え~ ご存知の方もおられると思いますが、
今年1月11日(月)に
「(チャーリー&ユキの)おやじ」である「おかんの旦那(ヤヤコシイ)」が
「人工股関節置換」の手術を受けました。
その件についてです。以下長いです。
今回はワンコのお話しはナシなので
興味無い方はスルーしてね。
ただ今おやじ、術後2ヶ月間の自宅療養生活を経て
お陰様で仕事に復帰しています。
現在 人工大腿骨 バッキバキのキレッキレ
かどうかは知りませんが
長年患っていた股関節の痛みはゼロになった模様。
ただまぁ付近の筋肉などがまだ本調子でないようで、
その辺を含めた「完治」にはもう少し時間がかかるようです。
ちなみに入院時の様子は
「アメリカ病院物語 おやじの手術と入院」で
その1~退院日までダラダラと書いているので、
めっちゃヒマな方はどぞ。
---------------・---------------・---------------・---------------・---------------
さて、ここからさらに本題。
「アメリカの医療費は基本 高い」です。
実はアメリカでは自己破産する人が多いのですが
なんとその6割が医療費の請求額が支払えないのが理由
と言われています
まずアメリカは日本のように
健康保険のシステムが一律ではありません。
2014年に皆保険を目指してオバマ大統領が作った
「オバマケアと言う公的保険」もあるのですが、
主に今まで健康保険に加入できなかった人や
低所得者層などが対象 。
それ以外の人たちは基本公的保険ではなく職場を通じて
「民間の保険会社に加入している」
と言うことになっています。
そして現在は健康保険への加入が義務づけられているのですが…
毎月の保険料が高額などの理由で
結局未加入な人が一定数いるのが現状。
オバマケアについては↓で詳しく書かれているので
興味のある方はどうぞ。
「オバマケアで保険料値上がり!医療費が高すぎるアメリカ」
ちなみにうちは、おやじが勤めている会社指定の
民間の保険会社(2社から選択)に加入しています。
で、今回のおやじのように大きな手術を受ける際には
「保険会社がOKを出さなければ」手術は受けられません。
その辺もいろいろあるのですが
説明すると長くなるので(すでに長い)割愛で。
そして手術が終わると1ヶ月後ぐらいから
いろんな請求書が各医療方面からバラバラと送られて来ます。
執刀医、麻酔師、病院、リハビリ…
なぜ一括でできないのかといつも思うのですが。
しかし手術を受けると毎回「麻酔科医は確実に別請求」なので
院内派閥とか格差があるのか?とも思ってしまいます。ププ
で、お待ちかね?(笑)
今回の医療費一覧です(請求額ではないです)。
まずは手術に携わった医者関連 ドーン
オレンジの線が執刀医ともう一人の医師の料金。
合計金額 $30,277.00
日本円 342万1300円(1ドル113円換算)
お次は病院から ドーン
合計金額 $37,946.74
日本円 428万7980円
そして上記プラス「麻酔師料 ドーン $2,000.00」
日本円 22万6千円
その他、「術前の検査料 ドーン $3,000.00」
日本円 34万円
総合計金額 日本円で 827万5280円 チーン
スゴー♪ (笑)
え~しかしこれはあくまで
保険適用前の純医療費なので、
請求額ではないです。 ↑やったら泣くわ。
うちの保険はアウトオブ ポケットと言う(自己負担額)が
一定にセットされていて、このような手術の場合は
設定金額以上は支払わなくてよいタイプの保険です。
今回請求され支払った金額は
総合計額の0.5割以下なので、
今のところ自己破産は免れています(笑)
ま、それでも払わないといけないんですが…
ちなみに3泊4日の入院費が $6,280.50
日本円 約71万円 だったのは意外。
もう少し高いかと思っていました。
って感覚がおかしなっとるかも(笑)
そして実は術後に医者から処方された薬が
保険適用外で「$800(約9万400円)」に!
おやじが保険会社に電話で文句を言ったら
$10(1130円)になりました。へ?
薬はボッタクリの言い値な場合があるので
法外な金額だったら交渉したほうが良いかと思われます。
ちなみにコチラのサイト
「アメリカの桁違いな高額医療費」では高額請求書がズラリ
自己負担額が2億円越えとか ン千万円越えがあるので
それからしたら、うちなんかまだまだヒヨっこです
ほんまにアメリカの医療費は高いよ♪
ちゅーことで「アメリカ病院物語 医療費編」
楽しんで頂けましたでしょうか?(笑)
他にもおかんが受けた2回の手術とか
プチ手術の事とか(整形ではないw)
まだまだネタはあるのですが
すでにめちゃめちゃ長いので…
今回はこの辺で~
お・わ・し