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お散歩 アート ぐるぐる

クラッシックをモダンで語ってチョコリラ・ゴージャス

2020-06-28 | 日記
いろいろあって開催期間が変更となった美術展。
国立新美術館で「古典×現代 2020 時空を超える日本のアート」展がやっと開かれました。

地下鉄で乃木坂まで。美術館の駅直通入館口でまず検温。対策も万全です。
時間指定のチケットをあらかじめ入手し、指定の列につきます。
列も間隔を十分すぎるほどあけて並びます。
そして密をさけるため、ちょっとずつ展覧会入口へと案内されます。
新しい生活様式下における美術館の対応は、細やかかつ綿密。本当にありがとうございます。

時空を超えるというタイトル。
日本で作られた絵画や仏像、陶芸、刀剣などが、現代を生きるアーティストの作品とセットで展示されています。
古典アートの時代にはなかった、または古典アーティストがその時には採らなかった
手法や道具や新解釈により、異なった次元の作品として、今を生きるアーティストが編み出したがごとく、お対で展示されている巧妙さ。
新たなアートの地平が見えます。

円空さんって、パッと見て、タヒチの木像に見えてしまった私。わー。キッチュ。
棚田康司さんの木像をしっかりと見ることができたのもすごくうれしかったし。
木彫りという軸にからみ、双方が木霊しあっています。

いくつもの対が待っていて、単体で語るもよし。セットで作品と対話するもよし。
お得な、そしてとても挑まれている感があって、気楽に見つつ、少し心のなかで戦わなければならない美術展、なのでした。












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