外は風がないているように吹いている。

髪の毛がばっさりと顔にかぶさるほど強い風だった。
今日も風がつよいのか風がないているようだ。
あれこれと仕上げていく原稿がある。
仕上げなければならない。
昨日、訪問したお花に関する仕事をしている在日韓国人の家に行った。庭も花、家に入っても花、花の香がいっぱいする家だった。
さて取材を終えて南海線の和泉中央駅にでた。
行きしなはJR和泉府中駅にでた。駅まで迎えにきてくれた。
けっこう車でも遠かった。
そして帰りは南海線にした。
それはなぜかというとJR和泉府中駅にはエスカレーターもエレベーターもなかった。ホームから階段に登ってまた降りて改札口にでる。帰りはこの逆である。膝の治療しているものはこうしたところは苦痛である。
新しくできた南海線の和泉中央駅ならエスカレーターもエレベーターもあると考えた。
そして南海線泉中央駅についたときは４時45分、挨拶もそこそこに電車の駅構内に入った。ホームまで改札口から下りエスカレーターもあった。深い。しかしエスカタレーターがあったので助かった。
４時50分過ぎごろ発車寸前の難波行き準急に乗った。準急でも難波に先に着くときいていたのでそれにのった。堺東まで各駅停車である。
日本橋でおりて地下鉄に乗り換えて近鉄に行くか。難波まででて南海線から近鉄のコンコースまで息を切らしながら走るか。降りる駅にまよった。
そして地下鉄御堂筋と連絡しているなかもず」駅で降りた。そして連結している地下鉄御堂筋線「なかもず」駅にむかった。ここもまた発車寸前の電車に飛び乗った。
千里中央行きである。難波駅ではなれているのに「なかもず」駅でみかけるとこの電車なのかと一瞬思う。始発なのにそう思ってしまう。
電車の中で何回か繰り返して前の車両に歩いていった。
やっと落ち着いて座ったら後で気がついた。優先座席だった。
道理で男性たちはこの車両を通り過ぎて前にいく。若い女性はこの車両まで車内を歩いて移動してくるのがわかった。
それでも2人の男性がすわっていた。
なんで女性専用車両なんか作るという人が堂々と座っているように見えた。私もなんで女性専用車両を作るのか。と思うほうである。
痴漢、痴漢というが女性たちの服装が男性の心を野獣にそそってしまう。セクハラ行為といわれてもしかたがない格好していると思っている。
しかし昨日の女性専用車両は夕方なのか疲れた女性の顔ばかりだった。私もその１人だった。初めて女性専用車両に乗った。
やっと難波についた。６時23分である。
上りエスカレーターを考えて前の車両に移動したので近鉄難波駅特急券売り場についたのが６時25分、どの窓口も数人から10人程度が並んでいる。
30分の名古屋行き特急券を買っているひとが私の並んだ列だった。列はスムーズに少なくなっていった。特急券を買って改札口に入ると６時28分、あわててトイレに入ってでてくると６時半、急いでホームに行くとまだ30分の名古屋行きがでていなかった。ホームに下りると名古屋行き特急が出て行った。後列にあった６時35分の奈良行き特急が入ってきた。
構内で急いで夕刊紙をかったのを手に持っている。
電車の中で夕刊紙をみるが最後のスポーツ欄、岡田監督のことを書いているだけで阪神の記事はすくない。読むところがない。
阪神は３連敗もしている。
フアンはもう腰を抜かしそうだ。阪神はもう燃え燃え症候群を脱皮して今は燃え尽き症候群なのだろうか。
気合の入らない気合抜け症候群になっているのだろうか。
フアンがフニャフニャになりそうだ。
携帯でプロ野球の試合結果を見ると阪神対横浜戦は中止になっていた。
フアンのフニャフニャ症候群はほっとした。
今日も負けるのかと思ったらもう野球中継はみなくてすむ。
それで家に帰ると巨人対中日戦を夫は見ている。
駅構内で買って来た寿しを食べながら野球を夫は見ている。最初中日がかっていたが試合の流れをみていると巨人が逆転しそうな予感がした。私は「巨人が勝つわ」といったら夫は「お前は中日嫌いやからそんなこというのか」といったが私は「嫌いもある。監督が嫌いなものもあるが試合の流れをみてそう直感した」とはなしているうちに同点になって巨人が逆転した。逆転に猛烈な巨人フアンの徳光アナウンサーの顔が浮かんだ。今ごろ顔をくしゃくしゃにして泣いてよろこんでいるだろうと。

しかし和泉中央から近鉄奈良駅まで２時間半かかった。電車をスムーズに乗り継いで２時間半、遠い、やはり遠い。
JR阪和線は快速急行で天王寺から和泉府中で25分だった。しかしエレベーターなどの昇降設備がないので帰り利用しなかった。
JR西日本、営利目的も大事だが和泉府中も新興住宅が多い。ここも高齢者がおおくなっている。高齢者は遠回りしてもやはり便利な南海線を利用するだろう。JR和泉府中駅と南海線和泉中央駅との間に新興住宅が多い。どちらも車やタクシーを利用しないと不便なところである。
それに駅の設備のいいほうにいく。少々遠回りしてもそうしてしまう。
JRの駅はまだまだ昇降設備のないところが目立つ。
なんとかしてもらいたいものである。