ちょこの昭和探索

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358 喫茶マコ 大阪⚫︎大阪

2025-02-16 22:19:47 | 🍭大阪府の喫茶店
※この記事から5つは母が訪問してくれた喫茶店のため、私に深い感想は書けません。あしからず。

ここは多分知っている人は少ないんじゃないのかなぁ。
ドアはマジックミラーとなっており、外から全く中の様子を伺うことができず、入店するのになかなかためらいが生じてしまうタイプやね。

創業から54年!で、現店主は2代目。
ガラスブロック。



コロンとした大好きなタイプのチェア。コバルトブルーは見たことないかも。
背の部分の線がこれまたオシャレね。

常連さんがたくさんいらしたみたい。

ねぇ…気づいてしまったよ…。
アイスコーヒではなく「愛すコーヒ」と表記されていることに。
惜しい…!マッチがあれば完璧やったー…!
でも外観、内装ともに100店満点です。素敵すぎますね。
コカ・コーラの看板があるのも最高。

2022年7月10日訪問

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2022年6月19日に発見した廃業喫茶店たち

2025-02-15 22:53:16 | 廃業喫茶店
彦根をぶらぶらしていて、見つけた残念ながら廃業されている喫茶店の写真を掲載する。
①らんぶる
私の愛読しているブログ「レモン糖の日々」で内装が紹介されている。レモン糖さん羨ましい〜…。ちなみにすごくコンパクトだけどゴージャスで素敵なな内装だった。
入ってみたかったな。 らんぶるの書体がgood。



2階のステンドグラスの窓がすごくすごく素敵。
これによりまたチャップリンを思い返してしまった。

②ぷりんす
最も謎めいた喫茶店跡。だって、この看板がぶら下がっている横を見ると、パチンコ屋さんがあるんだもの。パチンコ屋さんができる前はここに珈琲&軽食ぷりんすが存在したのだろうか。これも住宅地図で調べてみればすぐにわかることだ。

③グリルフレーバー商工会議所店
銀座町で現役のフレーバーの支店。ショーケースもあったようで、なかなか内装もレトロだったみたい。2020年7月31日でひっそりと閉店されたそうだ。
参考:
昔は商工会議所には喫茶店はつきものだったイメージ。今でも商工会議所の方々御用達としても、現存しているのはすごく奇跡やと思う。商工会議所喫茶店は無くなってしまう前に急げ。商工会議所自体がまず古いからな。



あとは、スイスという喫茶店もあった。
実は2022年6月19日、我々が彦根を訪れていたときはもすでに閉店されていたのだが、まさかの閉店日は5月29日。約1ヶ月遅かった…。かなり後悔。

そして、帆船という喫茶店は2024年に入って閉業されたのだが、実は、「帆船」とは私の名前の由来となったもんで勝手に愛着を感じていた。しかしそっと閉店されたとは。悔しいーーー!


おまけ*お休みだった紅屋と花。
紅屋は必ずリベンジ!


2022年6月19日撮影





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357 UCCカフェメルカード彦根店 滋賀⚫︎彦根

2025-02-14 13:46:45 | 🍭滋賀県の喫茶店
非常に愉快なマスターがお一人で切り盛りされている喫茶店。
マスターは我々のような喫茶店好きに非常に理解がある方のようで、めちゃめちゃたくさんお話をしてくださった。
なのに…!なのに…!メモがないー!!!
…おそらくだけどマスターのお話に集中しすぎて、メモを取っている隙がなかったような(笑)

私が高校生だと伝えると、この前も古い喫茶店が好きやっちゅう高校生の子が写真とか撮りに来たよー、とマスター。
2022年くらいから高校生喫茶店巡ラーが増え始めたような気がしますな。
ちなみに私は中学一年生の頃から巡っております。(←やや反抗的で痛々しい)



この銅板テーブルが素敵。






外観、内装ともに全体的にブラウンで統一されている


マッチはもう無くなっちゃったんだって〜…一足遅かったかぁ…

なんだか…カッコよくて、どこかチャーミングで素敵なマスターに出会えました。

2022年6月19日訪問





コメント (2)
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356 Gelateria Azzurro(アズーロwithチャップリン)  滋賀⚫︎彦根 《無期限休業》

2025-02-12 18:06:51 | 🍭滋賀県の喫茶店
タイトルにもある通りジェラート屋さんなのだが、実は37年ほど前までは「チャップリン」というジャズ喫茶だったのだ。

閉業後長らく活用されないまま、2012年に一度だけ、有志らによって一夜だけの復活を遂げた。その様子はYouTubeに公開されているので、参考までにリンクを貼っておく。

参考:ひと晩だけのチャップリン~マスターを偲んで Always 2012.11.11 
一夜だけの復活だから、これがまたロマンチックに感じてしまう。
なんともセンチメンタルな気分にさせる動画だ。動画内ではチャップリンのマッチも映っており、当日配っていたんだろう…ウラヤマシ

未視聴の方にはぜひ見ていただきたい。見る価値のある動画やと思うから。


そしてそれからおよそ6年の年月が経ち、アズーロがオープンする際に、できるだけ当時のままの内装が維持されて、チャップリン跡は素晴らしき再スタートをきった。 

しかも、チャップリンの空間をできるだけそのままにするだけでなく、階段前のテントにアズーロ"with"チャップリン"とある。

まるで、チャップリンのことを忘れないでと我々に語りかけているかのようだ。

アズーロの努力に泣ける。



このような素晴らしい物語が詰まっているアズーロなのだが、つい先月悲しいお知らせが。
大学進学で滋賀に来ているわけだし、彦根の、あのジェラート屋さん!また行きたいなぁ、と思いInstagramで探すと、すぐにアカウントがヒット。


やった!と思ったのも束の間。


無期限休業のお知らせ。それも2024年9月23日付の。
うっ…うっ( ;∀;)←半泣き


ジャズ喫茶チャップリンの内装をできるだけ当時のまま維持して、頑張っておられたお店だったからというのもあるけれど、ジェラートがすごくすごく美味しくて。
また食べたかったよ…。


渋すぎるビルの1階でジェラートをテイクアウトしている方ばっかりだったのだが、我々は(特に私は)チャップリンの内装を見たかったので、テイクアウトではなくて、ジェラートを受け取ると、やや急なこれまた素敵な階段を登り2階へ。
(※ちなみにジェラートの写真はありません...すぐに美味しくいただいてしまった笑)


そこに広がっていたのは、2012年一夜限りの復活を遂げた時の動画に映っていた、あの、チャップリンのままだ!
赤、黄、青のステンドグラスの窓は綺麗になって、でもチャップリンのままで。カウンターも。ドアもピッカピカだけど、昔の四角い取手付きの押すタイプのドア。

しかも撮影はご自由にとのことだった。





入って右側はかつてのステージ部分。
往時に思いを馳せて。




本当にピカピカになった(この場合は素晴らしいことだが)のみで、このステンドグラスの窓を残して、この旧チャップリンを開放しておられたアズーロには頭が下がります。

コロンとしたまぁるいチェアもチャップリン時代のもの。 


ステンドグラス、拡大




貸切だったこともあり、撮り放題で最高のジェラートタイムを過ごせた。

カウンターもチャップリン時代のまま。

すごくセンスを感じる。並べ方に…








美しや...




そして、長らく謎だった部分がとうとう解明されすっきりした。
愛読の「純喫茶ヒッピー」さんのブログにて、クロバという喫茶店の看板とチャップリンの看板が、ビルの表面に掲げられているものだから、このビルの中に同時期に2店舗の喫茶店があったのだろうと私は思っていた。

しかし、彼のブログにはクロバという喫茶店があったのは遥か昔の話で、クロバにチャップリンが居抜きで入ったとの記載があった。しかし我々が、2階への階段を登っている際に、*クロバ*と記されたドアを見つけた。そしてその向かいにチャップリン(アズーロイートインスペース)へのドアがあったのだ。これはつまり、2店舗が同時期にビル内にあったことを示しているのではないか。チャップリンはクロバの居抜きではないことが明らかとなったと言えるだろう。
そもそも当初から、このビルに二つの看板が掲げられていることからも、居抜きではないと私は思っていた。


しかし、、、!
以下の新聞記事からは、やはり純喫茶ヒッピーさんのブログに書かれていたことが正しいのかも。つまり…ここまでに私の長々とした語りは忘れてください~!(笑)

参考:滋賀彦根新聞: 昭和時代 銀座のジャズ喫茶・チャップリン 11日限定で復活ライブ、銀ぶらアートも11日〜 



ここからはクロバの写真を載せる
この扉の奥は一体どうなっているのだろうか...。







クロバのガラスもしくはプラスチック製のポコポコとした扉が素敵すぎる。

さようなら。クロバ、チャップリン。



アズーロ(チャップリン、クロバ)のあった渋ビル。こりゃぁ惹かれるわぁ...。
ちなみにチャップリンの看板に記載のあるイセヨシは1階にあったおもちゃ屋だそうだ。

クロバは「純喫茶」やったんやね。
それにしても、もしもクロバの跡にチャップリンが入居したのだとしたら、この純喫茶クロバの看板を残したままにするのかね…?そこがほんの少し引っかかった。...が、

※これも先ほどの新聞記事より明らかとなった。
まず初めに、純喫茶クロバとその向かいにお好み焼き屋さんがあったそうだ。
そして、そのクロバのバーテンがお好み焼き屋さんのところに移転し、最初にクロバだったところがチャップリンとなったということだった。

だからこの2階フロアには旧クロバのチャップリンと旧お好み焼き屋さんだった新クロバの跡が残っているということ。

旧クロバのチャップリンがアズーロwithチャップリンとなったため、クロバ跡だけが取り残されているということだな。
やっと理解が追いついた。

この看板、味わいが深すぎる。

ビルを出て外から見上げるステンドグラスの窓。


山崎ビルというのね。
チャップリンの閉店(昭和63年ごろ)により、彦根からはジャズ喫茶文化は消滅したんだね。
文化の消滅ってすごい苦しい言葉やわな…。


Instagramのアズーロの無期限休業のお知らせの投稿には、「この事業を引き継ぎたい」という声もいただいたと書かれていた。それほどアズーロのジェラートは、取り組みは愛されていたんやね…。

これが一度しか来店できなかった客のブログです。
何かの間違いでアズーロ、チャップリン、クロバにかかわった方々に届いたらいいなぁ…。



2022年6月19日訪問



参考:



後ろ二つの新聞記事に掲載されている写真のアングルが、まったく同じなのにもまたウルっとくるものがあるなぁ。










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355 パーラー風月 滋賀⚫︎彦根

2025-02-08 18:56:27 | 🍭滋賀県の喫茶店
2022年に入り、高校2年生に進級した頃(アリア)と同時期だったかなぁ…滋賀・彦根のパーラー風月が閉店すると言う情報がTwitterで広まっていた。

まず、彦根まで行って、営業していなかったらかなりの大ショックを受けることは間違い無いので、母がお店に電話してくれた。
そしたら電話に出たのは、パーラーの店主ではなくて1階の風月堂の店主で、営業時間を尋ねると、「知りません、わかりません」言われたそうだ。この対応にちょっと母はピリッと来たようで、かなりプンプンしていた。

まぁ、喫茶店巡り、いいことばかりではないよな。今大学生になって、ひとりで喫茶店巡りをしてると分かります。まぁ電話は訪問前の出来事だけど…。
しかし、これで2階のパーラーと1階の風月堂の店主は違う方だということが判明した。パーラーの店主がどんな方か少々怯えながら、彦根に向かうことにした。



またまた和歌山から遠い彦根まで母に運転してもらい、やってきました彦根へ。

               やった!営業してる!

ウッキウキで、そこそこ急な昔のビルの階段を上る。
素敵な看板ばかりでもう感無量ですわ…




無事入店し、ママさんに閉店されるとの情報をインターネットで見て来た…と伝えると、驚きの事実が判明!

「まだ閉店しない」とのことだった。

つまりはデマ…ではない。
実際に、12月?か年末?に一度閉店されたそうだ。たくさんのお祝いなどもいただいたりもしたそう。
しかし、常連さんたちの熱い想いにより、営業再開を決断されたとのことだった。


なんだぁ…焦ったよ〜…。でも、次いつ彦根に訪れることができるかわからないから、来てよかった。(まさかこの2年後に進学する大学が滋賀県で、滋賀に住むことになることになるとは、この時思ってもいなかった)

でも、もし本当に閉業されるとのことだったら、本当に後悔しただろうからね。何事も後悔する前に行動しよう。だから彦根まで行ってよかったー!

しかし、営業日は金曜、土曜、日曜日のみ。というのも、ママさんは年齢より若く見えるが、82歳。そして足を悪くしてしまいしんどいからとのことだ。ちなみに2025年現在も営業されているとのことで安心安心。

まずは感想を。
看板、ガラス製のオレンジドア、三連レトロペンダントライトを見ることができて幸せだった。本当に素敵なパーラーだ。


思いがけず、カーテンも素敵なことに気が付いて、窓際の席はやっぱり好きだ。
カーテンのデザインが60〜70年代感がプンプンして、もう恋してる。





いいねぇ…チェアはブラウンで統一されている。

ママさん、ここの照明のこと、お話ししてくれたなぁ…メモ不足であんまり覚えていないけれど…








注文したのはプリン。メニュー表にはプリンと「風月プリン」なるものがあって、両者の違いを尋ねると、風月プリンの場合はプリンが2つ、とのことだった。

手作りの昔ながらの固めのプリン。まっすぐに美味しかった。



ここまで長いなぁ文章…。と思っていたそこのあなた、注目ですよ!!!




5連発失礼。素敵すぎて。最大の見どころよね。

カウンターも撮らせていただいた。


レトロドア好きとしては、オレンジすぎるドアに感激!
たとえば姫路の喫茶アーミはプラスチック製でこちらはガラス製だった。同じものがないし、店によって特徴があらわれていて、たしかに風月はガラスドアの方がしっくりくるな。もちろん開業時からのドアですよ。


ドア越しのショーケース。すってき!!!

最後に窓側を振り返って、客席方向をパシャリ。
ほんまに、このカーテン、欲しいなぁ…柄がレトロすぎる。



ママさんは内装のことなどいろいろお話ししてくださった。
お会計でレジに向かうと、レジスターのあるテーブルにマッチを出していてくれたママさん。
もう我々のような喫茶店巡りをしている客に慣れているんだろうな。

退店して、外からもパシャリ。
このギリギリのアングルだと三連ペンダントライトが綺麗。

それにしても、2階にも同じ大きさのショーケースがあるなんてすごい。
あと、お気づきですよね…。
ショーケースの下に、1階のカラフルな看板とお揃いの看板がこちらにもあります。
ポスターのお姉さんも昭和のままだ。


最初に載せた階段を下りる。

この看板、ほんとう欲しくなっちゃうよね。昭和のデザインってやっぱり素敵だなぁ。唯一無二で。ポップで。個性的でうまくはみ出している。






ビルがそのものがいい味出してる。
何回建てだ?10階?にしては低めの頭上か。



彦根のその他の訪問した喫茶店やまち歩きで得た写真は、次回以降投稿しますのでお楽しみに〜!

2022年6月19日訪問
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