定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

伝統のある特養での1ヶ月は?

2012年04月10日 | 介護ニュース

 有料老人ホームだけの経験だったんですが、1ヶ月だけ勤務する機会がありました。

 前回お話したようにそこは「布オムツ」うん十年。

 特養だから布オムツかって言うとそんなことはなく(誤解のないようにしてください。

 その特養が化石の世界だっただけで、今度ようやく紙おむつ導入とのこと。  

 布オムツの施設を知らない方のために少しご説明をしますと、、

それは重い!そして股がもこもこ。これが濡れたら重さは最悪。

つけている人は気持ち悪さも最悪でしょう。

更に、1回のおむつ交換で一回りすると、大きなポリタンクに汚れたオムツが山盛り。

だから、洗濯も大変です。大きな洗濯機で尿汚染と便汚染に分けて洗い、大きな乾燥機で一気に乾かす。

 そして、今度は準備で布3枚を重ねてT字型にセットするわけです。

これをスタッフがするの?と叫ぼうとしたら、、

 ボランティアさんがしっかり来てくれていて毎日のようにそれをセットしてくれているそうです。助かった!

 素晴らしいですねー。 ここが特養と言うか、伝統の施設のメリットかもしれませんね。

 有料ホームではレクリエーションで、週1回手作業のレクに来てくれているボランティアさんがいましたが、

 掃除や洗濯や3kの仕事に来てくれるなんてホントにお疲れ様です。感謝!

 しかし、3枚の布を重ねて、その上にビニール製のオムツカバーあてるので 下半身はだるまさん状態。

ぶ厚い布は漏れが少ないというメリットはありますが、 入居者さんの尊厳は? と疑問に思います。

そこしか知らない方々は「これで当然」って思ってしまうのでしょうか?

 福祉施設だから我慢!なんでしょうか? いまやそんな時代じゃないですよね。 でも良かったね。  

ということで今はそこしか知らないスタッフが 紙おむつに慣れるために四苦八苦してます。

次回もこの特養のお話を。


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