鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

熱くなったり寒くなったりという暖冬である。

2007-02-22 08:01:42 | 直言!
それはそうと梅の花が咲きだした。桃の花も咲き出した。桃の花も桃の節句にあわせて咲くものですね。
金剛学園の行く道すがらから沈丁花の匂いがし出した。つぼみが出始めている。
やっぱり春の兆しなんだと思うと胸がわくわくするほどうれしくなってくる。
ふと瞬間、嫌なことを忘れてしまう。
電車の車窓から梅の花や桃の花を見ると春めいた空気になっていることがわかる。やがて訪れる春を待つ気持ちのときが1番いいものである。
東北や北海道の人々の雪がとけて川の水が流れ出す瞬間を待つ気持ちってこんなのだろうとふと思った。
新聞記事の奈良版には東大寺のお水取り行事が入りだした、僧侶たちの苦行の修行が始まっている。春の兆しを確認している。
春の息吹をこうして奈良の人は感じていく。

ベランダから見える高円山を見ると今日は晴れそうだ。
しかし私は今日自宅で1日、原稿作成の作業をしなければならない。
1年に一回の定期地方委員会が23日から始まっていく。これから4・5日は東京は忙しい。今日、私の原稿を受けて整理していく。そんなことで今日は1日、バソコンの前にいなければならない。
外は晴れている
晴れていれば夫と少し遠出をして美味しいものを食べに行きたいとも思ったりする。もう自分のことでお金を使うことにした。
今までは息子たちに会うために孫たちに会うためにケチケチと始末してわずかでも残した。自分たちは日々節約してそうしてきたがもうしないことにした。夫婦で美味しいものを食べて夫婦の楽しみを作っていくことにした。
もう、息子にかけるのはあほらしくなった。
これなら----弟や妹の子どもたちに小遣いをやっているほうがまだましと思えてきた。近くに住んでいるので女の子なので何かとこの年寄りの話し相手になってもらえそうだ。

若い在日韓国人の男女に那覇空港の件を話すと思いやりも何もない側を批判する。私はアホ息子夫婦をさらけ出すのは心苦しいが私の考えが間違っているのか思い込みがあるのか反省する意味もあって若い在日韓国人の男女に聞くと、差別される側の心を知らないからそれができる。差別される気持ちがわかれば後でいうものだ。メンと向かっていうことはすごい非情なことをやっていると私の怒っている意味を理解してくれている。

息子----。本名で大学に行って本名で就職して差別される側の心情を痛いほど経験しているはずだ。それが日本国籍をとって、つく嫁さんが日本人だったら差別される側の心情をそんなにももろく忘れることが出来るのか。
そんな子どもに育て覚えがないと自負していた親の私はそんな自慢の息子のアホ息子になっていた。日本人のふりをしているその心が悲しかった。
なんのために大学のゼミで在日韓国人の事柄を学んだのか。何のために母親は韓国の母国研修に行かせたのか。何のために韓国から来ている人たちを紹介したのか。そんな母親の気持ちを忘れてしまった息子、こんなはずではなかったということのショックが大きい。
近くに住んでいたならもっと違う形で嫁と接触できて嫁に在日韓国人の文化を話せたのに遠くにすんでいるばかりに私の目が届かなかった。好き勝手にしている。これでいいのかと頭をもたげる。

私の父親が大学を卒業したら奈良に戻すようにと何度もいっていた父親の言葉が今ようやく理解できるようになった。父親は墓場で私のことに「ほら。お前はやっぱりアホや。アホやから息子もアホや」といっているような気がする。

自分の親をないがしろにしたその気持ち、なんともなければもっと悪人の息子にショックを受ける母親である。心の片隅に母親に悪いと思っているなら嫁さんをしっかり教育しなければならないと言いたい。自分は在日韓国人の両親から生まれた3世で子どもはダブルの血を引いていると-----。それも日本植民地時代に日本に渡ってきた1世の血を引いているということを嫁にも教えていかなければならない。嫁が聞きたくない思っていても聞かす努力をしなければならない。

息子も嫁も私のブログなんて読んでいないだろう。大学卒の息子夫婦は高校卒の私のことなんかハナにもかけていないので読んでいないだろうと私は考えている。自分たちが1番偉いとおもっているアホな夫婦である。

私が上の孫がものごごろついたら家族で韓国にいくことを話したことがあったが、日本人になろうとする息子はこれが嫌で親を粗末に扱ったのだろうか。
情けない息子夫婦の仕草に私の教育が悪かったのかまだ今も自問自答を繰り返している。そして在日韓国人の若い人に息子のことを話して意見を聞いている。
自分が恥をかいていることをわかりながらもしている。

若い男女が息子夫婦を批判する声が多い。
1度は息子を奈良に呼んでどんな暮らしをしているのか問いかけて説教したい気持ちもある。しかし私はそれをされて神経の病気になったのでしないことにしようと思っているがいくら考えても気持ちが治まらない。
昔の1世は自分の家風にそぐわなかったらすぐ本人の前で叱責した。そして嫁の親にも意見した。2世はそんな厳しい嫁暮らしをしてきたので自分の子どもには自分がされて嫌だったことは言わない。しないと決めてきたがこれが甘かった。

こんこと愚痴を並べている間に時間は過ぎていく。早いこと新聞を読んで仕事をこなされければならない。
2世は姑や小姑に苦労してまた国際結婚という日本の嫁さんに苦労している。

昨日、韓国から来ている留学生を取材したが若い20代の初めだがまだまだ儒教文化が残っていた。年輩者をいたわる気持ちがあった。階段を下りるのにゆっくり降りているととまっているスクールバスの運転手のところら行ってバスを待って下さいと声を掛けている。その仕草は自然である。おかげで少しでも奈良に早く帰ることができた。
何かの時に感じる年輩者に対する対応、韓国も新世代が多く出ていると言われているがまだまだそうした家庭教育ができている。

2世というのはまだまだ日本植民地時代の残像を背負って生きていかなければならない。10人に8人という日本人との結婚、たぶん全部が全部、うまくいっているとは言いがたい。おおかた2世の親は心にしまいこんで辛抱している。私も書き込みがなければ心の中にしまったままだった。
しかし恥をさらけだしている。日本人との結婚で双方の周りも気苦労している。しかし2世が民族を強くださなかったら日本人風にしていく子どもたちを黙って見ている。言葉に出して言おうとするが言葉にするのに勇気がいる。日本社会の偏見に立ち向かう子どもたちの保護ができるのかといえばそれも答えがでない。

また自分のだらしなさで情けない思いをしている自分がいる。
そんなことでこれから明るく気分よく暮らしたいのでこれからは自分たちの楽しみを作っていくことにしなければならい。
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