定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

ユニットは狭くて、人間関係がこじれると、、、

2012年10月06日 | 特養

 そこで、ある入居者の方が最近認知度が進んで、周りの方に暴言を吐き、

夜も眠らず人を呼び続けるようになりました。

夜勤のときはもう大変。

この方が寝てくれるか否かで夜勤者の仕事は2倍から3倍疲れが違います。

夕方になるとほぼ間違いなく帰宅願望の発言を連発します。

そばに人がいてくれなければ不安で仕方ないのでしょう。

「よろしくお願いします」を連発して、仕事で忙しい中を足を止めて一言でも

お相手をしますが、流石にこれを何時間も続けられません。

最近入った新人スタッフも

「家に帰ってもあの人の呼び声が聞こえてきて、おかしくなりそうです」と

転職を考え始めました。

夜間も深夜急にセンサーが鳴り、一度起きるともうそこからは動き回り、喋りとおし。

一度ベッドに寝ていただいてもすぐ起き上がり、

安定剤は使いたくなくても他の方への迷惑もアリ

飲んでいただくことが多くなりました。

ケアマネを交えたカンファレンスでは、

昼間のスタッフの接し方を頑張って優しく対応すること。

他の入居者様との間をうまく取り持つこと。(今や誰も相手しません)など

対策を考えましたがさて、

ご家族の皆さん

これほどスタッフは疲れきりながらも貴方のお母様を見ているのですよー

一度この狭い世界でのけ者になると、クリアーな方からはもうまったく無視です。

僕らの見ていないところで、いじめもあるかもしれません。

学校ばかりがいじめの現場ではないのですね。

少し許されるのは、皆さん少しずつ認知症が進めばさっき怒ったことも

すぐ忘れてくれることでしょうかね。

認知もまた良し


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