アジア映画巡礼

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スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅳ期<2>「衣服を知る!」開催日追加

2019-12-10 | インド映画

以前にもお知らせした「スペース・アーナンディ/インド映画連続講座」第Ⅳ期<2>「衣服を知る!」の開催日が増えました。今週の土曜日が1回目で、2回目を1月18日(土)に予定していたのですが、さらにご要望があったため、2月15日(土)にも3回目を追加開催することにしたものです。以下にご案内を載せておきます。

スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅳ期
「映画で知る! インド人の生活」
<第2回>衣服を知る!~衣服のTPOと意味

 スペース・アーナンディでは、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」を開催中ですが、第Ⅳ期は「映画で知る! インド人の生活」と題して、現在のインドの生活がよくわかるパートを映画から拾ってみようと思います。映画はフィクションですが、多くが現実をもとに作られており、今のインド人のライフスタイルや考え方が映画に色濃く反映されています。実際には「お邪魔しま~す」とずかずか入り込むのが難しい場所でも、映画なら見せてくれるシーンも多く、インド人の生活の一端を知るには、映画は最適のツールです。
 今回取り上げるのは「衣服」。インド人は今でも、民族衣装をよく着ます。それはどんな時に? 着るのはどんな人が? そしてどんな民族衣装を? インドでも、都会では男女ともに洋服が日常着になりつつありますが、それでも民族衣装を着る割合の高い場所や場合も多く、映画の中にもそれが反映されています。また、ある記号性を持った衣服--例えば、イスラーム教徒男性のイスラム帽、女性のブルカー、そして男性がまとうサリーなど、何か意味を表すものもあります。結婚衣装も、宗教や地方で様々に違いがあるなど衣服は実に雄弁です。それがわかる実例を様々な作品から取り上げて見ていく予定ですが、衣服の知識は、次にインド映画をご覧になる時の大きな助けになることと思います。
 なお、メインの講座と抱き合わせで開催してきた「映画で学ぶヒンディー語塾」では、実際に映画で使われた会話を学びます。ほんの1、2分の会話ですが、今回は『PK/ピーケイ』から。ヒンディー語が初めての方でも大丈夫、カタカナ書きが付いているので、その通り読めば意味が通じてしまいます。30分間の濃密なヒンディー語学習体験をどうぞ。

 日時:2019年 12月14日(土) 15:00~17:30 ~予約受付中、残席わずか
    2020年1月18日(土) 15:00~17:30 ~満席、キャンセル待ち
         2月15日(土) 15:00~17:30 ~予約受付中
 場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停18分>下車1分)
 定員:20名
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
 講師:松岡 環(まつおか たまき)
ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。
皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。(松岡 環)

[講師紹介]
1949年兵庫県生まれ。大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』『パッドマン 5億人の女性を救った男』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」「インド映画完全ガイド」等。

今週土曜日の回では、クリスマス・プレゼントも考慮中。ボリウッド映画ポスターやプレス、「衣服」にちなんだ小物などをご用意する予定ですので、ご予約下さった方は楽しみになさっていて下さい。1月と2月は、お年玉配布予定です。皆様のお越しをお待ちしています! なお、この講座は3月はお休みで、4月からまた再開する予定です。年明けには4月の予定をアップしますので、しばらくお待ちくださいね。



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