まだ足の底に力を入れて歩くと痛い。

トイレにも這いながら行った。しかしそこで便器に座らないといけない。そこで足を踏ん張るのでもう痛い。涙が出る。
そして夫は背後で憎たらしい嫌味を言う。
「俺がお前の親の墓参りに行こうと言っているのに暑いからもうええわというていかへんかったからバチがあたった」という。
私はそれもあるのかなと思いながら黙っている。
そしてやっぱり心の中で反省した。
コピーを取りに言って思わず不満をもらしていたことだと思って反省している。
2・300円程度だったらそう思わなかったが1000円近い枚数になるとちょっと不満がでてしまった。反省。

けれど夫は洗い物やら洗濯を干したり私の足を冷やすためにタオルの取替えをしたりして夕べから今日はよくしてくれた。
そして男性は普段しなれないことをしたので夫は夕方になってくると「しんどい」と言い出していた。
こまごまと家事はなにかとすることが多い。
ちょっと違うと私は側で文句を言っている。
電気釜の釜を洗ってくれるのはいいが底に少しついたご飯をそのまま流しに流してしまう。また一言文句言っている。そんな流し方すると流しが詰まるからざるにとって生ゴミのところに捨てて言った。
そしたら長いこと台所に入っていると思ったら流しのゴミいれを掃除している。
この流しのゴミ入れも何回もこまめに洗わないといけないがこれも少し気をつけると洗う手間が違うのである。
こんなこと男性は理解できない。
仕事の手順はできても家のことはできない。

サハリンからK氏の便りが届く。
暑い日本からサハリンに逃避しているK氏、本当に日本は猛暑なのでそのまま37・何度の猛暑を伝えている。
カンカン照りの熱はアスファルトに照りつける。車の排気ガスはそのままアスファルトに落としている。冷房の熱も空気中に充満している。熱は逃げていくところがなくて連日猛暑で酷暑である。
神戸は海風で少し涼しかったが日本列島軒並みに猛暑である。
昨年私は熱中症になったので仕事仲間がこの暑さに心配してくれている。
そんな彼らたちは8・15特集を終えて韓国に研修にいくが韓国もヒートアイランド現象で暑い。
札幌に知人のいる韓国人は札幌に避暑に来るくらいだ。それなのに今年は北海道も暑いという。
ヒートアイランド現象、人間が作った環境だ。町の中に森林を多くしてアスファルトの熱の解決をしなければならない。

そんなところにたぶんK氏は帰ってくるとびっくりすると思って日本列島の暑さを伝えてきた。毎日この暑さはたまらない。
ほんまに暑い。ものすごく暑い。この暑さが16日まで続くという。

また口に出てくる。
「もう暑いのは飽きたわ」
と言っている。

足の激痛がとれた。歩くのにまだ左足はしっかりと底をつくことはできないがようやく足をひきずりながらも歩くことができるようになった。

夕べから夫があれこれとしてくれたことに感謝をしよう。