6月14日、日曜日、外は夏の天気である。

朝5時半に起きて6時に出て行った。
私は目覚ましをかけていたのにおきられなかった。
そのまま寝ていておきると8時10分、朝食の前に、シーツを取り先日買った新しいシーツに変えた。掛け布団は丸洗いができるので古いシーツと一緒に洗濯機に入れて洗った。
そして思い出した。
真夏に着るジャケットの下のインナーが出していなかった。
箪笥の前に書籍の入った箱が置いてあるのでこれをどけてインナーを出した。長袖も何枚か選択して箪笥に直すことにした。
洗い終わった掛け布団を竿に干したりしていると９時20分、やっと朝食を食べた。朝食の後はパソコンの前に座って受信メールの処理をしているとゲラの確認作業が入る。
これを済ませて粗方作ってあった月曜日連載の原稿を見直してまた文章を書き足していった。
そしたら11時半、夫が帰ってきた。
夫は昼ごはんに吉野家の牛丼を買ってきてくれた。
昼食はインスタントの澄まし汁を作ってこれで済ませた。
そしてまたバソコンの前に座っている。
夫は「またパソコンか」と嫌味をいっているが私は「仕事も入っているし、するものがある」と言ったら黙った。

今朝のジャーナリスト・ネットのホームページに大阪香里園の大起水産の回転寿しの店に対する不評がでていた。時たま気分の悪い店もある。
私は大起水産の人当たりは別としてしばらく行かなかったのが寿司のご飯にあった。夏だったのか。春先から1度、夏に1度夫と行った。夫はご飯の酢の強いことにそう抵抗がない。もともと酢の料理が好きだから。
しかし私はあまりにも酢がききすぎた寿司が食べられなくなって後はうどんを食べたことが2回あった。それからしばらく大起水産の店、奈良店だと思うが行かなくなった。
先日、息子が孫を連れて帰ってきたので久しぶりに行ったがもう酢がききすぎていなかったので美味しく食べることができた。
ホームページでも書いておられるように奈良店の大起水産のゲソ、ネタはすこぶる美味しい。つい夫も私も2皿ずつ食べている。
しかし近年は回転寿しも車に乗っていくところは行かなくなった。
飲酒運転の取締りが厳しくなってたいてい近鉄奈良駅近くにある「とときん」で済ませている。
けれどそれもこの頃は少ない。外食を控えて家で食べている。

時々、顧客と話しをしている様子、回転寿しに限らずよく見かける。
私は現場に出むくことがあり初めて言った土地のところで初めて入る軽食のある喫茶店や食堂に入ることも何度もある。
1人のお客にも「いらっしゃい」と大きい声で言って頂くとおじけづいていた気持がふっとんでいく。
何も言わないで無言で水を持ってこられて注文をとっていても何も話さない人もいる。こんな店は今度ここに来ても絶対に来ないと心に決めている。

4月の半ばのことだった。
午前中は生野区のコリアタウンの近辺で行われた民団生野南・北支部の花見大会の現場に入った。ずっとたちっぱなし。座りたいがゆっくりもできない。
頂いたおにぎり2個を昼食にして今度はJR大阪環状線の桜ノ宮の現場に向かった。駅近くに喫茶店がみつからない。30分ほどまだ時間がある。
ようやく駅の裏でみつけた小さな喫茶店、私とあまり変わらない年齢の女性がおられた。「いらっしゃい」と言う言葉にコーヒーも丁寧に持ってこられた。
その仕草についうれしくなって「やっとこの店をみつけて座ることができました」と話したら「そうなんです。分かりにくいところにありますがよく来て頂きました。嬉しいです。店を見つけて下さってうれしいです」と笑顔で話された。また桜ノ宮に来た時はこの店に立ち寄ろうと考えていたので「桜ノ宮で喫茶店を見つけましたのでまたきます」と言って立去った。
立去る前に若いカップルが明るく近況を話していた。話に夢中になって女性がカーデガンを忘れていかれた。
店の女性は「若いから話に夢中になって忘れていかれた。また取りに来られるだろう」と言ってカウターの椅子にかけられた。
しばらくすると若い女性が戻って来た。
店の女性は「あっ。これやろ」と言ってすぐ女性に渡し「お話に夢中になっておられたのですね」と笑いながら渡された。
なにかしら温かい心のふれあいがそこに生まれていた。
小さな喫茶店だが経営する人の人柄が店にあふれている。
こんなことも知って経営する人は店に来られる顧客に気配りをしてもらいたものです。
さてこれから休憩です。