2013年もあと二日を残すのみとなりました。
今年はチャーリーがアトピー性皮膚炎と診断を受けて
結構バタバタした時もありましたが、
チャーリーおやじが本厄(数え)だったのが原因に違いないです(笑
来年は後厄が残っているので気をつけます。
と、年をとると「根拠も無い非科学的なもんに左右されやすくなるんやねっ
」
そして今年のアメリカ、動物福祉関連のニュースもいろいろありました。
その中で個人的に許せないと思ったニュースがあります。
8月26日の「闘犬賭博の犬 367匹の大型レスキュー」です。
全米史上2番目に大きな闘犬関連のレスキューでした。
アメリカ国内ではこのニュースは大きく取り上げられていましたので
在米の方はご存知の方も多いと思います。
ここにも書もきたかったのですが、当初は気分が沈みすぎて無理でした。
しかし今年も終わりになり、この悲惨な事件を忘れないためにも…
と思い立ち書き込みに至った次第でございます。
この闘犬賭博の摘発はアラバマ州の検察、地元警察、米連邦捜査局 FBI、
アメリカ動物愛護・福祉団体の「ASPCA」と
「The Humane Society of the United States」の連携によって行われました。
アラバマ州、テキサス州、ジョージア州、ミシシッピー州の4州から
闘犬賭博に関わっていた12人を逮捕、訴追しています。
現在アメリカでは全50州の各州法で「闘犬は重罪」に指定されています。
闘犬賭博では一回につき日本円にして
約50万円~2000万円もの現金が動いていたそうで
逮捕時には5000万円以上の現金や銃器、薬物も押収されたそうです。
闘犬用の犬たちは生後間もない子犬から12歳までのピットブルでした。
摘発のあった箇所の一つでは、犬達は大きく重い首輪、鉄製の鎖に繋がれ
粗末な木箱やドラム缶、タイヤを住みかとさせられ、
十分な水や食料も与えられず劣悪極まりない環境に置かれていました。
アメリカ南部の夏は外で立っていたら倒れるぐらいの暑さです。
ドラム缶や木箱の中は連日オーブンのように温度が上がり
とてもじゃないけど日よけができる場所ではなかったようです。
このような悲惨な状況下に置かれ、しかも闘犬をさせられていたので
レスキューされた時には衰弱し体中傷だらけの犬も多くいました。
この大規模レスキューに至るまでにアラバマ検察当局や他の団体などが
3年にわたって捜査をして摘発に踏み切ったそうですが、
それまでに闘犬中に死んだ犬やケガの悪化、飢えや乾き、病気で死んだ犬達が
どれほどの数に上るのか、その状況は想像しただけでも地獄絵図です。
そしてレスキュー後、この367匹は各動物福祉団体の施設で保護されていますが
子犬は別として、実際に闘犬の経験があるピットブルは、
闘争性があると判断された場合は家庭犬として再出発しにくく
最悪、安楽死させられるケースもあります。
「闘犬は動物虐待の極みです!」
このような闘犬を含め、ゲーム感覚で動物が逃げられないように囲ってから狩るなど
この世には自分達の娯楽や賭博、金儲けのためだけに
動物達に苦しみと恐怖を与え、残酷な手口で殺す輩がいるのです。
人間はどこまで残忍なのでしょうか。
できる事ならこの事件に関わった人間を同じ目に合わせてやりたいのですが、
この12人の中には起訴後、反省するどころか
「減刑の申し立て」をしている者が多くいました。
2014年はこんな恐ろしいニュースは聞きたくないですね。
動物達の置かれる立場が少しでも良い方向に向かうことを願います。
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追記:現在先進国の中で闘犬は日本を除いて全ての国で違法とされています。
日本で闘犬は必要ですか?
参加しています↓ 闘犬は反対だ!と言う方、ポチっとお願いします
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今年はチャーリーがアトピー性皮膚炎と診断を受けて
結構バタバタした時もありましたが、
チャーリーおやじが本厄(数え)だったのが原因に違いないです(笑
来年は後厄が残っているので気をつけます。
と、年をとると「根拠も無い非科学的なもんに左右されやすくなるんやねっ
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そして今年のアメリカ、動物福祉関連のニュースもいろいろありました。
その中で個人的に許せないと思ったニュースがあります。
8月26日の「闘犬賭博の犬 367匹の大型レスキュー」です。
全米史上2番目に大きな闘犬関連のレスキューでした。
アメリカ国内ではこのニュースは大きく取り上げられていましたので
在米の方はご存知の方も多いと思います。
ここにも書もきたかったのですが、当初は気分が沈みすぎて無理でした。
しかし今年も終わりになり、この悲惨な事件を忘れないためにも…
と思い立ち書き込みに至った次第でございます。
この闘犬賭博の摘発はアラバマ州の検察、地元警察、米連邦捜査局 FBI、
アメリカ動物愛護・福祉団体の「ASPCA」と
「The Humane Society of the United States」の連携によって行われました。
アラバマ州、テキサス州、ジョージア州、ミシシッピー州の4州から
闘犬賭博に関わっていた12人を逮捕、訴追しています。
現在アメリカでは全50州の各州法で「闘犬は重罪」に指定されています。
闘犬賭博では一回につき日本円にして
約50万円~2000万円もの現金が動いていたそうで
逮捕時には5000万円以上の現金や銃器、薬物も押収されたそうです。
闘犬用の犬たちは生後間もない子犬から12歳までのピットブルでした。
摘発のあった箇所の一つでは、犬達は大きく重い首輪、鉄製の鎖に繋がれ
粗末な木箱やドラム缶、タイヤを住みかとさせられ、
十分な水や食料も与えられず劣悪極まりない環境に置かれていました。
アメリカ南部の夏は外で立っていたら倒れるぐらいの暑さです。
ドラム缶や木箱の中は連日オーブンのように温度が上がり
とてもじゃないけど日よけができる場所ではなかったようです。
このような悲惨な状況下に置かれ、しかも闘犬をさせられていたので
レスキューされた時には衰弱し体中傷だらけの犬も多くいました。
この大規模レスキューに至るまでにアラバマ検察当局や他の団体などが
3年にわたって捜査をして摘発に踏み切ったそうですが、
それまでに闘犬中に死んだ犬やケガの悪化、飢えや乾き、病気で死んだ犬達が
どれほどの数に上るのか、その状況は想像しただけでも地獄絵図です。
そしてレスキュー後、この367匹は各動物福祉団体の施設で保護されていますが
子犬は別として、実際に闘犬の経験があるピットブルは、
闘争性があると判断された場合は家庭犬として再出発しにくく
最悪、安楽死させられるケースもあります。
「闘犬は動物虐待の極みです!」
このような闘犬を含め、ゲーム感覚で動物が逃げられないように囲ってから狩るなど
この世には自分達の娯楽や賭博、金儲けのためだけに
動物達に苦しみと恐怖を与え、残酷な手口で殺す輩がいるのです。
人間はどこまで残忍なのでしょうか。
できる事ならこの事件に関わった人間を同じ目に合わせてやりたいのですが、
この12人の中には起訴後、反省するどころか
「減刑の申し立て」をしている者が多くいました。
2014年はこんな恐ろしいニュースは聞きたくないですね。
動物達の置かれる立場が少しでも良い方向に向かうことを願います。
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追記:現在先進国の中で闘犬は日本を除いて全ての国で違法とされています。
日本で闘犬は必要ですか?
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