午後５時３８分。夜の帳です。

今日は１日、外出していた。
朝、９時半に夫と車で外出した。
奈良市役所に着いたのは９時５０分。
市民課の隣に郵便局が併設している。
この郵便局で郵便物を出して市民課の隣にある外国人登録課に行くと新渡日の外国人が窓口で２人が文書に職員に教えてもらいながら書いていた。
これは時間がかかりそうだと考えて少し座って待った。やっとなんとか終わったが、まだ書き込みが必要なのか職員は長引きそうなのか「後で説明しますから座って待って下さい」と外国人そう話して対応しておられた。
私は窓口に行って「この間、外国人登録の切り替えを済ませたので新しいのを取りにきました」と、いうと頂くだけなのですぐに済みそうなのかその場で対応して下さった。

市役所を出たのは１０時２０分、そしてこの近くの家電量販売店に行ってパソコンのインクと用紙を買って今度は近鉄奈良駅に向かった。
近鉄奈良駅に着くと１０時４５分、私は降りた。
夫はそのまままた近くの病院に向かった。
私はいきつけの喫茶店で新聞と本を読んだ。
１２時半に出て銀行のキャシュコーナーに行って用事を済ませて本屋に行って文庫本の書棚を見ていたがまたこれから夫と出かけるので鞄が重いと大変なので買わないで外に出ると夫から携帯に電話入る。
時計は１２時５５分、近鉄奈良駅近くの行基菩薩前で待っているという。
急いでその場所に行って夫の車に乗り込んで一路、今度は京都府木津川市に入る道に向かった。
時計は１時、通り道のフアミリーレストランで軽く昼食を済ませて今度は京阪奈都市・精華町に向かう。
私の実家の近く、西木津を過ぎて相楽郡精華町に入るとけいはんな記念公園の中に入る。
さてそれからが大変、車を駐車場に置いてギャラリー「月の庭」に向かう。
本当は１９日に訪問する予定だったが夫は電車とバスを乗り継いでいくのは大変なところという。それで夫が今日は病院が午前中に住むので午後からけいはんな記念公園まで車でいくことにするという。
それで駐車場から歩くこと約３０分、行きしなは景色をゆっくりみる余裕がなかった。下り坂の道を「月の庭」に向かって歩いた。
それでも私は心に残ったところは写真に撮った。
帰りは上り道だったが景色を見ながら歩いた。
相楽郡精華町、昔は山また山だった。高校時代はこの町の山また山の間の道がマラソンコースだった。走らなかったら体育に赤点をつける教師の言葉が恐くて走った。走った。完走した。運動神経の鈍感な私だったが真ん中あたりで完走している。けっして人に誉められる成績ではないが完走した。
高校2年と3年のマラソン行事、走った。このマラソンのことは今も鮮明に覚えている。
この日は全校のマラソン大会で学年によって走るコースが違った。
男子・女子とまた走るコースが違った。
途中でリタイヤした人は車にのせてもらって帰った。
リタイヤしても赤点はつかなかったのだろうか。
健康な普通の体力だと皆、走らされた。
体育教師の「走らないと赤点つける」という声に素直に皆、走った。
１９６２年の２月、１９６３年２月のことである。
かつては高校のマラソンコースだった山また山が開発されて京阪奈都市になって１部がけいはんな記念公園になっている。

ギャラリー「月の庭」で展示会を開いているのは韓国人形を作っている久保田逸子さんとご主人たちの陶芸をしているグループ展、絵画も展示されていた。
久保田逸子さんの韓国人形はひときわ鮮やかに会場を華やかにしていた。
私は普段は忙しくしているので展示会の案内を頂いてもこの２０年近く、顔を出すことがなかったが今回は違った。
久保田逸子さんが独学でコツコツ始めて韓国人形作りをしていた。ぜひこれからも大きく伸びて活躍してほしいという願いがあった。
高校の後輩、遥か年下の後輩だが同じ高校の卒業生というので私の心の中に特別な思いがあった。
ぜひこれからも展示会の機会を数多く体験して韓国でも展示会ができるようになってもらいたいという願いが私の中にある。
それでどうしても顔を見せたかった。
努力家の人でこれからもコツコツと研究して伸びていかれる人だと確信している。

久保田さんが作った韓国人形を見て在日韓国人子弟や日本人の若い人たちに私も作れるかもしれないと考えて韓国人形作りに挑戦して下さることを願ってこのブログに書きました。
久保田逸子さんのことはジャーナリスト・ネットの「奈良おんな物語」で紹介しています。
「月の庭」にいた時間は短かった。２０分程度だったがまた駐車場に帰るのに３０分近くかかった。
駐車場を出たのが３時、奈良市内に入ると３時１５分、帰り道のスーパーに立ち寄って食材を買いこんで家に戻ると４時前である。
家事をして夕食の準備をしてシャワーを浴びた。私の夕食は５時、夫は４時半ごろから焼肉を焼きながらビールを飲んでいる。
パソコンを開けたのは５時半過ぎてから-----。

今日、編集局は明日、工場に入るのでてんやわんやをしていたが、夫があそこは遠いから車で行ったほうがいいというので仕事の対応は編集局にお願いして外出した。車で行って正解だった。電車とバス、私は道が分からなくて途中で引き返していたかもしれない場所だった。新しい町の様子、私にはとても把握できない複雑な町になっていた。
相楽郡精華町にあるが田舎の中のシテイともいえる町並、そんな町並を初めて見て驚いていた。町はどんどん変わっている。
今日はこのへんで----。
≪写真説明≫けいはんな記念公園、人工的に作られた公園だが老若男女問わず楽しめる公園、可能な限りに公園のよさを取り入れられた造形に感動していました。町の生活になって長い間見ることがなかった稲かけの風景に思わず私が過ごした木津の田園風景が脳裏に甦って写真に撮影していました。２０１１年
午後２時半ごろ撮影。