大容堂から見えていた、マスターが昔はダイエーだったと教えてくださったビル(中津川市にぎわいプラザ)最上階にやって来た。実はそこに喫茶店があると知ったのはものの数(十数)分前。
悲しいかな、ここもどうやら訪問後割とすぐに閉業してしまったみたいで…。
岐阜も広島や愛知(名古屋)並に閉業された喫茶店が多い。
大容堂で小腹は満たしたので、ミルクセーキを注文。
いやぁ、もう古いよね。ビルが古いのは見るからにわかる。しかし、では中にある喫茶店は古いのか?と聞かれると、必ずしもイエスではない。けれども入店した。
じゃあ、ここはどうだったの?古かったの???↓
今回の私の判断は大正解!!!マスターにお店の歴史を伺うと、
ちゃんとこのビルがダイエーとして開業した1977年から営業されている純喫茶だった。よっしゃあー!
だって…だって…このコカ・コーラのメニュー表置きからもう古い!昔からずっと使っておられるとのことだ。
景色、最高。大容堂の入ったビルも見えるの。
ちなみに、既にお察しの方もおられると思うが、観光センターになってから、最上階であるココに移ってきたから、ドアやチェアからは全くもって古さは感じないのである。
ちなみにダイエー時代は、1階(?)にあったとおっしゃっていた気がする。
そしてその頃は地下と今リスボンがある6階にも喫茶店が1軒ずつあったそうだ。
実はひととおりお店の歴史を伺えたところで、お店の電話が鳴る。友人なのか常連さんなのかはわからないが、マスターと超⭐︎長話が始まってしまったので、しばらく待ってから、ごちそうさまです!と声をかける。
マッチを尋ねると、「たしかあったはず」と…。
まさかこんなに真新しいカウンターから出てくるとは…うれしかった。
あと、1階スペースに開業当時のテーブルが置いてある、とせっかくおっしゃってくれたのに、見るのを忘れて帰ってしまうポンコツな私。ビルを出てから気づいてしまった(涙)
最後に、最上階にやって来てお店の中に入り声をかけると、「いらっしゃい」と後ろから声が(笑)
下の写真のチェアに優雅に腰掛け外の景色を見て寛がれていたのはマスターだった(笑)という入店前エピソードもある(笑)
また、ダイエーの歴史をもっと詳しく調べたいと思っている。
ダイエー中津川店の営業期間(1977-98)
ちなみに6階にあった喫茶店の店名は「レインボー」だったという。(知恵袋より)
2000年に市が土地及び建物を取得。2003年開館とのこと。(Wikipediaより)
思いがけずモダンなデザインにハートを撃ち抜かれた…
ちなみにこれが岐阜喫茶旅行最後のマッチとなった。素敵なデザインで嬉しさでいっぱいだ。
2022年5月4日訪問