ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

映画 「そして、バトンは渡された」

2021年11月09日 | 映画・DVD
バトン、渡されてました。
愛情のリレーですね。
思いやりと愛情しかありません。
あ、責任感も入ってるかな。
感動ポイントがいくつもあり
泣かせにきてるなぁとも思うのですが
白々しさや違和感など、感じる事もなく
素直に感動しました。

人物紹介から始まるのは
これから繰り広げられていく人間関係に
ついていけるようにとの配慮だったのかな
と後に思うほどいろんな変化が待っています。
梨花の紹介はクラス会のシーンで
森宮さんもちらりと、
でもしっかり存在感がアピールされていて
ここは覚えておこうとなんとなく思いました

みぃたんは物心着く前に母を亡くし
写真の中の母しか知らないようです。
その写真の 抱っこされている子どもが
みぃたんですね。
父とふたり暮らしでしたが
小学生の時父が再婚してママができて
3人家族になりそして•••
みぃたんはママが大好きなんですよね、ずーっと。

高校生の優子は父とふたり暮らし。
あれ? 
優子は父を「森宮さん」と
父は優子を「優子ちゃん」と呼んでいる?
どうやら母の連れ子のようです。
でも母はいない•••ですね。

いろんな要素を散りばめながら
進んでいくのですが
徐々にそれぞれが結びついていき
それでまた
感動が生まれたり衝撃を受けたりするのです。
それとは別に
みぃたんとママがじゃれているシーンや
雨の中 通りすがりの家の中から聞こえてくる
ピアノにあわせて踊っている姿など
かわいくてきゅんとしちゃいました
また 優子がピアノを練習している姿や
高校の卒業式当日の合唱の伴奏しているシーンなど
なにかのインタビューで永野芽郁さんが
「猫踏んじゃった」も弾けなかったと
言っているのを見ていたので
どんなに頑張ったのかと努力を想像して
物語上感動もしながら感心もしていました。

この映画は 自分で観て
自分の頭の中で
いろんな事が繋がっていく快感を味わってほしいな。
そのうえで
誰かと答え合わせするのも楽しいかと思います。

私は子に勧められ夫と観てきました。
「絶対親父は好きだと思うよ」
自分もハマって2日連続で観に行ったと、
一緒に観に行ってあげてよと。
地デジの放送を待つつもりだったけど
観に行ってみようかなと 夫を誘いました。
なるほど
観ると誰かと話したくなるものです。
夫は鬼滅より泣いたと
マスクの替え持ってこればよかったと
申しております。
そしてそもそも夫は
「旅立ちの日に」という曲が好きなのです。
子の読み通り かなりの気に入り様です。

そういうわけで
内容は言いたくないのですが最後に少しだけ。
観終わって 感動も落ち着いてくると
梨花の人を見る目の確かさに気づき
感心するばかりでした。
こういう映画は見せ方の
順番やタイミングで
印象も変わってくるのではないかと想像します。
構成もよく考えられているんだなぁ、きっと
なんて思っています。


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