夕方の４時５０分、日が長くなったので助かるが---。

昼下がりから黄昏と暮れていく。
朝、７時も不思議な光景を見た。
向かいの屋根でトントンと音が聞こえる。
何事かと思ったら小さな鳥が嘴にビニール袋がひっかかっている。
何かの拍子に嘴にかかったのかとれない。
屋根を上に上ったり下に降りたりしながら瓦の上を嘴でトントンと叩いているがなかなかとれない。息ができないのかもしれないと思うが-----。
雀なのか何の鳥かわからない。鳩でもない。
写真はなんとか３枚撮って１枚だけ取れた。
３枚目を撮ったときに鳥はどこかに飛んでいった。
ビニール袋がとれただろうかと心配になったがどこに行ったのかわからない。

この後、急いでパソコンの前で作業して８時半ごろパソコンを閉めた。
外出の身支度をする。
自宅を出たのが９時半、バス停に行くとレトロバスの市内循環が入っていた。
いつもだったらこのバスは階段が多いので乗らないが今日は少しでも早くいかないといけない。レトロバスに飛び乗った。
近鉄奈良駅に着くと４５分、それから郵便局によって夫に頼まれたものを振り込んだ。
喫茶店に行くと１０時前、いつもの常連さんが多い。
私はまた隅っこに座って新聞を読んだ。
が、話しかけてこられる。少し会話に参加して新聞を読んだ。
今日は奈良新聞の合同例会、菊水楼なので奈良公園の中、春日大社表参道の近くにある。最初は歩いて行く予定だったがどうも体が少ししんどい。
１１時２０分に出た。
タクシー乗場に行った。
タクシーで菊水楼に行くと１１時３０分前についた。
早いが例会の会場に入った。
本館は階段、階段を多く利用するのでゆっくりと会場に行った。
また今日は参加者が多い。
福岡政行さんの講演は好評で参加者が多いという。
話はやはり内容が深い。
いろんな人の人脈をフル回転、けっして無駄にしておられない。
やはり日頃の努力が見え隠れしている。
とりあえずメモにとった。
福島原発と菅直人首相、決断と判断の間違い、東京電力と菅直人首相、明らかに天災なのに人災になったという解説、なるほどと思った。
いずれこのメモは「韓日サロン・・・リビングルーム」で原稿にします。
今週は「奈良おんな物語」にかかっているので多少、忙しくしている。
講演は１２時から１時１０分まで。１時１０分から懇親会、１時４０分ごろ会場を出た。帰りは歩いた。
修学旅行生が春日大社表参道に向かって歩いてくる。生徒たちとすれ違う。
私の姿を見て「こんにちは」「こんにちは」と挨拶をしていく。
私も「こんにちは」と声をかけてそして「いい旅行して下さい」とまた声をかけると「ありがとうございます」と大きい声で２列に並んで歩く１０数人の生徒（中学生と思う）は大きい声で言って通り過ぎていく。男子生徒がそうして声をかけていく。
こんな言葉に気持ちがいい。
学校関係者の指導のありかたが見えている。
たぶん東京からきた生徒たちだろう。
今度はまた女子中学生１０人ほどのグループは私に「ＪＲ奈良駅はどういけばよいですか」と聞いてきた。
私は「この道をまっすぐまっすぐ歩くと突き当たりにＪＲ奈良駅が見えます。皆さんの足は速いので１５分ぐらいかかります。まあ２０分を見て下さい」といったら「ありがとうございます」といって急いで歩き出した。
私は「どこから来たの」と聞くと「東京です」という。
また私は「いい旅をして下さい」と、声をかけると声をそろえて「ありがとうございます」といった。
マナーの指導は学校関係者が徹底して行なわれていることがわかった。
こうした子どもたちならいくら奈良にきてもいい。それこそまた声をかけたくなるのが奈良のおばちゃんの心境です。
若い人のマナーに心の中はさわやかになった。
昨日の不愉快なことがふっとんで行った。

昨日は富雄に行くのに１２時過ぎの電車の中で幼い子どもと母親はサンドイッチをなんの恥ずかしさもなく食べている。恥ずかしい限りである。
私は隣の車両に移ることにして移る時に「電車の中で食べ物をたべなさんな。子どものしつけ何をしているの」と、言って隣の車両に移った。
今度はまた学園前で降りて各駅停車の電車に乗り換えた。１駅で降りるが少し座ってドアのところに行くと７０歳前の女性、格好は身奇麗にしているのに家で作ってきたおにぎり、サランラップで包んできたものを食べている。
それを見た者が恥ずかしい限りである。
私は降りるときに「ええ年をこいてそんなことしなさんな。恥ずかしいです」といった。左側に若い女性もその光景を見ていたが何もいえない。
降りるときに若い女性も降りた。
若い女性、知らない人だったが私に会釈をしていかれた。
「よく言ってくれたと」と思っているのだろう。
おにぎりを食べていた７０歳前の女性も富雄で降りた。
降りたところに広い待合室がある。
ここの隅っこで座って食べればいいのに----。
奈良の女性のマナーの悪さにほとほと参る時がある。

そんな憂鬱な気分を今日、東京の修学旅行生が吹っ飛ばしてくれた。
歩いてまた行きつけの喫茶店によって読みかけの文庫本を読むのが楽しみで入った。ものの２ページほど読むとさきほど菊水楼でお会いした女性が入ってきた。私がここにいると思って入ってきたという。
心の中でああ---と思ったが私の隣に座ってあれこれと話す。私は３時まで１時間、本を読んで帰るつもりだったに本が読めない。
３時半になって私は「少しだ本を読んで帰ります」と言ったら先に帰られた。
１０分ほど本を読んだが家のことが気になる。
３時４０分に出てスーパーによって夫のビールの肴を買ってバス停に行くと中循環バスが８・９つ向こうに走っている。
市内循環２台見送って空いている中循環バスに乗って自宅に戻るともう４時半、シャワーを浴びてパソコンを開くと４時５０分、時間はすぎていく。
これから夕食の支度をします。
４日間、連日仕事と自分のことで外出、すこし疲れ気味です。
今日は早く寝ることにしよう。
写真は今朝（２０１１年５月２５日、午前７時に撮影、鳥の嘴にビニールがかぶさっている）

この原稿３分の１ほど見直しをしていると夫が帰るという電話であわててパソコンを閉めて夕食の支度をした。私の夕食は終わっているが夫はまだビールを飲みながらテレビをみている。その間、また私はパソコンの前に座った。