アジア映画巡礼

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インド映画自主上映会:カンナダ語映画とテルグ語映画

2017-02-07 | インド映画

上映の日が迫っていますが、2本のインド映画の自主上映のお知らせです。情報をお寄せ下さったのは、いつものPeriploさんです。アップが遅くなってすみません~。まずは、カンナダ語映画からどうぞ。

『Kirik Party(ヤバい奴ら)』

Kirik Part Poster.jpg

(2016/カンナダ語/165分/英語字幕)
 監督:リシャブ・シェッティ
 主演:ラクシト・シェッティ、ラシュミカー・マンダンナほか
■日時:2017年2月11日(土・祝)午後 1:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人1,500円
■主催:東京カンナダ人会 予約

Kirik Party Poster

Periploさんのご紹介サイトはこちら、カーヴェリ川長治さんのレビューサイトはこちらです。カーヴェリ川さんの記事によると、「kirk」は「他人に悪戯したり、イライラさせたり、怒らせたりする厄介な存在のこと」だそうで、ここの「party」は「一行、党派」という意味のようです。というわけで、カーヴェリ川さんのタイトル訳は「悪魔な仲間」、Periploさんのタイトル訳は「ヤバい奴ら」になっている、というわけです。Periploさんの記事を読むと、キーワードは「学園もの」「ミュージカル」「ノスタルジー」らしいのですが、なるほど、YouTubeにアップされている歌のシーンを見てみると、ちょっとレトロな振り付け&編集で面白いです。

Belageddu - Kirik Party | Rakshit Shetty | Rashmika Mandanna | Vijay Prakash | B Ajaneesh Lokanath

一応予告編もどうぞ。あらら、「ウェスト・サイド・ストーリー」のマネですかー。う~ん、それにしても、主人公役のラクシト・シェッティがもうちょっと××××だったらなあ...。

Kirik Party | Official Trailer with English Subtitles - Rakshit Shetty | Rashmika | Samyuktha

♫  ♫  ♫  ♫  ♫  ♫  ♫

続いて2本目は、全然趣の異なるテルグ語映画です。

『Om Namo Venkatesaya(ヴェーンカテーシュワラ神に帰依します)』

Om Namo Venkatesaya.jpg

(2017/テルグ語/133分/英語字幕)
 監督:Kラーガヴェーンドラ・ラーオ
 主演:ナーガールジュナ、アヌシュカ・シェッティ、サウラブ・ラージ・ジェインほか
■日時:2017年2月12日(日)午後 1:00~
■会場:千葉県市川市、イオンシネマ市川妙典 アクセス
■料金:大人2,600円
■主催:インドエイガ・ドットコム HP 予約


右上が、ソウラブ・ラージ・ジェイン扮するヴェーンカテーシュワラ神なのですが、1500年頃ティルマラに巡礼にやって来て、この神様に帰依したハティーラーム・バーワージーという人の生涯を描いた作品のようです。最近では珍しい、正統派神話映画の模様。ヴェーンカテーシュワラ神って何?と思われた方は、ぜひこの機会に、南インドで絶大な人気があるこの神様のことを知って下さいね。予告編を付けておきます。

Om Namo Venkatesaya Theatrical Trailer | Nagarjuna, Anushka, Pragya, Jagapathi Babu | #ONVTrailer

予告編で面白いのは、ハティーラーム・バーワージーとヴェーンカテーシュワラ神がインド式すごろくをしているシーンがあること。Periploさんの解説によると、「バーワージーは、信仰の篤さのあまり、寺院に隣接する洞窟に住み着いてしまう。彼を嘉したヴェーンカテーシュワラ神は、夜毎に至聖所から抜け出し、バーワージーを相手に双六を楽しむ。ある日、神は腕から外した宝飾品をバーワージーの元に置き忘れる。もとより彼を快く思っていなかった寺院付きの僧侶たちは、バーワージーを盗人としてラージャーに引き渡す。ラージャーは彼に過酷で不思議な刑罰を科すが、ヴェーンカテーシュワラ神の助けでバーワージーの無罪は証明され、彼は聖人と敬われるようになる」というエピソードが伝えられているのだそうです。間もなくPeriploさんのサイトに詳しい解説がアップされると思うので、こちらをチェックしていて下さいね。


 


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