ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

DVD そらのレストラン

2020年05月09日 | 映画・DVD
そろそろ返却日(翌日)。
見ないで返したらもったいないと思って観始めました
時間を持て余している夫が借りてくるのです。
しかも これ準新作!!
それなのにこの時点では夫も観ていませんでした。
私ならまだ借りないですよ、旧作になるまで待つタイプなので。
 
前知識もなく とりあえず1回流そうと
家事の片手間に見始めたのですが 家事の手を止めました
いやいや 片手間じゃダメだ、ちゃんと観よう・・・
早い段階で集中する事を決めました。

映画「そらのレストラン」


実在のモデルになってる方々がいる様ですね。
北海道の酪農家と漁師のチームとその周りの人々のお話です。

いきなり真冬の真っ白な世界から始まります。
北海道ぽさ全開です。
いや、知らなかったんですよ。けど北海道ですよ ここは。
え もしかしてこのふたり、結婚しちゃう⁉
雪が融けてゆき 春になり 海が見えてきました。
次のシーンでは夫婦の間にもう娘がいました。
自然と共に楽しく
力強く生きているって こういう感じなのかな。

自分の作ったチーズのできばえをみてもらいに行くと
学生気分が抜けていない
と大谷さんからたしなめるように言われるけど
仲間でおいしいものを飲んだり食べたりはしゃいじゃう。
朝市で出会った風変わりなシェフも仲間に加わり
仕事をベースに楽しい事を計画している、こんな日常が
ある時 一変・・・

もう仕事ができなくなってしまう主人公わたるくん。
チーズも作る事ができない。
牛も引き取り手を探して牧場も閉める。
そう聞いた仲間は・・・ ことちゃんは・・・
葛藤や怒りを隠しもせず 逃げ腰な臆病さも丸見え。
でも 思いやりやそれぞれの優しさが充満しているのです
登場人物みんなを応援しちゃう気持ちで観ていました。

あの時は気が付けなかった大谷さんの思いに気が付いた瞬間
わたるくんの迷いはなくなったみたいでした。
仲間や家族の思いもしっかり伝わったんだろうな。
以前企画していた楽しい事とは少し違うけど
ゆかりのあるお客さまを招待しての1度限りのレストラン、
“そらのレストラン” をオープンします。
おもてなしにはジーンときたり笑っちゃったりだし
シェフのお料理はどれもおいしそうだし
私もお呼ばれしたいところでした
家族や仲間と生きている、そして生きていく。
私の生活にはない事ばかりだけど
生きていくってこういう事なのかな、なんて
考えてみたくなる映画でした。

「たぶん 好きな感じのヤツだよ」
夫には明日 観てからの返却をおススメしました。
きっと ボロ泣きでしょう


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