました。
ここは駅前だからいろんな匂いがたくさんついてて、
とにかくアポロは匂いを嗅ぎたくてなかなか前に進まなかったよねぇ…。
「アポロ、早く前に進もう…」
そんなことを言いながらリードをクイって引っ張ったところを、
なんだか若い愛犬家らしきお兄ちゃんに見られて、
「歩くの嫌がってんじゃんかよ!可哀想だろ!」
なんて勘違いされて怒られたりして、ヤレヤレだったよあの時は(笑)。
アポロのことは私が一番良く知ってんだから、
あなたにアポロの何がわかるんだっ!
…って思わず怒鳴り返したよ、
心の中でさ(笑)。
そんないろんなことを思い出しながら、
駅に併設されている商業ビルにも入ってみました。
普段ならアポロを連れて入ることは出来ない犬禁止の建物です。
でも今のアポロなら堂々と一緒に連れて入れます♪
なんて嬉しいことでしょう♪
こんな感じでこれからはアポロを留守番させることもなく、
一緒に連れていくことが出来ます。
映画館、カラオケ、美術展、美味しいお店…、
そんなことを考えるとワクワクです♪
アポロ、パパさんね、これでもそこそこ歌上手いんだヨ。
ま、人から上手いって言われたことはないんだけどね(笑)。
アポロはまだパパさんの歌聴いたことなかったもんね。
今度一緒にカラオケ行って聴かせてあげるよ。
でも正直聴くに耐えなかったら、
部屋からそっと出て行っていいからね(笑)。
ただ勝手に機械を止めたりするのはやめてネ。
そっちの世界にいると、電気系を操作出来る力が備わるらしいから(笑)。
そんな感じでアポロとの追悼散歩をしたわけですが、
実はその翌日からも、とりあえず散歩にだけは出るようにしました。
これまで毎日、
アポロとの散歩をしてからの一日のスタート、という生活リズムだったので、
まだそれが体から抜けなくて。
まずは散歩から始めないと、一日が始まらないというか、気持ち悪いというか、
一日が引き締まらない感じなんですよね…(笑)。
まあ散歩は自分の体にもいいので、このまま続けようと思ってます。
そんなわけで、今度はお骨こそ持ち歩きませんが
その翌日からも同じようにアポロを連れての散歩をしています。
「アポロォ、おいでおいで♪散歩行くよぉ」
この冬の時期には太陽の光はとても貴重なので、
散歩コースもなるべくずっと日が当たる真っ直ぐな道を選んで歩いてました。
「はいアポロォ、匂いばっかり嗅いでると置いてっちゃうよ~」

テケテケテケテケテケテケ…。どうかアポロが必死でくっついてきてますように(笑)。
前日とは違うスーパーにも入ってみました。
ここでも何度かアポロを店外に繋いで待たせてたこともありました。
アポロはこのお店の外で待つのは結局ずっと慣れなくて、
よく吠えてましたっけ…。
それがちょうど、自動ドアが開く時に吠えるもんですから、
さほど広くない店内にアポロの声が響き渡る!響き渡る!(笑)
お客さんが皆、ドアの方を見る!見る!(笑)
「あちゃ~、あれアポロの声だ。なんでそう寂しがるのかなぁ…(苦笑)」
なんて思いながらさっさと商品をカゴに入れてレジに並ぶと、
私の前に並んでたお客さんとレジの店員さんがこんな会話をしてたことがあったんですヨ。
「ワンちゃんが外で待ってるみたい」
「寂しいのねぇ」
「それがすごく可愛い子でチョコタンのスムースのダックスなの!」
私、心の中でガッツポーズですヨ♪(笑)
あっらま~♪
そんな、え?可愛い?今、可愛いって言いました?
いやですわ奥様、オホホホホホ~♪
みたいな(笑)。
周りから見れば、私は
fundleのバッグを肩から下げてるし、
腰には
マナーポーチ、
アミアンピュアのスプレーも下げてるので、
勘のいい人なら「こいつがあの吠えてる犬の飼い主かっ!」って目星はつくんでしょうが、
そこは知らんぷりして店員さんたちの話をニタニタしながら横で聞いてました♪(笑)。

アポロ「もう!ボクの声聞こえてたでしょ!すぐに戻って来てよ~!」
アポロ、もう待たせることも家での留守番もしなくていいんだからね。
いつでも一緒だ♪
お店の中にも入ってみました。
階段も一緒に昇っていきます♪

「アポロォ、ついてきてるぅ?」
ダックスフンドのような胴長の犬の場合は、
ヘルニアになる危険が高いので、とにかく階段の昇り降りはご法度です。
ウチのアポロも階段の昇り降りはかなり早い段階から禁止していましたが、
アポロォ、
なんだかお前さんは階段を前にするとテンション上がってたよねぇ~~~!

アポロ「そう♪ボク、階段大好き~♪」
もうこれからはヘルニアの心配はないから、好きなだけ昇ったり降りたりしていいヨ♪
そして今回、エスカレーターにもチャレンジです☆
覚えてる限り、アポロはエスカレーターを使ったことがないと思います。
アポロ、エスカレーター乗れるかな…?(笑)
人間でも子どもの頃って最初は、エスカレーターに乗るの怖かったりしましたよネ…。
ま、今のアポロなら自由な体なので、
エスカレーターに乗れようが乗れまいが上手についてこられると思いますが、
そこはやっぱり可愛いアポロさんのため、
ちょっと抱っこするように、両手で抱えるような仕草をして、
一緒にエスカレーターに乗りました。
私に抱っこされて安心しているアポロの姿が目に浮かびます。
ただ…、
そんな私の姿を周りの人が見たら絶対怖がるので(笑)、
一応さりげなく“腕を組んでる風”なポーズに見せかけたりなんかして…(笑)。
散歩コースの最後の〆は、公園に寄るようにしています。
ベンチに座って私はちょっと休憩。
「アポロォ、パパさんちょっと休んでるから、好きなように遊んできな♪」
この公園は本来犬を連れて入ってはいけないのですが、
それも今のアポロには関係のない話。
いつもと同じ散歩コースのはずですが、
また新しい散歩スタイルが出来た感じで、とても新鮮な気分です♪
「じゃあそろそろ帰ろうかアポロ…♪」
しばらく休んでベンチから立ち上がろうとすると、
組んでた足の影が…、
あら…♪
なんだかアポロの頭の影に見えたりなんかして…♪
「アポロが姿を見せてくれたんだと思ったよ」
ちょっと目を潤ませながら、
それを公園にいた人たちに悟られないように、
そっと公園をあとにしたのでした…。
こんな感じで毎日散歩を続けています。
いまだに散歩へ出る前に、
ついついアポロの散歩グッズが置いてある棚の前に立ってしまい、
アポロ用の準備をしてしまいそうになるクセがまだ抜けません。
アポロが亡くなって4日間くらいはそんな生活の中で、
突然ブワッと胸を締め付けられるような思いになり、
涙がこみ上げてくることが多かったのですが、
初七日も終えた最近では、
目を潤ますことはあっても、突然涙がこみ上げてくることはなくなってきました。

アポロ「よしよし!今日は泣いてないな」
散歩一つとっても、アポロからはたくさんのことを学ばせてもらいました。
時間にルーズな私が、アポロと生活しているおかげで、
半ば強制的に規則正しい生活を送らされていたことにも、
今更ながら感謝です。
アポロありがとうね。
ますますアポロの存在が大きかったことを感じてるよ。
また明日も散歩付き合ってね♪

アポロ「あいよ~♪パパさんと散歩するの大好き~~~♪」
そう言ってくれてることを願ってます♪
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