夕方の５時です。

明日雨が降るのでこんなに暑いのか。
１０時前にパソコンを閉めて早い昼食の支度をして「よいーどん」のテレビ番組を見ようとしているとＦＡＸが入ってくる。
５月の連休明に記事掲載としている。
ああ--。連休もゆっくり休めないのかと心の中でため息をついている。
取材対象者は何度も取材しているので前に作った記事の保存を探すがなかなか見つからない。これだけで３０分の時間をついやしてしまった。

またパソコンを開いて取材要請のメールを見て電話連絡をとっていく。
そして取材する人にも電話をした。
バタバタしている私の心がいっとき癒された。
昨日の夜遅く、釜山から戻ってきたところという。
そして釜山のアジュマ（おばさん）とのやりとりを聞いていると私は大きい声で何度も笑っていた。
釜山アジュマ、一様に韓国の民族の気質が出ている。
やはりまた韓国人と日本人と違う。
そして在日韓国人は日本の文化の中で生活しているので日本人気質に近い。あるていどきっちりしている。
ところが釜山アジュモニの会話、「テッタ（できる）テッタ」と連発するのに飛行機に乗る寸前までできていない。ある品物を予約してあるのにできていない。
日本人だったら信用をなくしてしまいそうなやりとりを韓国人気質を理解しているので「これもありか」と理解して日本に戻ってきたという話をたくさんのエピソードを交えて話して下さる。
釜山アジュモニ、山の中を紹介して「この山を買え」という。
「もうほんまに今すればできると思っている。そんな山を買うお金なんてない」といったらやっとわかってもらえた。
「車で何しに山までいったのかわからへん」と忙しいのに時間の無駄だったといいながら笑っていた。爆笑の会話でした。
ソウルはさすが韓国の首都都市、在日韓国人の約束も守ってくれるが---。
今回の釜山アジュモニにびっくりしたなといって笑っていた。

会話だけでも本にできそうな爆笑の会話である。

こんな面白い会話に私は一時の心を安らぐことができた。
１２時過ぎてからの身支度、自宅を出たのは１時前です。
１時１５分について新聞２紙を読んだ。
時計はもう２時半になっている。
喫茶店の隣は老舗の和菓子屋さん。
孫の土産に和菓子を買った。
２時４０分に出て１００円均一に寄るといつも使う取材ノートが入っていた。
このノートを買う人が多くて６つにしか（３冊で１つ）残っていなかった。
皆、買い物籠に入れた。
１０幾つあったとしても全部購入する予定だったが６つしかなかた。
韓国人カップルが１００円均一の店で会話している。
ひらがらで書いた飾り物に「イゴイゴ　チョワヨ（これこれいいです）」と女性が話しているが男性は関心がないのか笑っていた。
それで買わなかったのか。私はその光景を見て笑っていた。
笑っている私を見てにっこり笑って店をでていった。
この後、私また老舗の奈良漬屋さんに向かった。
２人のカップルが歩いていたが私は知らん顔して通り過ぎた。
奈良漬も沖縄のお土産です。

奈良漬屋さんで包装してもらっているのを椅子に腰掛けて外をみているとまたカップルが歩いていく。私の顔をじっと見ていた。
何かいいたかったかもしれないが私は忙しくて急いで自宅に戻らないといけないので見ているのをわかっていたが知らん顔していた。

急いでスーパーに寄って足りない食材を少し買ってバス乗り場に行った。
時計は３時半、家に帰ると４時前です。
シャワーを浴びて旅行カバンにいるものを入れていくと時計は５時前です。
今日も暮れていく。
暑さの中で暮れていく。
さてこれから夕食の支度です。
明日----。