鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日も暮れていく。もう5時である。

2010-01-16 17:38:40 | 直言!
大根をふろふき大根にして煮込むようにした。牛蒡をきんぴらにした。
あるていど支度をして風呂に入った。
今日は風呂に入る前から鳩のヒナ、大きいほうがずっと私の家から見える電線にとまっていた。ずっととまっているのを見て夕食の支度をした。
今度はビルの屋上にとまっていた。
あたりは暗くなるのでもうねぐらに帰ると思って風呂に入った。
そして風呂に入ってきて4時50分、まだビルの屋上にとまっていた。
この頃の日没は5時過ぎてからになった。
鳩も日が長くなってきていることを察ししているのだろうか。
そしてじっと見ていると5分ほどしてねぐらに飛んで行った。
鳩のヒナ、大きいほうも無事に育っているようだ。

今日の気温、昨日より少し高くなったように思うがでも冷たい。
真冬の季節である。
夏はあんなに猛暑だったに冬になると真冬の気温になる。
人間でははかりしれないものがあるのだろう。
人間では解決できないことがたくさんあるのだろう。
そう思うと人間社会で起きることは小さいことである。
大地や空、自然の偉大さに人間社会で起きていることはささいなことである。
以前、平城宮跡の近く、佐紀町に住んでいた。
平城宮跡の広大な宮跡に歴史はずっと続いている。人間の営みも歴史だが複雑になった人間関係に悩むことも多々あった30代だった。
桜咲く平城宮跡の荘厳な景色に心を癒されて人間社会のちっぽけさを痛感したものだった。
今はそこから遠くはなれて今度は奈良公園の近く、自宅から若草山や春日大社の原生林が見えるところに暮らしている。
ここも大和の地が誕生したときからこの山並みの姿をしているのだろう。
幾年も幾年も積み重ねてきた歴史のある町である。
ここは田園が広がり南都七大寺が堂々とそびえていたのだろうと想像している。
渡来文化の影響を受けて奈良は発展してきた。
当時の人は心広き心の人が多かったのだろうかなんて考えている。

昨日は部分日食だったらしい。夕方のテレビニュースで分かった。
太陽が欠けて沈んでいく。

韓国の朝鮮日報に仁川にかかる太陽の部分日食が掲載されていた。
関心のある人は下記のホームページを開いて下さい。

http://www.chosunonline.com/news/20100116000030

これも人間の力ではできない。神のみ知る宇宙のなせるものだろう。
こんな光景を見ると人間社会で起きていることは小さいことだ。
しかしこのたび民主党の小沢幹事長の周辺がいろいろとごたごたしている。
さて外国籍の地方参政権付与法案はどうなるのか。
不安がよぎっている。
検察はこの法案を通さないためにこんなことしているのだろうかとふと私は思ってしまう。浅学非才な私はそう思ってしまう。
こんなこが周辺に起きていると人間社会の小ささなんていっていられない。
地方参政権付与に反対する人たち、日本に渡日した一世の子孫はそうなかなか日本国籍に切り替えることはできない。これは言葉ではうまく言えない。韓日併合が刻んだ歴史、過酷な歴史に言葉ではうまく言えないわだかまりを持っている。もし土地があって日本に来ることがなかったら父親や叔父たち、そして分家子孫も韓国では公務員になっているか学校教師になっているかという人生を歩んだ。皆、真面目な子孫である。
本家の私の家、父親は生涯、日本の会社員で終えた。叔父たちもそうだった。事業をきりもりする資本もなかったが真面目な人格は働くことで生計を立ててきた。分家の子孫も遊戯・レジャー産業をして財をなしたが私が遠くから見るところ、皆真面目な人ばかりである。韓国で暮らしていれば韓国でも成功していた真面目な人たちである。
そう思って一世の渡日史をふりかえるとなぜか言葉にはうまくいえないが日本国籍をとりたくないという思いが強い。
一世を見てきた二世の心情だろうか。

18日から通常国会が始まる。自民党はあの手、この手で地方参政権付与に反対している。私から見ると差別意識そのものしか見えない。排外・排他主義という日本人の心の狭さに翻弄されてきた在日コリアンの人生と言っても過言ではない。根底にまだまだ差別意識がある。残念でならない。
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